2020年3月13日(金)開催 ZOOM入門者向け『オンラインで人狼ゲーム』オンライン・ファシリテーション研究サロン

開催日

2020年3月13日(金) 午後 8:00-10:00 (JST:日本標準時間)

 

話題提供者

小瀬一幸

参加者数

8人(話題提供者含む)

 

概要

新型ウィルスの影響のよって、いろいろなイベントが中止になる昨今。
こんな時こそ、話題のビデオ会議システム「ZOOM」を体験するイベントを開催した。
今回は、対話型カードゲーム「ワンナイト人狼」を使って「ZOOM」の体験をした
ゲームを通じてZOOMの使い勝手を体験し、その使い方について考えた。
ZOOMの使い方に関する簡単なレクチャーと人狼ゲームのルールは、前半に説明した。

アンケート結果

参加者8人のうち4人から回答があった。アンケート結果を以下に示す。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 年齢をお教えください。回答数: 4 件の回答。

テレビ会議システム(ZOOM含む)の利用については、アンケートに返答した回答者は毎週利用していた。フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システム(ZOOM含む)の利用頻度をお教えください。回答数: 4 件の回答。

回答者においては、半数がテレビ会議の進行役、半数がワークショップの企画をしていた

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システムの利用状況をお教えください。回答数: 4 件の回答。

回答のあったすべての参加者からは「満足した」との回答を得た

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 本日の定例会/ワークショップの満足度をお教えください。回答数: 4 件の回答。

本日の定例会/ワークショップの満足度理由についてのコメント

  • とてもスムーズな進行だったので参考にしたいと思いました!
  • 人狼自体の面白さと、zoomとの相性、ゲームの振り返りそれぞれ満足できた
  • Zoomで楽しくゲームができたから

ZOOMを使ってのイベントに大して概ね好感触を得た。

ワークショップの企画や話し合いの進行を行っている人の評価であることを考慮するとかなりの高評価と思われる。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: ファシリテータの説明についてお教えください。回答数: 4 件の回答。

ファシリテーターの説明について、良かった点、改善した方が良い点についてお教えください

  • 程よかったと思います
  • 振り返りのために発言を詳細にチャットに記録してもらったのは振り返りに有効だった
  • 丁寧にインストラクションしていただいて、あまり改善点は感じなかった

全体の満足度と共に、普段からZOOMを使い込んでいる参加者から見ても非常に高評価であった。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 説明資料についてお教えください。回答数: 4 件の回答。

説明資料ついて、良かった点、改善した方が良い点についてお教えください

  • 名前の変更方法を画面共有で伝えているのが参考になりました
  • 朝が来てからの話し合いの説明資料があまり読む時間がなかった(どの程度分かりやすい説明資料かが判断できなかった)
  • スライドを一瞬見せてもらうだけでは頭に入らないことも少なくない。確認もできないので、配信用のPDFなどがあればありがたい。
資料については概ね好評であるものの、もう一段階工夫が必要である。
フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 「人狼ゲーム」はファシリテーションのトレーニングに利用できそうでしょうか?。回答数: 4 件の回答。
  • 理性と感性の両方が鍛えられそう
  • 振り返りを主体に十分時間をかけると、どんな発言で場がどのように変化したか参加者がそれぞれ発言して気づきを得られると思う
  • ゲームの性質上、不信感が増長されて、疑心暗鬼になりがち。安心安全な場づくりを目指すファシリテーションとの親和性にやや疑問を感じる

「ワンナイト人狼」がファシリテーションのトレーニングになるかは、難しいという意見もあった。

特に、嘘をついて相手を撹乱することについては、話し合いのファシリテーションとはかけ離れたものであるという意見もありそう。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 本日のワークショップに参加し、もっとZOOMを使ったワークショップに参加/挑戦してみようと思いましたか?。回答数: 4 件の回答。

他、改善点、良かった点他、気になった事

  • 不特定多数向けのオンラインイベントで参加者同士がイベント後に交流できるような工夫があると良いなと思いました
  • とても楽しく学べました。ありがとうございました。

 

企画者振り返り

回答があった4件については、ZOOM利用者としては経験豊富な参加者による評価であり、その視点から見ても高評価であった。

説明資料については、もう一工夫し、短時間で説明が完了する工夫が必要である。

振り返りについては、さらなる工夫が必要である。ここを超えられれば、単なるゲーム会でなく、ワークショップとして成立しそうである。