★Faj富山サロン (2011年7月)例会 議事録★富山サロン

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★Faj富山サロン 2011年7月例会の議事録★
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◆開催日時: 平成23年7月2日(土)13:30〜17:30
受付開始は,13:15〜
 
◆開催場所: 射水市小杉社会福祉会館 第1会議室
http://www.imizushakyo.jp/wcp/sisetuannai/kosugi.html
 
◆テーマ
・さて意見はいろいろ出てきた。ではこれらが表すことが何かを見つけよう!
 
◆ねらい
・様々な意見が集まったが,さてこれらは実は何を表しているのか?
そのまとめかた?そこで立ち止まった経験を思い出したりして考える。
 ・今回は、ファシリテーションの4つのスキルのうち「構造化のスキル」にフォーカスを当ててみる。
 ・集まった意見を分類して,組み合わせてみて,わかりやすいカタチにする。
自分たちでも,できそうな方法について発見,トライしてみる。
 
◆メインファシリテーター(MF):岸 靖久(きし やすひさ)
 
◆担当チーム
・寺田さん,門村さん,岸,塩谷さん(当日はお休み)
 
◆サポーターズ(当日の運営委員)
・油谷さん,内生蔵さん,藤田さん,平子さん,村井さん,寺田さん,門村さん,(岸)
 
◆参加者
20名(MF,サポーターズ含む)
 
◆内容
1.本日のテーマについて説明
「構造化のスキル」についてチャレンジしてみる。
 
[目指したいところ]
?意見を出してみる。
?分類してグループ分けしてみる。
?まとめの言葉をつけて「構造化」にチャレンジ。
 
2.スケジュールの説明
・グループ4つで実施,途中でメンバー交替はなし
 
3.本日のグランドルール
・ひとの意見を受け止めてあげる。
・わからないことは聞く。
 
4.アイスブレーク
・2人組みになり互いに自己紹介
・共通話題は「最近のお気に入り」
・相手の人は「お気に入り」について,さらに深く聴いてみる。
・終わったらあいさつして,次なる人と自己紹介・・・
 
◎MFのねらい,結果
?後々の深堀して聴く事の助走になればよいかと
?予想より盛り上がっていた気がする
 
5.ファシリテーターについておさらい
・ファシリテーターの4つのスキル
・ファシリテーターの5つの役割と12の基本動作
 
6.説明とワーク1
・札幌であったファシリテーションフォーラム2011であった「構造化のスキル」のセッションを参考にして,ポイントの説明とワークを実施
 
・ポイント
基本発想:共通点がある→同じグループ、ただし,危険な共通点も…!
?キーワード同じ,?お手軽な分類
背景を見つけて,「大きな意味」の共通性を探る!
意味が繋がるようにしよう!
 
・ワーク1→発表
題材「社内のコミュニケーションが良くない」(事例あり)
 
7.説明とワーク2
・同じくフォーラムの題材を参考に説明とワークを実施
 
・ポイント
?まとめの言葉をつむぎだそう
?チャンクアップ,チャンクダウンを行ったり来たり
?意見の抽象度に敏感になろう
?ファシリテーターのよく使うフレーズ
 
・ワーク2→発表
題材「ファシの新入会員がどうして定着しないのか」(事例あり)
 
8.説明とワーク3
・一般的なまとめ方の紹介を簡単に実施
マンダラ型,マトリクス型など
 
・ワーク3→発表
?これまでのワークを踏まえてチャレンジしてみる。
?前回6月定例会で出した「よりよい富山サロンにするには」の結果を題材として利用,ちょっと絞って考える
?前回参加していない人もいるので,意見出しから開始
 
テーマ「みんなが富山サロンに参加する目的は」
 
※自分だけでなく,他の人が考える目的も視点にして出してみる。
 
9.振り返り
[MFの感想]
今回、正直準備不足の感があったのだが、各グループがワーク毎に進化していく姿をみて,自分が一番勉強となった。
 
[みなさんの振り返り]
・構造化のまとめ方において、最初フラットに進めようとしたが、結果して、
3段階のまとめ方となった。それがよかった。参考になったとの感想もあった。
・1回めから2回目、3回目とめきめき進化する実感があった。
・お題と文章をつなげることの意識ができた。
・楽しみながら、自分の目的を考えることができた。
・発散と構造化の過程で、いろいろな視点や、質問をもらえた。
・メンバーが自然と発想が出てきてやりやすかった。
・追加の意見出しを出すのに十分な時間をたった。
・マトリクスでの記載の採用がよかったと思う。多少チャレンジであったが共有できた。
・グループ分けの中身が位置でわかるということが理解できた。
・初めての人が3人いたが、いい勉強となった。グループ分けがたいへんであったが、1回め〜3回目になるとレベルアップできた。
 
◆参加者の声(アンケート抜粋)
〇参加して印象に残ったこと
・ワークやっていて自信がついた。
・ワークのたびにうまくなっていくのが実感できた。
・最初のワークが難しくて順番反対でもよいかと思う一方、最後に出来た感を手に入れるにはこれもありかと思った。
・アイスブレイクを丁寧にやるといい。
・気づきが多かった。特に他のグループとの違いがわかったときはよかった。
・構造化の流れで〇→〇→〇がよかった。「So What」は有効と感じた。
・実践練習ができた。構造化がうまくできない理由に気付けた。
・今回はファシリテーションスキル以外も勉強になった。
・付箋に主語をちゃんとつけることの大切さを感じた。
・グループ分けは単純でなく、意見の本質を見抜く。
・初参加でしたが、参加しやすい雰囲気があった。こじんまりした共有感がよかった。
・抽象的なラベルが良くないことは知っていたが、くくりをどう表したらよいか理解できた気がする。
 
〇参加してわかりづらかったこと
・導入部分は軽いところから入るのがよいのかなとおもった。
・最初のワークのテーマで「思うわけ」の「わけ」を誤解しそうになった。
・〇で囲む以外のまとめかた(フレームワーク)でまとめる練習もしてみたかった。
・説明の部分が少し駆け足だったので、初めてのひとには難しかった。
・説明部分がわかりづらかった。
 
〇これをもとに自分でやれること、これからやってみようと思うこと
・主語、述語を言葉にするという点、大事にしたいと思った。
・会社の中でグループワークをやるときに説明にあったようなことを話してからやる。
・会社でF勉強会で構造化のワークをやる。
・自分でアイディアや悩みを掘り下げるときにもポストイットなどを活用してみたい。
・話し合いの場では、しっかりゴールを決めることで、分類の仕方も変わってくるので、流れを意識した会議をしていきたい。
・授業で大講義室でも構造化のスキルを練習してみたいと思った。
(人数が多いとつい避けがちになる。)
・社内で出てきた意見を構造化し、参加者の合意形成を導く。
・ちゃんと線を引いて分類してみる。
・意見を出す人の真意を見抜く。意見を引き出す。
・テーマ、目的を意識した分類分け。キーワードだけでなく具体的内容を含んだラベル分け。
・誰もが話せる環境づくりが大切だと感じた。
・表現する言葉が違っていても、質問してみることで、思いが近かったりと、質問することの大切さを改めて知った。
・相手に伝えたいことを伝える時の考え方やアプローチ。
 
〇その他なんでも
・楽しかった。
・MFが発表の後に「他の方、これは言っておきたいことはないですか?」と確認していたことが「いいね」であった。
・パワポでなくて紙が順番に出てくるのもよかった。
・会議の目的を念頭に置いておくことがいかに大事か体験できました。
 
以上