★Faj富山サロン 2017年5月 例会レポート★富山サロン

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★Faj富山サロン 2017年5月例会レポート★
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◆開催概要
テーマ:「お互いが納得できる合意形成とは?
〜営業Sさんが気づいたファシリテーションスキルの効果〜」
日時:2017年5月13日(土) 13:30〜17:00
場所:高岡市生涯学習センター ウィングウィング高岡5階研修室503
メインファシリテーター:すぎチャン(杉谷宏史:FAJ会員)
参加人数:14名

◆案内文
社内での会議、取引先との商談等、
話し合いの場でお互いが納得できる合意形成へ至るためには
どんなプロセスが必要だと思いますか?

・発言しにくい雰囲気のまま、時間が過ぎてしまった。
・たくさんの話をしたが相手の不満や要望を引き出すことが出来なかった。
・お互いの課題を共通認識しないまま打ち合わせが終了してしまった。
・・・等々。

“営業活動“での話し合いでもこんなことが起きています。
先ずは、営業マンの私がファシリテーションスキルを使うことで
解決できた事例を皆さんに幾つかご紹介したいと思います。

また、ファシリテーションを使った場合と使わない場合とで
「お互いが満足できる合意形成」がどう変わるのか?
ワークを通して皆さんとその違いについて共有したいと考えています。
新しい気づきがきっと得られると思います。
皆さんとお会いできることを心待ちにしております。

◆当日の進行
13:30 オープニング共有

13:40    アイスブレイク〜共通点探し〜

当日参加者との間で共通項を探すゲームを実施。

14:00   営業でのファシリテーションスキル活用例を紹介

メインファシリテーターの実体験を元にファシリテーションスキルが商談の場での活用例を紹介。

初対面の緊張の場をほぐす・・・場のデザインスキル

相手の名前やキーワードを返す・・・対人関係のスキル

買手の話を要約し自分の言葉に言い換える・・・構造化のスキル

商談のクロージング・・・合意形成のスキル

 

14:30  「お互いが納得できる合意形成とは?」をテーマにグループークを実施。

目的:持ち帰って明日から使えるスキルを体験する。

目標(ゴール):お互いが納得できる合意形成のために“すぐにできること”“やってはいけないこと”をそれぞれ3つずつ決める。

四つのスキルを意識しながらグループワークを実施した。


16:45  今日の振り返り

よかったこと(Y)わかったこと(W)明日からやること(T)納得度(N)を付箋紙に書き、参加者で共有


17:00 終了

◆メインファシリテーター、企画側の感想
・合意形成することに向き合うことができた。
・自分の事例と合意形成をもっと関連付けて説明したかった。皆さんに伝わったかが心配。

◆参加者の感想(アンケートより)
・合意形成は、ずっと勉強が必要ということがわかった。
・自分たちでグランドルールとプロセスを合意形成して進めたことが良かった。
・合意形成に大切なことが言語化されたことが良かった。
・いろいろな方の意見を聞くことが少ないので、貴重な体験をさせていただきました。
・プロセスデザインに時間を十分にとったことが、納得感につながったと思った。
・グループワークは良かった。目に見えて議論が整理された。
・何でもファシリテーションにつながるなぁ〜と改めて思った。