★Faj富山サロン 2021年9月 例会レポート★富山サロン

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Faj富山サロン 20219月例会レポート
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◆開催概要・開催日時202194日(土)13:3017:00
zoom開催
・例会担当(MF):きっしー☆(岸 靖久)
・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数18名(一般5名、会員13名)
  聴覚障がい者1名が参加され、UDトークを使用した。

◆テーマ(案内文)
「それってどういうこと? そうしたらどうする?」
~共通となるコトバを紡ぎ出し、行動に繋げていくには~

いろいろな人々、環境、体験、想いが行き交う多様性の時代、出てきた様々な場面や状況、考えを共通する短いコトバで表したいことってありませんか。

単純なカテゴリー化やラベル付けでなく、多様性の様相も含めてその事象を意味づけし、背景にある想いも反映した表現で、できれば次に繋がるようなコトバやフレーズを創れたとしたらどうでしょう?いろいろ役に立つかもしれません。

今回はそのような状況でのコトバの紡ぎ方の工夫について挑戦してみたいと思います。

◆当日の進行内容(zoomによるオンラインにて進行、音声文字変換ソフトUDトーク併用)
1.はじめに:MF自己紹介、流れ・お約束の共有
2.チェックイン(呼ばれたい名前、入ってる場所、最近のお気に入り)
3.本日使うツールの使い方(Google Jamboard
4.ワーク1:「話し合いが上手くいくには?」について話し合う。
5.ワーク2:「それってどういうこと?」内容抽出。インプットなしで実施)
6.ミニ振返り:どんなところに悩んでいるか:全体で共有
7.MFより説明:ことばを拾うときに役立つかもしれないこと
8.ワーク3:ワーク1の結果を再度やってみる(別のまとめ方)
9.シェア:各チームの実践結果をシェア 「ぐるぐるシェア」にて
10
.まとめ、振返り(全体を通じて)

◆参加者の声(アンケート結果から)

【参加して印象に残ったこと】
・裏側にある背景や感情を理解する。
・単なる発散から、キーワードを深堀することが面白いと思った。
・背景、エピソードで話し合いの場の雰囲気が変わった。
・アバウトなインストラクションが、創造性をかき立てる可能性がある、
・後半のワークで感情が入ると人との距離感が縮まり楽しかった。
・異なる視点で入り色考えることができたし、いろいろな話も聴くことができた。
・グループの雰囲気が色々あって楽しかった。
・初めてでも安心して参加できる雰囲気、会の運営。
・今回のテーマをきっかけに、今までの研修でまとめた「話し合いを進めるにあたって」みたいなモノを見返しできた。
・連続でファシリテーターを行ったことで、気づきを得た。そのグループを信じるってところですかね。
・聴覚障害の方と初めて一緒にワークをしたが、伝わっているのかいないのかがいまひとつわからないもどかしさがあった。いろいろ工夫をされていて、とても参考になった。
・余白を取ったプログラムで、各自が勝手に気づいたり、気づかない醍醐味があった。

【参加して分かりづらかったこと】

・5分での話し合いというか共有は何気にハードルが高いかなと思いました。共有したら4分経っていることが多く、感想を言う頃には時間オーバー結構していました。感じ方は人それぞれだと思いますが!
・何をするのか?インストラクションが少し曖昧だったところ。ただ、分かりづらかったけど、意図としては良かったと思う。
・アバウトが創造性を掻き立てるとはいえ、少しインストラクションが分かりづらいように思いました。
・理念・信念という感覚がむずかしかった。
・休憩時間を少しだけ増やすと良いかなと思う。
・わからないことを聞ける雰囲気、聞いて丁寧に教えて下さるメンバー。素敵でした。
・人の感情や思いを的確に表す言葉は圧倒的に少ないです。そこに踏み込むには、多くの言葉を用いて時間をかけて対話する必要があることを再確認しました。
・はじめは???がたくさんでしたが、後半にはいろいろ気づきやきっかけをいただけたので、私個人としては今回のワークは大丈夫です。ありがとうございました。
・ビフォーアフターのビフォーがいまひとつかな。後半に時間を割いた方がよいと思うので、もっと短くていいアクティビティはないかな。
・好みですが、余白?の意図を冒頭で共有してもよいかと。

【今回学んだことをもとに、自分でやれること、これからやってみようと思うことは何でしょうか?】

・言葉の裏側にあるものを意識してみる
・単なる発散から、キーワードを深堀できるようなワークを実践でやりたいと思いました。
・背景やエピソードをきくようにする
・まずは自分の感情を味わい、自覚的にいること
・もう少し、話し合いに感情を入れたりしてその話を聞いてみる
・仕事の場で、職員が素直になれる場をつくれるようにしたいと思います。
・話しやすい環境をみんなで作ることが大切なんだなと学びました。
・素直に本音を話すことができる場づくり。まずは自分から。
JamBoadを使った活動を工夫したいと思います。
・信じることと、自分だけで何とかしようと思わない事ですね。
・本音を引き出す問いかけ。
・グループである程度異なる過程、成果を許容するなら、振りかえりに十分な時間を設けようと思いました。

【その他、何でもご自由にお書きください】

・富山サロンにいつかリアルに参加しに行きます!ありがとうございました。
・キッシー、お疲れ様でした。今日のワークは参加者それぞれにあった学びがあったように思いました。ありがとうございました。
・今回、初めての参加でしたが、温かく迎えて下さり、うれしかったです。
・次回の研修「要約」にかかり、加留部さんの研修で、ファシリテーターは「要約」する力が大切と語っておられました。都合をつけて、参加したいと思います。
・ありがとうございました。
・やはり、富山サロンの泡会は楽しい。

◆ファシリテーターの感想
・今回は、普段のファシリテーションの場では結構やっているけれど、あまり練習する機会はないと感じていた「意味を抽出する、見出す」部分に挑戦してみました。まだまだ探求中のところもあり、バクっとした内容となってしまいましたが、参加されたみなさんの取り組みのおかげで発見がいろいろありました。これから更にもう一歩掘り下げてみたいと思います。ありがとうございました。

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