■テーマ:テーマ 【やるぞ!東北!アイデア会議! 〜復興プランを我々で考えよう〜】
■コンセプト:「考える・つながる・ひろがる」
3.11震災から、3カ月後の6.11
この東北のアイデンティティーを取り戻す為、一人ひとりがキーマンとなりましょー!
まずは東北に住む我々が「できる事」「やりたい事」「やらねばならない事」を
ジャンジャン出して、ファシリテーションによる可能性を見つけ、
さらには、ファシリテーションの向こう側まで探しましょー!
はじめて参加する方からベテランまで、まさにファシテーションの醍醐味を体感!
>>開催の概要
■日時:2011年6月11日(土)13時〜17時
■会場:宮城県婦人会館 / 宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地(宮城県公文書館3F) http://www.fujin-kaikan.or.jp/
■参加者:19名
■担当: 佐々木康二・渡辺達美(東北スクエア)
>>プログラム
1.挨拶・趣旨説明・FAJ紹介
2.コンセプトと今日の流れ
→簡単な視覚ゲーム
3.レクチャーとワークショップ、セミナーのねらい
4.作品を作る
→意識統一の大切さ
→言葉で伝えた条件をもとにイラストを描き、表現が違う事を認識する
5.成果を生むポイント、グループワークのポイント
6.グループワーク0(自己紹介・雑談)
7.グループワーク1(職種別復興プラン検討)
→色々な職種から見た復興プランのアイデアをどんどん出していく。
職種ジャンル:行政/NPO/IT/農業/環境など
8.整理分類・チーム名命名・発表練習
→発表の段取りや練習の時間を少しだけ取り、話す順番やポイントを絞る
9.グループ毎に発表
休憩
10.ファシリテーションとファシリテーター
→概念の説明
11.グループワーク2(地理別復興プラン検討)
→今度は、沿岸部・平野部(農村)・平野部(都市)・山間部の4つの地形条件から
復興プランのアイデアを出していく。
12.整理分類・発表練習・発表
13.グループワーク3(恩返しプラン検討)
→最後のワークは、数年後復興に見通しがついたころ、支援していただいた方々にどんな恩返しができるかアイデアを出していく。
14.締めくくり・成果確認・ふりかえり
<参加者ふりかえりより>
宮城の参加者が多かったが、皆さん地元への愛着が強く、何とかしたいという気持ちを共有できたのが良かった。復興までのプロセスは長いけども、やはり経済活動や雇用につながる動きをしなければ本当の復興とは言えないと感じている。元気な人間がそのようなアクションを起こし、東北のポテンシャルを全国に発信していかなければいけないと感じた。(NPO女性)問いがポイントだと思った。
9.今回の例会担当者の感想や気付き
<担当者感想>
- 企画にあたり時間的にはタイトであったが、チラシを作成しアナログで参加者を募集したり、プログラム構成よりも溜まっている気持ちや考えをはきだしつなげる作業に重点をおいたりと、通常の例会では取り上げないポイントが実施できよい経験となった。また、活発な意見やアイデアのリンク、更には実効性のあるプランがいくつもあり、成果も沢山生まれた。企画時には少し遠く感じていた「恩返しプラン」も思いのほか好評で、このワークがあったおかげで温かい雰囲気がつくれた。一緒に企画と運営を行ったメンバーにも感謝し、忙しいなか参加してくれた皆さんに感謝したい。(佐々木)
- グループワークを職種別と地域別の2通りで実施することについては、どのように展開するのか不安もあったが、実際にやってみると、参加者の皆さんが、視点を変えて意見交換することを、楽しんでいたようでよかったと思う。(渡辺)