第179回 定例会 レポート その言葉、大丈夫? 会話に潜むメッセージ 〜日常の中にあるマイクロアグレッション〜東北支部

■テーマ
その言葉、大丈夫?会話に潜むメッセージにある
マイクロアグレッションに対処する

■日時
2024年16日(土) 13:0017:00

■会場
PARM-CITY131 貸会議室 ANNEX 多目的ホール

■ねらい
日常で起こりやすいマイクロアグレッション(自覚なき差別)をテーマに、職場や日常の関係性を改善するための対処、手法を学ぶ

■話題提供者
荒金雅子さん 
  FAJフェロー 関西支部
  株式会社クオリア代表取締役
  IAF(国際ファシリテーターズ協会)認定プロフェッショナルファシリテーター

■企画メンバー
わかな、ゆっきー

■参加者
16名(会員11+一般5名)+企画メンバー(1名)合計17

■当日の流れ
12:30~受付
13:00~ オープニング
13:10~ チェックイン 「自己紹介・私たちの違いと共通点を探そう」
13:35~ マイクロアグレッションってなんだろう?
     Work1 「身近なマイクロアグレッションを考えてみよう」
14:40~ マイクロアグレッションはなぜおこる? 
     Work2 「新聞紙をゴミ箱に捨ててみよう」
15:10~ マイクロアグレッションの対処法
     Work3 「マイクロアグレッション、あなたはどう対処する?」
16:40~ チェックアウト
     「明日からどうする?」
17:00~ エンディング
          
■当日の様子
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■参加者の声(一部抜粋)
・人を傷つけないことは 戦争を防ぐことにも繋がるので、新年早々から内容が良かったです。
・対話の時間をたくさん設けて下さった、
・荒金さんのインストラクションが明確で分かりやすかった
・マイクロアグレッションは初めて知った言葉でしたが、ワークを通じ、とてもよく理解できました。当事者としてはMAを受ける事に鈍感になっている事、どちらかと言えば行為者であるので意識することが大切と認識する事ができました。
・講師の分かりやすい解説、適度な対話の時間。ものすごく勉強になりました。
・アンコンシャスバイアスについては、見聞きすることが増えてきたが、マイクロアグレッションは初めて知り、「社会をより良くするために」必要なことだと感じたため。
・新しい知識を得られ、自分にはない視点を知ることで気付きがあった。
・マイクロアグレッションという概念を知れた事。それが自分の身の回りにたくさんあり、言い回しには気をつけたいなと思えたこと。

■担当者コメント
ゆっきー
ダイバーシティ社会への実現に向けてさらに"じぶんごと"と捉えていきたいとの思いで今回はマイクロアグレッションをテーマに開催いたしました。日常では潜在している意識をグループワークで言語化しながら顕在化することによって無意識の差別に気づき次の行動ができることを体験出来ました。そしてダイバーシティとファシリテーションは、組織やグループ内の効果的なコミュニケーションと協力を促進する上で非常に重要な要素であることも再認識できました。日常でもマイクロアグレッションに気づけるアンテナをはっていきたいと思います。

わかな
残念ながら当日の参加は叶いませんでしたが、企画や準備の打ち合わせの中でも勉強になることが多く、今回の定例会に関わることができて良かったです。参加いただいた方々からも好評で第二弾の要望もあるので、ぜひまた継続した学びの機会を企画できればと思います。