第191回 定例会 レポート 超高齢化社会体験ゲーム『コミュニティコーピング』を通して社会的処方とファシリテーションを考えよう!東北支部

2025年3月 東北支部定例会・レポート
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■テーマ
超高齢化社会体験ゲーム『コミュニティコーピング』を通して社会的処方とファシリテーションを考えよう!

日時
2025年3月2日(13:30~17:00

■会場
トークネットホール(仙台市民会館) 第3会議室 

■ねらい
「社会的孤立」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
今回の定例会では「社会的処方」という、"孤立"という病を地域の繋がりで治す方法に着目します!
人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲーム『コミュニティコーピング』を通して、社会的処方とファシリテーションを考えます。
まずはゲームを楽しく体験し、その後のグループワークでゲームをふりかえりながら社会的処方とファシリテーションについて対話をします。

■話題提供者
ささき わかな (FAJ会員/東北支部副支部長)

■企画運営メンバー
かよ

■参加者
12名(会員9名+一般1名)+話題提供・企画メンバー(2名)合計12名

■当日の流れ
・オープニング・概要説明
・自己紹介
・コミュニティコーピング体験
・ふりかえり
・エンディング

■当日の様子  
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■参加者の声(一部抜粋)
・初めてのゲームで、緊張したけど、楽しかった!
・高齢化社会が抱える問題を身近なものとしてイメージすることができて良かったです。
・超高齢化社会の課題提起としては難易度が高いぐらいでちょうど良いと思いました。
・自助についてとても考えさせられました。
・ゲームを通じて、参加者の皆さんと交流ができてよかった など。

■話題提供者コメント
<わかな>
数年前の関西支部の定例会でコミュニティコーピングに出会い、難しい社会問題をゲームで考えることができることに魅力を感じ認定ファシリテーターを取得しました。今回自分が所属する東北支部で体験会を開催できたことをとても嬉しく思います。
東北は都道府県別の高齢化率ランキングで6県中4県が10位以内という高齢化率が高い地域ですが、コミュニティコーピングの認定ファシリテーターも少ないためまだまだ認知度が低いと感じています。その中で今回FAJの定例会として体験会を実施し、専門職以外の職種の方にも超高齢化社会の問題提起のきっかけを提供できたのではないかと思います。
今回のふりかえりの際、「ファシリテーションの力で何ができるか」という問いを投げかけさせていただきましたが、こういったことをみんなで対話して考えていけるような場づくりもファシリテーターの大切な役割だと思います。参加者のみなさんのおかげで私自身も学びを得られた定例会になりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

■担当者コメント
<かよ>
今回初めて、コミュニティコーピングゲームを体験させていただきました。高齢化社会と言われながらも、自分の親や姑の介護にとどまり、広い意味での高齢化社会を疑似体験できたことはとても学びの多い時間でした。急遽、話題提供者として登壇いただいた、わかなちゃん、ありがとうございました。定期的に開催してほしいというアンケートのご意見もありましたので、来年度もどこかに計画できたら良いかと思います。参加者の皆さん、ありがとうございました。