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★Faj富山サロン 2024年9月 例会レポート
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◆開催概要
・災害時の連携を促すファシリテーション~身近なところから「話し合う力」を備えよう~
1.開催日時:2024年9月14日(土)13:30~17:00 (受付開始13:15)
2.会場:救急薬品市民交流プラザ(いみず市民交流プラザ)1階研修室
・場所:救急薬品市民交流プラザ
・メインファシリテーター: NPO法人FAJ日本ファシリテーション協会 災害復興委員会
やましん(山田真司:やまだ しんじ)うらりん(浦山絵里:うらやま えり)
・担当チーム・サポート: 富山サロン運営スタッフのみなさん
・参加人数: 11名
・案内文
https://www.faj.or.jp/base/toyama/event/2024914/
410/
◆当日の進行の概要
1.はじめの共有
FAJの活動紹介、MF自己紹介
2.アイスブレイク
グループ替えを兼ねたテンションチェックを実施
3.ファシリテーションってなあに?、ファシリテーターの心得について
話し合いの準備や場のレイアウトについて考え方と災害復興支援の場での実例を紹介
例:無理をせず、機会を伺いながら少しずつ変更していく。部屋に合わせるのではなく、目的に合わせるように意識する
4.意見、アイデアの引き出し方
傾聴(語尾の繰り返し、オウム返し、要約)、質問(オープンQ、クローズQ、タテのQ、ヨコのQ)の使い分けの考え方と
災害復興支援の場での実例を紹介
5.グループワーク(傾聴と質問の演習)
3人1グループ内で聞き手、答え手、観察役に分けて傾聴・質問の演習を実施
演習後観察役からの意見を共有を行う
6.振り返り
本日例会の感想、わかったこと、つぎやることについてグループで書き出した後、全員で振り返りを実施
◆参加者の感想(アンケートより)
・ファシリテーションのスキル(やましん)→災害復興委員会さんの活用事例(うらりん)での説明が分かり易いかった。
・「例会の内容を活かしたい」と感想もらえてやって良かった。
・傾聴→質問を3人グループでのワークは体験したことがなく新鮮であった。
・観察を一人たてることで客観的にみれる
・タテの質問、ヨコの質問 広げれる
・初めての人が参加するのがサロンのいい所
・今回例会をきっかけに災害復興委員が増えるといい
・災害復興委員会の活動に関心をもってもらいたい、活動に参加してもらいたい
・生々しい活動の内容を知りたい人がいた→活動報告書を見て下さい
・最後のワーク、うらりんさん、やましんさんがグループのファシリテーターになってメンバーの半分は観察者になれたら客観的に見れてよかったのでは
◆ファシリテーター・運営スタッフより
今年1月1日の能登半島沖地震及び9月の豪雨災害にて被災された皆様方に改めてお見舞い申し上げます。
昨年9月に続き災害復興委員会のお二人にお越し頂いての2回目の開催となりました。
ファシリテーションの予備知識がない方にも理解して頂けるよう数回打ち合わせを行い、事前準備にも時間を掛けて頂きました。
メインファシリテーターのやましん、うらりんには改めて感謝申し上げます。
例会後の振り返りの場ではファシリテーションの基礎内容とともに災害復興現場における話し合いの場をより良いものにするために、ファシリテーターとしての振る舞いはもちろんのこと、災害に至った経緯の違いによって復興支援の場への関わり方も随分異なることをお聞きしました。
気候変動に伴い、全国至るところでいつ災害が起こってもおかしくない状態であることを踏まえ、改めて富山サロンでの活動に留まらず、地元地域や職場にて「話し合う力の備え」が必要性を訴えていきたいと思いました。
参会者の方々、スタッフの皆様には改めて御礼申し上げます。
有難うございました。
◆例会風景