第31回「ファシリテーションはじめのい〜っぽ@仙台 2010年10月東北支部

■テーマ:ファシリテーションはじめのい〜っぽ@仙台

全員がファシリテーションを体験できる東京支部のプログラム「はじめのい〜っぽ」をほぼそのまま実施した。

>>開催の概要
■日時:2010年10月2日(土)13:15〜17:45
■会場:仙台市民会館 第3会議室
■参加者:15名
■担当:野口泰助、中嶋雅昭(仙台サロン)

>>プログラム
1.オープニング
ファシリテーション協会の紹介並びに今回のプログラムの内容・目的説明
2.アイスブレイク1 「探せ、共通点」
「部屋を動き回り、誰かに声をかけ共通点をみつけるまで話す。3分間で、なるべく多くの人と話せた人の勝ちというもの。」
3.アイスブレイク2 「自己紹介」
A4用紙を使ってグループごとに自己紹介(誕生日の月日、今日の気分を色で例える、自分の長所、今日の目的)の4項目を紹介
4.ファシリテーションを実践するワーク
(1)タイムスケジュール
「作戦タイム(5分)、議論(20分)、振り返り(10分)」×4回
(2)課題
1・2回 : 共通テーマ「祭りで出店する屋台を検討する」
※小休憩をはさみ席替を実施
3・4回 : テーマを選択。
テーマは下記の通り
? 日本人を理解してもらうための発表を考える
? 仙台サロン秋合宿での内容・目的を考える
? 町内会長が外国人でも良いかどうかを考える。

「日本人を理解してもらうための発表を考える」というものを2グループが選択
「合宿でのテーマを考える」というものを1グループが選択

(3)グループメンバー
「4名+フィードバッカー1名」×3グループ

5.ふり返り
グループごとに振り返り、続いて皆で輪になって全体振り返り。


6.茶話会

【ワークショップに参加しての感想、気づいたこと、学んだこと】
○今回、作戦会議の重要性を特に感じた。ただやるのではなく、打ち合わせを行なって行なうが必要。
○フィードバッカーのコメントは視点が違いとても参考になり、フィードバッカーからフィードバックを受けられたことが良かった。
○壮大なテーマでどうなることと思ったが、こんなに短い時間でも結論に至り驚いた。
○今回、初めてファシリテーターを体験できたことが良かった。
○「はじめのいっぽ」に初めて参加したが、こんなに面白いと思わなかった。
○すごく集中して疲れたが、参加して良かった。

【担当者コメント】
中嶋:今回は、フィードバックの難しさを特に感じました。東京支部のプログラムした「はじめのいっぽ」は、とても良くできたプログラムだと思いました。

野口:比較的少人数だったので、アットホームな感じでワークショップを体験することができてよかったと思います。本体ワークではいかにシンプルで参加者が考えやすい問いをたてるかといった事が
重要であると同時に参加者を信じて問いをたてることもまた重要だと感じました。