第62回「実践!「音楽」から深める「ファシリテーション」〜「私」×「音楽」×「?」=「!」〜」 (2013年7月)東北支部

 >>テーマ
「実践!「音楽」から深める「ファシリテーション」〜「私」×「音楽」×「?」=「!」〜」
 
音楽をテーマの中心に置いて、音楽から「私」「参加者」の関係性を深め、音楽から、ファシリテーションのスキルを実践しながら、音楽から、そこで何が「?」起こり、何が生まれるのか「?」そして、参加者のみなさんが現場での実践に「!」となるような、ファシリテーションを深める場として本例会を開催しました。
 
>>目的
物事には様々な見方があり、それを認識して受け入れることで考えが深まる。
音楽の魅力、相手の魅力、自分の魅力を再発見する。
FAJのエンジンモデルのエンジンを回していくエネルギーを増幅させる。
 
>>ゴール
今日の気付きを活かそうと思い、何かをしたくなっている。
 
>>開催の概要
・日 時: 2013年7月13日(土) 13:00〜17:30(受付12:30)
・会 場: 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)603小会議室
・参加者: 16名 会員11名 非会員5名
・例会担当者:壁谷雄一(かべちゃん)、本間芳典(よっしー)、小野浩二(こーじ)、佐藤慎哉(しん)(以上、東北スクエア)
 
>>プログラム
【チェックイン】(15分)(よっしー&しん)
・オリエンテーション、FAJの紹介
・例会担当者の紹介
・例会の狙い、スケジュール
 
【アイスブレイク】(15分)(よっしー)
・グループ編成
・擬音
 擬音をA4の紙に記入し、グループのメンバーがイメージを話し合う。
 
【対話】(かべちゃん)(50分)
・問1:「私を○○にしてくれる曲」
・目的:
 いろんな音楽、いろんな作用があることに気づく。
 傾聴、プレゼンスキル、自己開示、他者理解ラポール・チームの形成。
・対話1(30分)
 問に対して予め用意しておいた曲を披露し合い、なぜその曲なのか背景を語り合う。
・対話2(20分)
 対話1に対するフィードバック。内容、話し方など素直に話し合う。
 
【休憩】(10分)
 
【発散と合意形成】(かべちゃん)(140分)
・問2:「私のおすすめの曲」
・目的:
 発散と収束(合意形成)の体験をすることで、ファシリテーションを感じる。
 そのプロセスを共有することでさらなるチームの形成を体験する。
・即興プレゼンテーション1(10分)
 問2に対して予め用意していた曲を他者に紹介するための準備を行う。
・即興プレゼンテーション2(30分)
 グループメンバーに対して曲を紹介する。
・合意形成(60分)
 グループメンバーの持ち寄った曲の中から、グループとして参加者全員へプレゼンする1曲を決定する。
 その際、全員が納得する形での合意形成を目指す。その曲の一番の魅力を伝えるようにプレゼンテーションの準備をする。
・成果発表(30分)
 曲提供者以外の人がグループに残り、グループ間回遊方式で紹介する。10分×2回。
 それぞれ元のグループに戻って、もう一度プレゼンテーションを行う。
 
【振り返り】(こーじ)(40分)
・グループ内振り返り1(20分)
 グループごとに振り返りを行う。気づき、感想などについて共有する。
・グループ内振り返り2(20分)
 本日の気付きをどのように活かしていくか。
 今日をキッカケに明日から何をしていくか。
 
【チェックアウト】(10分)(こーじ)
・本日のねらい
・担当者のお薦めの曲の紹介
 
【クロージング】
・次回例会の紹介
・泡会の案内
・アンケート
 
>>例会担当者の感想
・実は、一から例会の企画をするのが初めての体験でした。男組のメンバーでサポセンでがっぷり四つの深ーい対話を繰り返して充実していくことが実感できました。他のメンバーのすごさを実感した次第です。また、例会担当の予想を裏切って、非常に面白い曲を持ち寄ってくださった、例会参加者の皆さんのすばらしさに感動しました。本当にありがとうございました。(かべちゃん)
 
・音楽という個人の嗜好が入る題材のプログラムは、非常に不安がありましたが、音楽だからこそ、自己開示、想い、共感、多様性を認めるなど、ファシリテーションにぴったりマッチングできた結果になりました。参加者の皆さんのフィードバックは好意的で、男組でいちから作ったプログラムに満足です(よっしー)
 
・今回の例会では自分たちの活動の目的やコンセプトをしっかり理解して、その想いを練り合わせ、忠実に組み立てていくことができたと思います。今回のような例会を常に作り上げていきたいと思いました。(しん)