★Faj富山サロン 2021年4月 例会レポート★富山サロン

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★Faj富山サロン 2021年4月例会レポート
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◆開催概要・開催日時2021年4月3日(土)13:30~16:30
・zoom開催
・例会担当(MF):さとっぺ(佐藤重範)
・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数18名(一般4名、会員14名)

◆テーマ(案内文)

『 正しい意思決定のために必要なもの 〜クリシンの有効性に迫る〜 』

人は、時に誤った判断(意思決定)をしてしまうことがあります。
なぜ、誤った判断をしてしまうのでしょうか、その理由に気づくことができれば、誤った判断を減らすことができるはずです。
今回は、無意識に判断してしまう認知バイアスについて理解を深め、正しく推論する力であるクリティカルシンキング(批判的思考:クリシン)の有効性について皆さんと考えてみたいと思います。

今日のランチは、ラーメンにするか、カレーにするか。
上司の指示に素直に従うか、従わないか。
この人の意見に賛成するか、しないか。

毎日が、意思決定の連続です。楽しく話し合いましょう。
皆さんのご参加お待ちしています。

◆当日の進行内容
・MF自己紹介 ,例会の趣旨説明,グランドルール説明
・アイスブレイク:4人ずつブレイクアウトに分かれて自己紹介(お名前、お住まい、参加理由、判断を誤った経験)
・個人ワーク(かんがえてみよう!):20分、個人で4つの問題を考え、答えをチャットに書き、全員で共有する。
・ヒューリステック、認知バイアス、フレーミング効果についての説明
・「錯思コレクション100」の紹介
・ペアワーク:10分、ここまで聞いて感じたことを自由に話す。
・休憩10分
・クリティカルシンキングとメタ認知の説明
・個人ワークとスキーマについての説明
・グループワーク:20分、【問い】もしもクリティカルに考えることができなかった場合、どのような問題が起きると思いますか。 身のまわりの様々な場面を想定して、 個人レベル、社会的レベルで生じる問題を考えてみましょう。【役割分担】ファシリテーター,板書,発表者,タイムキーパー
・全体で振り返り:15分 、一人一言ずつ、感想や気づきを述べる。

◆参加者の声(アンケート結果から)
【参加して印象に残ったこと】
・クリティカルシンキングは、双方の思考に目を向けることが大切であることが分かったこと
・さとっぺが放送大学で学びたてのことを、一生懸命共有しようとしているところ。
・クリティカル思考について改めて考えることができたこと。
・クリティカルシンキング、バイアスなど今まで曖昧に理解していたので、どのようなものかは分かった(気がする)
・参加者とシェアしながらクリシンについて深めらえたこと。
・自分自身のクリティカルシンキングについて振り返る機会ができて良かったです。
・みなさん、高度な学習をしておられるなと思いました。
・アンコンシャスバイアスに通じると思いました。
・他県から来られた人が多く、グローバルな会だなと感じた。
・説明資料がよくできていて自分でも使いたいと思いました。
・クリティカルとヒューリスティックについて、自分なりに頭の整理ができた。
・ヒューリスティックやスキーマなどバイアスがかかる事で良し悪し出るけどうまく使うことで、最善の判断ができるようになるというのが印象に残った。
【参加して分かりづらかったこと】
・言葉が難しかったので、具体的な事例や活用例などがもっとあれば理解度が増したかもしれません。
・意思決定についてもっと触れた方が良かった。ヒューリスティックの必要性も丁寧に触れた方が、クリシンの意味が明確になります。クリシンはヒューリスティックの対峙概念ではないです。心理学の分野で対峙概念として使われているはアルゴリスティックです。
・最初に判断を間違えた事例を自己分析してみると、理解が深まったようにも思います。
・家の事情で部分さんかとなり、失礼しました。
・専門用語が多く、調べながらの参加になった。もう少し用語の説明があれば良かった。
・理解するのに時間が必要な用語もあり、咀嚼する時間があるとよいかもしれません。
・グループワークの課題が分かりにくかった "横文字が多かったので説明の時間は長くしてあったので、多少理解できました。 ヒューリスティック、スキーマ、フレーミングなど心理学用語が多く、参加には難しかったと思いました。
【今回学んだことをもとに、自分でやれること、これからやってみようと思うことは何でしょうか?】
・思考へのファシリテーター的アプローチ 認知バイアスがかかることを理解し、思い込みでの行動を減らす。
・発言する前にあるいは行動する前に、1分間立ち止まってから実行してみようと思いました。
・メリットの反対、リスクの反対など異なる視点で考えること 人間の意思決定についての理解を深めていくこと。
・日々の生活の中でクリティカルシンキングを実践していきたいと思います。
・経験値がまだまだ足りないと実感したので、積極的に参加したい。
・クリティカルシンキングを意識して使う機会をつくる クリティカルシンキングを意識して使っていきたい。
・クリシンを継続して仕事場(職員や児童)で関わるときに意識して使ってみようと思いました。
【その他、何でもご自由にお書きください】
・ありがとうございました。
・お疲れ様でした。スライドは整理されていて理解しやすかったです。

◆ファシリテーターの感想
・ヒューリスティック、スキーマ、フレーミングなど心理学用語が多く、参加者にはかなり難しかったと思います。 どんな順番で伝えればいいのか、説明の仕方にも、もっと工夫が必要だと感じました。
・新しいことを受け入れてみることが、自分自身の成長につながると思います。苦手なことてもチャレンジしてみる、すると以外にその良さに気づくことがあると思います。そんな良さを、また皆さんに伝えたいと思います。
ご参加頂き、ありがとうございました。
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