★Faj富山サロン 2021年3月 例会レポート★富山サロン

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★Faj富山サロン 2021年3月例会レポート
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◆開催概要・開催日時2021年3月6日(土)13:30~17:00
・zoom開催
・例会担当:シバッキ〜(MF)
・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数19名(一般3名、会員16名)

◆テーマ(案内文)

「IT システム開発 お仕事体験 」
〜 プログラミングは子ども先生が教えます! 〜

◆テーマ(案内文)

2020年度から小学校でプログラミングの授業が始まりました。
プログラミングというとICTスキルの理解と思われがちです。
実際には、プログラミングを完成させるには、多様な関係者の意見調整が必要となります。
今回の富山サロンでは、ファシリテーションによる意見調整の体験もしつつ!
プログラミングの初歩も体験するという野心的な取り組みです。
大人お一人のご参加でも興味深い体験となりますが、親子での参加は新たな体験、気づきが得られることでしょう。
お子様にとっては職業体験的な場になります。

◆当日の進行内容
・MF自己紹介 ,例会の趣旨説明,グランドルール説明
・二人ペアに分かれて自己紹介とプログラミングについて:10分
・ファシリテーションとプログラミングについて説明:20分(MF)
・プログラミング練習:20分(グループワークで利用のため)
・休憩:10分
・グループワーク説明:20分(MF)
・グループワーク:60分 5グループ
小学校1年生向けのシューティングゲームをプログラミングで作成。
どうしたら楽しんでもらえるかをチームで話し合い。
発散した内容を設計書として収束し、実際にプログラミング。
・グループごとに発表:30分、各チーム5分
作成したプログラミングをデモンストレーションしてもらい、工夫点を発表。

◆参加者の声(アンケート結果から)
【参加して印象に残ったこと】
・体験学習ができて楽しかったです
・システム開発のイメージが少しできた
・説明が10分以上になるところでのやんわりとした本音と後半説明への注意喚起は良かった
・新しく始まっているプログラミング学習の一端に触れることができた
・フリーで学んで遊べるサイトを活用してプログラミングについてわかりやすく学べたこと
・プログラミングにおけるファシリテーションの必要性を実感できたこと
・プログラミングの最初の説明でジュースの自動販売機を出していただきわかりやすかったです
・プログラミングの初級編だったかと思いますが、(私にとってはとてもハードルが高く、やれるかどうか、最初は不安でいっぱいでした)
・実践的な業務を体験しながら、更にファシリテーションの訓練にもなるという画期的な内容だったと思います
・仕事の具体的な流れが聞けて、自分自身の業務のやり方に大いに参考になりました!
・プログラミングをするためのアプリがあることを知ったこと
・自分が知らない業界の話をたくさん聞けたこと
・プログラミングとファシリテーションが結びつかなかったのですが、見事なコラボで目からうろこ!
開発−設計での中でのファシリテーション、納得でした。技ありと感服です
・今回のプログラミングは、皆んなで確認しながら作成することができたので、どんな動きになるのか分かりやすかったです
また、次に何を改善したら良いかも予想しやすかったので、会話が弾みました
・短時間で楽しいゲームを作ることができたこと
・オンラインでプログラム作りが体験できたこと
・プログラミングとは何かということが分かったような気がする

【参加して分かりづらかったこと】
・グループで決めていく際に、ファシリテーションスキルを十分に使えてなかった
プログラミングをする方に意識がいってしまった・プログラミングは一般にわかりずらい印象がありこの印象の払拭が大事で
掃除とか料理のフロー説明から入るのはどうか?
・充分な準備ありがとうございました。事前の予備学習があったので何とかついていけました
・基礎的な知識が十分でなかった方にはついていくのが大変だったかも
・今回と全く同じ内容で、今後も機会があれば受けてみたいです
(プログラミングソフトの扱い方が、最初はチンプンカンプンだったので、
後半のグループワークはいきなり過ぎて、かなりスパルタだなと思いました)←前半で練習してるにもかかわらず、後半の実践
しかも、ファシリテーションの勉強なので、プレゼンしないといけない
かなりハードルが高く、また自分の頭の固さを感じました
・60分のグループワークの前段に、どんな(理想の)ゲームを作りたいかを話し合う時間があれば良かったと思います
目指すべき目標が決まっていないと、ゲーム自体の仕様(仕組み)の詳細について、議論することは難しいと思いました
発散をどのようにはっさんしたらよいか考えた
ワークの前にもう少しオリエンテーションがあったらとちょっと思いました

【今回学んだことをもとに、自分でやれること、これからやってみようと思うことは何でしょうか?】
・事前に、時間配分を考え共有する
・ファシリテーションを学んでみたいと思いました
・プログラミングの初めの一歩
・開発業務におけるファシリテーションの探求
・教えていただいたサイトで練習してみます。小1の孫にラインしたら早く教えてねと催促されました。(笑)
・仕事の手順ややること、また時間配分など、今まで流されてやっていたように思うので、今日あらためて学んだと思います
・自分の仕事に当てはめてやってみようと思いました
また、自分もワークショップの講師をやることがあるので、今回の流れ等を応用して取り入れてみたいと思いました
・社内のデータ整理に、プログラミングの話を姪っ子とすること
・何かを決める際には、できるだけ物事を細分化してから、組み立てることをすると、改善もしやすくなると思いました
仕事にも活用したいと思います
・発散をしっかり行うこと

【その他、何でもご自由にお書きください】
・高校へのプログラミング教育はコロナ禍で加速したと思う
また世間が思う以上に初等教育からPCを与えこれらの教育がMUSTになってきている
・課題設定が現実的(プログラミング)で、とっつきやすかった
・準備が大変だったと思います。楽しかったです!ありがとうございました。第2弾を期待しています(^^♪
・今回は、皆んなプログラマーの立場で話し合ったので、お互いの葛藤は、あまり生じなかったと思います
本来なら、顧客から直接要求され、対立や妥協などが生じるので、とても難しい仕事だと感じました
・プログラムにどんな機能があるかをたくさん試す時間があると発散しやすいのかなと後から思った
(どうやったら?ってところで引っかかると次に進めないけど)

◆ファシリテーターの感想
今回の例会は「ITシステム開発のお仕事体験からファシリテーションの有効性を実感して頂く」
これを自身の目的としました。

そのための目標が
・IT業視点でのファシリテーションの活用方法を知ってもらう
・プログラミングと日常生活に関連性を知ってもらう
・プログラミング教育と論理的思考を知ってもらう

手段として
シューティングゲーム作りを通して、システムエンジニア(=ファシリテーター) とプログラマーの仕事を体験してもらう。
その為、グループワーク前にプログラミング練習会を設けました。

ただ、実際にワークが始まると進め方に戸惑われてるグループがありました。
再度ご説明すると設計書という収束に向けての発散が増えました。
「話し合いからプログラミングへ」の勘をつかまれたようでした。
アンケートにも頂きましたが、ファシリテーションとプログラミングをつなぐためワーク前にミニ体験等が必要と感じました。

グループ発表の感想では
・ファシリテーションが十分に活用できなかった
・発散はできたが収束(=設計書作成)が難しかった
・発散したアイデアが即!プログラミングで動くのが楽しかった
・各グループのシューティングゲームが全く異なるものとなった

この感想から自身の目的は達成できてない点もあり、更なる工夫が必要と感じました。
でも、ファシリテーションの活用次第で成果物に影響があることは実感頂けたと思います。

皆様からたくさん!!の学びを頂きました。
これを子ども達に還元します!
ご参加頂き、ありがとうございました。

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