第66回本当の”地上戦”の話し合いとは? 〜地上戦の「じぇじぇじぇ」(新発見)を探しに行こう!?(2013年11月)東北支部

>>テーマ
本当の”地上戦”の話し合いとは?
〜地上戦の「じぇじぇじぇ」(新発見)を探しに行こう!?
 
>>ゴール
本当の“地上戦”の話し合いの本質について,”空中戦””地上戦”の話し合い体験を通して,参加者自身が気づきを得たり,再確認する。

>>開催の概要
■日時:2013年11月9日(土)13:00〜17:30
■会場:仙台市市民活動サポートセンター研修室5
■参加者:22名(会員14名,非会員5名,担当3名)
■例会担当者:石出真実,壁谷雄一、本間芳典(FAJ東北スクエア)

>>プログラム

1.例会担当者とFAJの紹介

2.レクチャー 振り返りの振り返りについて

3.話し合い① ”空中戦” 40分
 意図的にアイスブレイクは設けず,集合時に座ったグループで話し合いを始める。時間内に結論を出してもらう。話し合いの条件は,議論は書かないようにすることのみ。テーマを3つ設けており,グループで選んでもらう。
 
4.話し合いの振り返り① 20分

5.話し合い② ”地上戦” 40分
 前半と同じグループで話し合いを始める。時間内に結論を出してもらう。話し合いの道具として,付箋,模造紙,プロッキー,テープ,シール等を用いても良い。話し合い①と同じテーマを設けており,グループで選んでもらう。話し合い①と同じテーマでも,変えても構わない。

6.話し合いの振り返り② 20分

7.分析 20分
 「話し合い①と話し合い②の違いは?それはなぜか」を深めるために,グループで話し合う。

8.概念化 40分
 参加者が本当の”地上戦”の話し合いについて気づいたことなどを踏まえ,実践で使える教訓や法則に関してグループで共有してもらう。その後,参加者自身が心がけたいこと,行動指針を紙に書き出す。書き出したことを壁に貼りだし,全員で共有する。

9.クロージング 15分 
 この例会やプログラム構成の意図についてレクする。

>>例会担当者の感想

・初めてプログラムデザインにもかかわり、話し合いに何が必要なのか、それがファシリテーションの要素のどの部分なのか、他メンバーとの対話を通して考えが深まりました。”地上戦”を捉え直すコンセプトの企画から実施、振り返りまで終始ワクワクさせていただきました!(石出)

・何も書かないで話し合うのが「空中戦」という仮説で、担当者として目論んでいたのですが、参 
 加者のみなさんは真剣に相手の話を聞くモードになっていていい対話になっていたようです。逆 
 にツールを使った「地上戦?」の方が話し合いがうまくいかなかったのが、新しい気づきにな
 りました。本当にファシリテーションって、奥が深いものですね(壁谷)

・空中戦と地上戦の個別の体験から、地上戦には何があるのか?を体験学習モデルを廻して・・・というプログラムにしました。壁谷さんの感想にもある目論見の外れと、体験学習モデルのフェーズを意識して実施してもらうところ(指摘し合うところが分析になっていたり。分析の時点で概念化になっていたり)の難しさを感じました(よっしー)。