第63回「人間関係を「見える化」すると何がみえる!?〜人間関係ファシリテーション〜」(2013年8月)東北支部

 
>>テーマ
「人間関係を「見える化」すると何がみえる!?〜人間関係ファシリテーション〜」

ゴール
グループ活動における人間関係を「見える化」することによって,グループの中での自分の姿を知り,より良い他者との関わり方のヒントを得ている。

>>開催の概要
 ■日時: 2013年8月10日(土)13:00~17:00
 ■会場: 仙台市市民活動サポートセンター セミナーホール
  ■参加者:27名(会員21名,非会員6名)
 ■例会担当者:渡辺達美,佐久田優子,松村尚彦(東北スクエア)

>>プログラム
 
1.挨拶とFAJの紹介
 
2.本日の例会の目的の説明
 
3.自己紹介
 
4.アイスブレーク
   カウント21,人間知恵の輪
 
5.見える化(その1)
アイスブレークまでのグループ活動を通して,自分のタイプについての見方と他のメンバーの見方を比較する。
   (休憩)
 
6.ワーク「宝探しゲーム」
 ①ねらいと進め方の説明
グループ内で,グループ間で起こるグループ・ダイナミクス(葛藤,競争,協同など)を体験し,そこで自分と他者が果たしていた役割や関係性に気づく。
 ②グループワーク
   各グループが宝探しの鉱区を掘り出して,自分のグループが最高点をとり,かつ,全体の得点合計もできだけ高い点数をとるようにする。
 ③得点発表と「鉱区」の公開
 ④振り返り(個人)
   自己評価の貢献度や誰の言動が影響を与えたか等について。
    (休憩)
 ⑤メンバー相互の影響関係図での振り返り
   矢印でメンバー相互の影響関係図を作成,自己評価の貢献度との比較(見える化その2)。
 
7.ワーク「サッカー日本代表」(見える化その3)
 ①ねらいと進め方の説明
   これまで体験してきたグループ・ダイナミクスを振り返り,そこで他者から見て自分がどう映っていたのかを知り,他者とのより良い関わり方のヒントを得ている。
 ②個人ワーク
   グループをサッカ−チームに例えた場合の各メンバーの役割。
 ③グループ一覧表作り
 ④話し合い
 
8.「ありがとうメッセージ」交換

>>例会担当者の感想
 
・事前の打ち合わせや本番を通して,ワークショップの組み立て方について学ばせていただきました。広い会場を有効に使えたのも良かったです。宝探しゲームのワークでは,途中で得点の計算を誤り,混乱させて申し訳ない。(なべ)
 
・今回例会初担当でわからないことだらけの中、宝探しのワークではメインファシリテーターをやらせていただき、参加された皆さんから多くの学びをいただきました。これから少しずつでも成長できるように頑張ります。(ゆん)
 
・他者から自分がどう見えているのか?これを知るには他者からの上手なフィードバックが必要です。ただ直接フィードバックするのは難しいもの。そこで今回は人間関係の「見える化」によってフィードバックできるように工夫してみました。これからもこの「見える化」の工夫を色々考えていきたいと思います。(まっちゃん)