■テーマ
『ここから始める「ファシリテーション・グラフィック」~基本を身に着けよう、ファシグラ入門~ 』
■日時
2018年8月4日(土) 13:00~17:00
■会場
仙台市戦災復興記念館 4階第2会議室
■ねらい
『議論を「見える化」する技法』と言われる「ファシリテーション・グラフィック」略して「ファシグラ」。
その基本を、『ファシリテーション・グラフィック(日経新聞出版社)』の著者は 「ファシリテーション・グラフィックは、アート(芸術)ではない、スキル(技術)である」と言っている。
スキルだから、「ファシグラ」は訓練すれば誰でも身に着けられる。
その基本を知っていればファシグラの上達速度も違う。
同書をを参考に、「基本から学ぶ」ことをねらいとした。
■参加者
担当3名+参加者20名 (会員17名、非会員6名)
<当日の流れ>
◎オープニング
◎アイスブレイク
①バースデーライン(グルーピング)
「ファシグラ力」(聴く力、描く力、構造化力)で、4人グループ。
②自己紹介
ファシグラを使って何をしたいのか?、今日の自分のゴールを共有
③グループ名を付ける。
【基本編】
●グループワーク1
・問い「ファシグラのメリットは何か?」
・1人目のファシリテーター&グラフィッカー
◎レクチャー1
・ファシグラのメリット、4つのステップ
・レイアウトと3つのフレーム
●グループワーク2
・問い「ファシグラをもっとよくするためには?」
良かったところは?、改善するとすればどこ?
・2人目のファシリテーター&グラフィッカー
◎休憩
【技術編】
◎レクチャー2
・描き方の基本。(ペンの持ち方、文字の書き方、線の引き方など)
・イラストの描き方。
●個人ワーク
・実際に描いてみる!、縦は太く、横は細く。
・聞き取りミニテスト。(単語編、文章要約編)
・表情は「眉毛・目・口」がポイント。
【実践編】
●グループワーク3
・話し合いを描いてみよう(1)
・3つのお題から、1つを選んで話し合う。
・3人目のファシリテーター&グラフィッカー
①2020年、東北の祭りに来る人をもっと増やすためにはどうすればよいか?
②今年のような酷暑が続く中、どのようなことをすればよいか?
③子供たちがファシリテーションの学ぶためにはどうすればよいか?
●グループワーク4
・話し合いを描いてみよう(2)
・4人目のファシリテーター&グラフィッカー
◎グループでふりかえり
・今日最初に自己採点した「ファシグラ力」は変化したか?
・今後ファシグラを各ときに気を付けようと思ったことは何?
◎クロージング
<アンケート抜粋>
「1人で本を参考にするより、皆でやってみるのが良かった」
「実践でやれたこと、体験することで理解が深まるし、実感できた」
「言葉のコミュニケーションだけではなく、紙に書いて文字化するのが大切なことが学べた」
「まずやってみる事がよかったです」
「ファシグラの講習会は意外と少ないので、今日は勉強になった」
「グループワークで大きな用紙に沢山のテーマを描く実践ができて楽しく学べた」
<担当者の感想>
・参加者も多くて、ファシグラを学ぶ機会のニーズが高いこと、また、なかなかホワイトボードや大きな紙に実際に描く機会がないことを再認識しました。「裏を使って練習しよう」と皆さんが模造紙を持ち帰ったのでとても頼もしく感じました。(かべ)