和歌山は、災害の多い地域ですよね。
被災時の混乱のなかでは、一人ひとりの被災者の声にならない声や、どんどん変化する現場の細かいニーズを拾い上げ、機敏に対応していくことが求められます。
そんなとき、わたしたちができることはあるのでしょうか。
今回の例会では、日本ファシリテーション協会の災害復興支援グループのメンバーとして実際に被災地に入って話し合いを支援してきた、"うらりん"こと浦山絵里さんを話題提供者に迎え、復興の現場で活用したファシリテーションの技術と体験の話を聞きながら、わたしたちがいざというときにできることを考える機会にしたいと思います。
被災時を想定することは、日常のチーム活動やコミュニティの活性化にも役立ちます。これを機に、一緒にファシリテーションに触れ、普段のコミュニケーションを見直してみませんか。
★こんな人にオススメ
・ファシリテーションに興味のある方
・普段チームやコミュニティで活動している方
・災害復興時にファシリテーションがどう活用できるか知りたい方
・医療や福祉などの分野で活動している方
浦山絵里(うらやま えり)さん
看護師/ナースファシリテーター/生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー/
ファシリテーションサポート委員会災害復興支援グループ、デスクグループ
杏林大学医学部付属病院で長年勤務した後、医療職が活き活き働くために「安全で安心な語り場づくり」と「ファシリタティブな医療現場と社会づくり」を目指して起業。現在はファシリテーションを活かした参加型研修の実践や病院、地域などの教育、組織開発のアドバイザー、コンサルテーションなどをしている。
FAJでは、災害復興支援グループのメンバーとして東日本大震災の発災以降活動している
2019年3月3日(日)12時30分〜17時
和歌山市NPOボランティアサロン 会議室C(和歌山市本町2-1 フォルテワジマ6階)
FAJ会員:無料 / 非会員:500円
例会後に泡会(懇親会)を開催いたします。
講師といろいろお話しできる機会ですので、ぜひご参加ください。
参加費:4,000円
会場:現在調整中
和歌山サロンの正式名称は「日本ファシリテーション協会(FAJ) 和歌山サロン」といいます。ファシリテーションって何かって?
みなさんの周りに、なぜだか会議の進行がうまい人や、その人がいると何かと話がスムーズに進むって人いませんか?
そんな人が意識してか無意識にか発揮している謎のスキルを分析し、体系化したものが「ファシリテーション」、そう思ってください。
私たちはそんなスキルを学んで4年目の活動を迎える和歌山の団体です。