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Faj富山サロン 2024年7月例会レポート
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◆開催概要
・テーマ:サミット宣言での「多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場」をつくるために、私たちはこれから何ができそうですか?
・開催期日:令和6年7月13日(土)13:30~16:50
・ファシリテーター:会場...tama(田村) オンライン...あゆびん(ひびのあゆみ)
・サポート:富山サロン運営委員
・参加人数:会場...8名(F含む) オンライン...6名
・案内文:https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/2024713/
◆進行概要 1 テーマ・設定の理由・ゴール
〇テーマ サミット宣言での「多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場」をつくるために、私たちはこれから何ができそうですか?
〇設定の理由
ファシリテーション・サミット富山2024開催がキッカケとなり、ウェルビーイング社会へ少しでも迫るよう、本大会のサミット宣言を活かしたいと願った。
サミット宣言:わたしたちファシリテーターは、ウェルビーイング社会実現のために様々な現場にかかわって、「多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場」を増やしていきます
〇ゴール
・「多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する」ことの再考ができる ・このような関係性を構築するため、自分が行うことを決めることができる
2 グランドルール
〇自ら場をあたためよう
〇アイディアを話そう
〇相手目線で話を最後まできこう
3 チェックイン
①本日、呼ばれたいお名前
②最近、幸せを感じた瞬間
※会場参加者→オンライン参加者の順で参加者全員に紹介
4 ファシリテーション・サミット富山2024の概要紹介
〇紹介者...富山サロン運営委員(サミット実行委員) ふなね(舟根)
〇パワーポイント資料作成者...富山サロン運営委員(サミット実行委員) マッツ(松尾)
5 情報提供
〇ウェルビーイングやサミット宣言、ウェルビーイングと多様性や寛容性の説明
〇サミット宣言の具現化のイメージの説明
6 課題意識の醸成
〇問い:「多様性があまりない場、寛容性が低い場」では、具体的にどのような問題が起きると思いますか。(3分間)
〇進め方
・グループになり、意見を5つ以上だし、会場参加者はA6用紙に記入(1つの意見で1枚)し掲示、オンライン参加者はスプレットシートに記入
・その意見をそれぞれが確認
7 情報提供
〇グループシンク、多様性のパラドックス、寛容性のパラドックスの説明
8 ワーク1
〇問い:ファシリテーターとして「その場で、多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する」ために、大切なことは何ですか。(20分間)
〇進め方
・作戦会議(ファシリテーターなどの役割決め、20分間の使い方の検討 等)
※別途5分間
・グループワーク
・会場、オンラインの順にグループワークの内容を参加者全員に紹介
9 ワーク2
〇問い:「多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場」づくりの阻害要因は、何だと思いますか。その阻害要因の解消に迫るための方策はどのようなモノがありますか。(20分間)
〇進め方
・作戦会議(ファシリテーターなどの役割決め、20分間の使い方の検討 等)
※別途5分間
・グループワーク
・会場、オンラインの順にグループワークの内容を参加者全員に紹介
10 振り返り
〇問い:ファシリテーターとしての自分がその場を<多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場>にするために何か1つ行うとしたら、何をおこないますか。(5分間)
〇進め方
・各自で考えて、言語化(A4用紙やスプレットシートに記入)
・本日の感想などを加え、会場、オンラインの順に各自が参加者全員に紹介
・サミット宣言具現化のイメージの確認
・ワーク終了後の今、参会者一人一人が本日のゴールへの到達度を確認
◆参会者の感想から(抜粋)
・サミット宣言の言葉を、あらためて考え直す機会が持ててよかった!
・ファシリテーションで押さえるべき点を再確認できた。
・多様性を認め合い、寛容性を高め合う関係性を構築する場づくりの阻害要因から方策を考えることができた。
・オンラインで参加しましたが、リアルの方の発表が少し聞き取れず、模造紙も画面では見えづらい印象を受けた。オンラインとリアルを交えて議論する場があるともっと良かったかもしれません。
・問いが類似しているような気がした。もう少し、違う角度からの問いでも良かったのではないか。
・ワークで「理想像→現状」と進んだが「現状→理想像」の方がよかったのではないか。
・多様性のある場で、その多様性を生かしていことは、本当に難しいテーマだと感じました。
・今回の定例会で、自分の課題が整理できたので、今後、実践の場で試してみようと思います。など
◆ファシリテーターより
・ファシリテーション・サミット富山2024の振返り例会ということで、会場とオンライン同時開催で実施。オンライン参加者を置いてきぼりにしないように努めたがまだ配慮がたらなかった。例えば、会場で作成した成果物(模造紙)のオンライン参加者への紹介に問題あり。カメラで写したが模造紙の写真を送った方がよかった。
・サミット宣言から「多様性・寛容性」に焦点をあてワークを組み立てた。「多様性・寛容性」とウェルビーイングやサミット宣言との乖離を懸念し関連をつけることに努めたが、参会者の感想や実施してみると不十分であった。
・サミット宣言の具現化を進め、ウェルビーイング社会へ少しでも迫りたいと考えている。
・全国各地から今回の例会に参加いただいた皆さまに感謝。
<(_ _)>