★Faj富山サロン 2024年5月 例会レポート★話し合いの場で見掛ける『ネガティブ発言』への向き合い方・巻き込み方を共に考えよう!〜前向きな話し合いの場へ導くために必要な道具ってなあに?富山サロン

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★Faj富山サロン 2024年5月 例会レポート
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◆開催概要
・テーマ: 話し合いの場で見掛ける『ネガティブ発言』への向き合い方
・巻き込み方を共に考えよう!〜前向きな話し合いの場へ導くために必要な道具ってなあに?
・開催日時:2024年5月11日(土)13:30~17:00
・場所:救急薬品市民交流プラザ 
・メインファシリテーター: 杉谷宏史(すぎたにひろふみ)
・担当チーム・サポート: 富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数: 11名
・案内文  https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/2024511/
◆当日の進行の概要
1.はじめの共有
  富山サロンの活動概要説明、MF自己紹介
2.アイスブレイク
  ラインアップ:GW期間休み、仕事を問わず、最も近い場所で過ごした順に並んでグループ分けを実施
3."ネガティブ発言"の定義づけについてグループ内対話を行い、グループ間で共有
  皆さんが感じる"ネガティブ発言"とは何か?グループ内での『ネガティブ発言の定義づけ』をグループ内で話し合い、その後グループ間共有
4."ネガティブ発言"したくなってしまう場面や背景、要因についてグループ内対話を行い、グループ間で共有
  "ネガティブ発言"をする当事者側の立場になり、想定される場面や背景、要因についてグループ内で話し合い、その後グループ間共有
5.コロナ禍以前の町内遠足概要と今回のプランと題したロールプレイの実施とネガティブ発言への向き合い方についてグループ内で話し合い、その後グループ間共有
  ロールプレイを通じて参加者(Aさん、Bさん、Fさん、町内会長)の立場になり、"ネガティブ発言"を繰り返すBさんの背景や要因について グループ内で話し合い、その後グループ間共有
6.振り返り
  本日の例会でやったこと、わかったこと、つぎやることについて全員で振り返りを実施
◆参加者の感想(アンケートより)
・ネガティヴ発言に対する意識が変わりました
・気付きがありました。ネガティブにも悪い事ばかりではなく、何かを含んでいると思いました。
・ネガテイブ発言をする側の観点で考えてみたことから、解決のヒントが得られたこと
・発言をネガティブなものと捉えずに、その人の背景や発言の真意を確認することが必要であること。
・ロールプレイでは意見が対立するAさんとBさんが対立を解消する為のファシリテーションのスキルを使った方法を考えることができた。
・今後は"ネガティブな言葉"を聞いても、まずは受け入れて、相手の良い気持ちや意図を見つけようと思います。"
・ネガティブ発言と反対意見の区別方法を議論する時間があってもよかったのでは。 まずは会議でネガティブ発言を認識したい。
・ネガテイブ発言が出にくいように会議の進め方を工夫する。発言が出た場合は、感情的にならずに論点を整理する。
・ロールプレイでAさん役をやらせていただきました。台本に書かれたことをどう表現するか難しかったです。
・自分の思い込みをできるだけ排除して、観察・傾聴することを心がける。その上で発言者の背景や言葉の真意を理解し、その人と関わりたい。
◆ファシリテーター・運営スタッフより
 ご参加頂き有難うございました。
 例会を通じて印象に残ったのは、『"ネガティブ発言"の排除でなく、その背景を知ろうとする気持ち』を参加者の皆さんに持って頂けたことです。
 ファシリテーターとして感情に左右されず、場に対して真摯な姿勢で臨む事が重要であることを改めて痛感致しました。 またグループワークを多めに取り入れた分、多様な進め方や形式を取り入れたらもっと議論を深められたかなと反省しています。
 次の機会に向けてグループワークの質を高める進行や形式の追求を行っていきたいと思います。
 例会テーマ決定から開催まで時間がない中、スタッフの皆さんに様々なご尽力を頂いたことで無事開催できました。
 参会者の方々、スタッフの皆様には改めて御礼申し上げます。 有難うございました。
例会風景

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