富山サロン第12回定例会−【サロンのこれからを考える】その2− 報告富山サロン

1.開催日時 2001年1月21日(日) 13:30〜16:30
2.開催場所 ウイングウイング高岡生涯学習センター 映像音楽体験室401
3.参加者数 6名
 柴田さん、竹田さん、輪島さん、矢野(好)さん、木津さん、川上
4.主な内容
  テーマ:「FAJ富山サロンのこれからを考える その2」
  担当F;木津 グラフィック;竹田・川上  全体運営担当(議事録作成):川上 
■プログラム内容
?これまでの活動を振り返る
?これからの議論のたたき台として、木津さんがサロンいいだしっぺとしての方向性の思いを語る
??の振り返りとたたき台を素材に、これからの活動の方向性を考える
?その活動に対して、運営スタッフとして関わることの合意を得る
■定例会の流れ
13:30  開会の挨拶
(1)アイスブレイク
・去年一年を振り返って、一文字で表現する
・今年一年に臨む思いを一文字で表す
(2)これまでの活動を振り返る
『Keep』うまくいって今後も継続したいこと
・記録と進行が別になっている
・人間関係のワークは、おもしろく実践型である
・KPTそのものをKEEPしていて効果的である
・体型だてたフレームワークがあるとモレない
・なごやかな雰囲気、場の作り方
・メーリングリストで参加の意志を発信している
・メーリングリストでの木津さんのコメントがいい
・参加費が安い
・紙に書いて貼ってあると助かる(途中から参加した時、前回休んだ時など)
・続き物でないので途中からでも参加できる
・今月のように月2回設定してあると参加しやすい(曜日が違うのでどちらかに参加できる可能性が大きい)
・まわりの人から、「それはKeep」「それはProblem」「それはTry」などと教えてもらえる
・中部フォーラムに参加できた(参加にあたり他の人に背中を押してもらった)
・フォーラムなどの情報を得ることができる
・女性や子供がいると雰囲気がよくなる
・自分と違う意見(価値観)が体験できる
・毎回新しいことに出会える
『Problem』:問題点
・遠いので大変
・新しいメンバーが入っていない
・時間が足りない
・時間が長い
・続いていない(バラバラ)
・中々来れない(仕事と競合する)
・イスを使いたい(健康上 腰が悪い人にとっては床にすわってやるのは苦痛)
・十分な準備ができない(時間・ネタ切れ)
・外でやった効果(ファシリテーションの実践例)を語る場がない
・問題発見の仕方が不十分(事例として見えていない)
『Try』
・テーマを出し合い、実際に抱える問題について話し合い、サロンとしての合意形成をする
・実践をして場数を増やす
・上記テーマを一般化する(ケースメソッド)
テーマとして、ファシリテーション導入の切り口、困ったちゃん対応など
・テーマを身近なものから選び、間口広い、敷居の低い場にする
・考えるためのスキルを身につけることができればいいのでは!
・どういう場合に使うのか体型化してみる(サンプル的に)
・F役として参加し易いあり方
・フレームワーク・やり方だけは予め決めておき、とにかくF役を体験していく
・グループ分けで、体験数を増やす(F役、グラフィッカー、タイムキーパーなど)

(3)みなさんの感想
・富山サロンを1年間続けてきて、成長してきた→今後について具体的な案が出てきた
・人の話をよく聴くことができた
・議論が紙になって出てくると面白い
・具体的な提案がイメージで伝わってきた
・話し合いのテーマは身近なことがいい

5.記録係(川上)のふり返り
 今回の話合いでは、「場数を増やす」「敷居を低く」がキーワードになっていたように思います。
ファシリテーションの技術を習得するには、一にも二にも「体験すること」が重要なので、今後は、みんなで「場数を増やす」定例会にしていってはどうか、という案がでました。
そして、話し合いのテーマは、ごく身近なテーマにすることにより、「敷居を低く」参加しやすい雰囲気にしていってはどうか、ということで、合意しました。
2月3日には、前回のメンバーと合流し、さらなるブラッシュアップができることを期待します。