◆開催概要・開催日時2022年6月4日(土)13:30~17:00
・現地開催:救急薬品市民交流プラザ(いみず市民交流プラザ)
・例会担当(MF):ひで(氷見栄成)
・サポート:富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数9名(一般5名、会員4名)
◆テーマ(案内文) 『 SDGs アウトサイドイン ビジネスゲーム体験会』
地球と人類が抱える大きくて複雑な問題に対処するためには、すべての企業が何らかの形でSDGsの考え方を事業活動に取り入れていくことが求められています。『SDGsアウトサイドイン』ビジネスゲームは、世界が直面する環境問題や社会課題をビジネスの力で解決することにチャレンジし、新たなイノベーションで持続可能な社会を目指すことを学ぶことができるカードゲームです。
こんな方にオススメです!
・SDGsや持続可能な世界、世界の潮流に興味がある方
・企業・団体の研修で活用したい方
・学校教育で活用したい方
・自治体で活用したい方
・SDGsゲームの場を持ちたいという興味を持っている方
・なんとなくSDGsに興味がある!という方
・ただゲームで遊んでみたい! という初めての方
「でも、ビジネスゲーム、イノベーションという言葉を聞くと、とても難しそうに感じる・・・」
「SDGsを深く理解していないと、ゲームのルールも分からないのではないか?」
ご安心ください。そういった心配はありません。
ゲームの前にSDGsの背景と理念を解説します。
また、ゲームルールの説明では、SDGs系カードゲームが初めての方にも分かりやすく説明します。高校での実践もありますので、難しく考えず、「ちょっとカードゲームに行ってくる」、そんな気持ちでご参加ください。
◆当日の進行内容
◆参加者の声(アンケート結果から)
【参加して印象に残ったこと】
・SDGsだけでなくこれからの社会人がどう生きるべきか考えさせられた。
・事前、事後の説明がわかりやすかった。もっとじっくり考えると違った楽しみもありそう。
・社会課題を踏まえて行動すべき。insideout outsidein が双方向矢印というような感覚が残りました。
・氷見さんのMFが心地良かった
・レゴを使った自己紹介で、いろんな見方とらえ方があることを体感できた。
・仕事をするうえで、自分自身の課題が見つかった。
・このようなゲームはルールが難しく感じることが多いのですが今回はそれほど難しく感じず、ストレスが少なくて良かったです。
【参加して分かりづらかったこと】
・最後に全員でチェックアウトがあってもよかったかなと思いました。
・カードを無償で貸したり,借りたりしているグループが多かったが,もう少し貸し借りのハードルを高くできると良いと思った。
・振り返りからの学びや気づきが私には少なかったので振り返りの時間をもっと多くとってもらうと学びや気づきが深まったかもしれません。
【今回学んだことをもとに、自分でやれること、これからやってみようと思うことは何でしょうか?】
・職員の研修に活かせないか。特にゼロイチ的な業務を担う職員向けとして。
・insideout⇆outsidein の視点を意識して考える。
・改めて、自身のビジョンを明確にし、できることをやる。
・アウトサイドインの考え方を実践する
その他
・途中からの参加でしたが、ミカさんから丁寧に説明をいただき感謝しております。
・就職前の学生に経験してもらうと良いかもしれない。
・久しぶりの参加でしたが楽しめました。
・ゲーム自体は企業別の最終利益を勝敗とすることで、本来の目的であるSDGsの考えが抜け落ちて行動する方が出てきたのが面白いと感じました。"
◆ファシリテーターの感想
「2030SDGsやSDGs de 地方創生は体験したが、ビジネスゲームであるSDGs Outside-inを体験したことはないので実施してほしい」という依頼を受け、今回FAJ富山サロンで実施する運びとなりました。コロナ禍で外部から声がかかることも少なくなったため、久しぶりの登壇でしたが、運営スタッフの皆様の支えもあり、私自身も楽しみながら進行を進めていくことができました。スタッフの皆様に感謝いたします。
ゲーム運営そのものは、高校での実施経験を踏まえ、ゲームルールの解説を平易な表現で行うよう工夫しました。ルール理解がゲームの楽しみにつながるため、「ルールを確実に理解してもらい、ゲーム体験を充実させる」ことが自分の中での最優先目標でした。参加者の感想から、多くの方がゲームを楽しんでいただけたようですので、目標を達成できたと思っています。
新たな気づきも得ました。カードゲーム型ワークショップでは、通常、ゲーム体験と対話による振り返りという形のファシリテーションとなります。事前の打ち合わせで、FAJ富山サロンで普段行われている形を確認することを失念し、模造紙や付せん等の活用が標準であるという点を見落としました。「振り返りでは、対話をしながら要点を模造紙等に書いていきたかった」というコメントをいただきました。このことから、事前打ち合わせで、その組織の標準的な対話形式を確認しておくべきだということを学びました。
標準3時間30分構成の内容を3時間に圧縮したことから、ふりかえりの時間の短さについて、参加者の満足度が少々下がったように思えます。他にもいくつかの不手際などなどありましたが、参加者の方の寛容な心と機転で和やかに進められたことに感謝します。