■テーマ:
組織変革とAI(Appreciative Inquiry アプリシエイティブ・インクワイアリー)
AIは、新たな組織変革のモデルです。
今回は、AIという方法を通して、私たちが集うテーマ「ファシリテーション」と「ファシリテーションによるチームや組織の活性化」を考えました。
AIは、ファシリテーションの活用で、内在する「強み」「潜在力」を引きだすことができます。 マイナス面を対処療法でゼロにするだけではなく、想定した期待値を上回る成果も実現可能といわれています。
>>開催の概要
■日時:2010年3月6日(土)13:30〜18:00
■会場:榴ヶ岡市民センター「第一会議室」
■参加者:20名
■担当:香取(FAJ東京支部)、笹田・佐竹・遠藤(FAJ仙台サロン )
>>プログラム
<オープニング>
1.開催の挨拶
2.仙台サロンと日本ファシリテーション協会の紹介
3.メインファシリテーター紹介
<AIワークショップ>
4.メインファシリテーター自己紹介
5.進行について説明:イントロダクション
6.ペアインタビュー
二人組みになりインタビューし、メモを取った。
7.ストーリーの共有
グループで、インタビューした内容をストーリー仕立てにして、
他己紹介。グループ内で全員が話した。
その際、感銘を受けた事を、付箋紙にメモしておく。
参加者全員で、グループから代表して1人のストーリーを聴いた。
8.ポジティブ・コアマップの作成
個人や組織が最高のパフォーマンスを発揮することを
可能にしている強みや価値を「ポジティブコア」という。
参加者のストーリーを聞いて感じた、強みや価値を
付箋紙に書き出しグループ内で発表し、
共通すること、何か浮かび上がってくるものを探した。
浮かび上がってくるものをあらわすメタファーを探した。
浮かび上がったメタファーとこれまで書いた付箋紙を活かし、
絵や図に描き、メタファーをストーリー化した。
9.ポジティブ・コアマップの発表
描いたポジティブ・コアマップをメタファーの理由などを含めて発表した。
チーム1 <ギフト take&take>
チーム2 <映画のドラえもん>
チーム3 <たんぽぽ>
10.AIについての解説と質疑応答
AIは、物事の本来持っている本当の価値や、
今生まれてこようとしている未来の可能性に着目して、
その未来に向けた問いを通じて、
新たな未来を探求するという考え方である。
AIは、Appreciative<価値を認め高める>部分と、
Inquiry<質問し、探求する>部分から成り立っている。
物事へのアプローチの方法としては、
問題を特定し解決方法を検討し、実施していく<問題解決アプローチ>と
今ある価値や可能性を探求していく<ポジティブアプローチ(AI)>がある。
AIは、4つのサイクルから成り立っている。
今回は、その1段階を体験した。
第1段階:ディスカバリー
第2段階:ドリーム
第3段階:デザイン
第4段階:ディスティニー
大切な点は、第一段階の前の肯定的なテーマを選定する点である。
<最後に>
11.今回の例会とテーマについて担当者よりひと言
<担当者感想>
以上