2020年5月4日(月・祝)開催「私たちはオンラインとどう関わっていくのか?」オンライン・ファシリテーション研究サロン

開催日

2020年5月4日(月・祝)開催 20:00-22:00 (JST:日本標準時間) 

話題提供者

西村宣彦(長崎大学経済学部教授)

企画

小瀬一幸、山本泰、松浦春選、亀井直人(以上FAJ会員)

参加者数

161人(話題提供者含む) 

概要

COVID-19の蔓延により大きく変わってしまった、この世界。

我々の仕事も、オンラインにシフトし、テレワークでの仕事やオンライン会議システムを用いた会議が広がりつつあります。

また、日本ファシリテーション協会における定例会や打ち合わせもオンラインでの開催が増えています。

この動きは、今後どの様な動きを見せるのでしょうか?

この大きな動きに対して、私たちが困っていることはなんでしょう?

この定例会では、オンラインへの移行による希望の他、困りごとや不安についても考えるイベントです。

アンケート結果

161人の参加者のうち106件の回答を得たフォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 年齢をお教えください。回答数: 106 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システム(ZOOM含む)の利用頻度をお教えください(もっとも近いもの)。回答数: 106 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: テレビ会議システムの利用状況をお教えください。回答数: 106 件の回答。

フォームの回答のグラフ。質問のタイトル: 本日の定例会/ワークショップの満足度をお教えください。回答数: 106 件の回答。

多数の参加者から「満足した」または「どちらかと言えば満足」の回答を得た

「どちらかといえば不満」は4回答であった

理由については以下コメントにて推定する。

本日の定例会/ワークショップの満足度理由についてのコメント

ゲストストーリーテラーについては十分な説明を行っていたが、物珍しさもあるのか、異なる考えや分野の参加者も参加していたことから、ややネガティブな印象となった可能性がある。

その属性を考慮し、問いについては「教育」「大学」「教育システム」という単語を用いず「学びの場」という言葉を使ったが、「問いが抽象的である」という意見もあった(1件)

  • 大学でのオンライン教育の実践事例を具体的に聞けた
  • 全国の方とお話しすることができ、有意義でした。
  • 実践の話は本当に為になる。
  • オンラインで学びの場、学び方が変わることを学んだ。学生の人数が多いときは、教える人のほかにサポートする人が複数必要。アクティブラーニングは、もっと広めていきたい。医療現場、幼児教育の現場、それぞれでオンラインの限界があることを知った。それを超える方法がこれから見つけていくものなのかもしれない。
  • 遠隔授業の準備に追われる毎日です.さらに,類似の専門分野でもあり大変に勉強させていただきました.
  • ワークショップでの利用の仕方が分かり有意義でした
  • 学びの最前線をお聴きできた点
  • 西村先生の話も、ブレイクアウトルームでの対話も興味深いものだったのが満足の要因
  • 今回、200人という大人数でオンラインという場において、どのように対話をし、そこから場全体としての想いを紡ぎ出していくのかという点に関心があっての参加であったが、そこに関しては、テキストマイニングの表示と、有名人のコメントということで、得られるものを感じられなかったので
  • 単なる通信手段としてではなく、より有益なものにしょうとする知恵とあり方がわかった
  • オンライン授業についての事例を知ることができ、可能性や実施のポイントについて理解が深まったため
  • 私にとっては新しい知見ではなかった。いろんな方と話ができたのは良かったが、問いが曖昧で話が深まらなかったため
  • 先生より、ご経験に基づく具体的なお話を伺えて、とても勉強になりました。その後のディスカッション時間もしっかり取っていただけたので、対話も十分できて楽しかったです。
  • 多様な方とファシリテーションの未来の可能性と活用の具体的アイディアについて話し合えて良かった\(^o^)/
  • ブレイクアウトルームで興味深い話が聞けた。最後に中野さんや会長の話が聞けた。
  • オンラインミーティングを体験できたこと。それぞれの立場で経験していることを聞くことができたこと。
  • ZOOMを使ったことがない中での経験を得ることができたこと、遠方の会員と交流できたこと
  • アクティブラーニングのオンライン事例の先行事例が参考になった
  • オンライン授業の工夫が満載だった
  • 集まった皆さんが、同じようなベクトルを持っている中でのオンラインワークだったので、話題の共有が非常にしやすかった点と、4人ずつ、時間をたっぷりとってのBORなのでゆっくり話ができたところがよかったと思います。
  • いろいろ考えるきっかけをいただいた
  • とても分かりやすかったので、来週から始まる授業の不安が和らぎました。ありがとうございました!
    • 1、これまで蓄積されてきたスキルを惜しげもなく(そう感じました)紹介いただけたこと
    • 2、これまで蓄積されてきた理論に基づいたオンラインのワークショップを体験できたこと
    • 3、リアルではお話しすることもなかったであろう方々と、話ができた。その結果、情報を頂けたこと。
    • 4、とりあえずやってみる、触れてみるというワークショップでなく、内容の面でも深く考えることができたこと。
    • 5、オンラインの可能性を強く感じることができたこと。
  • 若い人や教育者の参加が多かったので、共有や刺激をいただきました
  • 様々な工夫や配慮の事例を共有できた。
  • シートの入力がよくわからなかった。次回は、予習します。
  • オンライン利用の例を知ることができた
  • ブレーキングルームでの会話
  • 色々な職種の方の状況や考えを聞けて興味深かった
  • 具体的なノウハウと共に、今後の仕事のあり方を話し合えたこと テレビ会議でコミュニケーションを深める工夫を話できたこと
  • zoomを使ったオンライン研修のやり方が理解できた。
  • 今まで対話できないような遠方の方たちと一緒にワークショップをすることができたから。
  • 企画メンバーの仕切りが非常に分かりやすく参考になりました。
  • 盛りだくさんの内容だった
  • これだけの人数にも関わらずスムースな進行で時間も守られ素晴らしいと思いました。
  • 全国のいろんな方々と話せて情報交換というか思いの共鳴が響いたから。
  • 授業進め方や多様な視点での対話が大変参考になったため
  • オンラインに必要なもの、可能性を感じた
  • 参加者の多様性もあり、それはそれで良いのですが、問いが抽象的すぎたり、盛り込みすぎな感も...
  • 全体のテキパキした進行を学べた
  • 自分自身が授業をやっていく上での期待値が高まった。
  • たくさんの人と話せた、
  • 色々な方の意見が聞けた
  • いろいろな方とお話しできた。その方たちが積極的にお考えを話してくださった。共通の問題意識をお持ちの方が集まったからだと思う。
  • breakout roomを実践できたこと
  • 企画メンバーの準備、進行、プログラム構成が素晴らしかった
  • 西村先生の具体的な話が役立った
  • オンラインで講義やセミナーを開催することの可能性や留意点を知ることができた。
  • 仲間や友人とのzoom利用のみで、セミナー受講や他の方とオンラインでつながる経験が初めてで学ぶことが多かったから
  • ワークショップの組み立て方が勉強になった
  • 各地の同志との話し合いができ、刺激を受けたため
  • まったく知らない人とお話が出来る機会が得られた。
  • 十分な対話時間が持てたこと 長崎大学のオンラインの生のケースが学べたこと
  • ファシリテーターの説明も明瞭でわかりやすかった。進行も良く時間内に終了し、内容も良くとても有用でした。
  • なかなか、オンライン化の流れに乗ることができていないので、このような学びの場があるのはとてもありがたいです。始まるまでは不安感もありましたが、充実した時間でした。
  • 大学での実際の話が聞けたこと。
  • 司会進行について学びがあった
  • 西村先生のオンライン授業の進め方に、たくさんのヒントと今後の可能性を感じました。
  • あの人数で対話の場が作れることを体験出来たこと
  • 回答が難しい。「どちらでもない」が正直なところ。良かったところは,自分とは全く違う分野での取り組みがきけたこと。不満なのは,知識伝授型授業は淘汰されるべき一辺倒の印象が強く,分野による違いに対し,聞く耳を持たない人にあたってしまったこと。ならびに,セミナーの最後の,どこかの大学教員らしき人物の「講義オンリーは淘汰されるべき」という意見にもカチンときた。総じて,どちらかといえば不満。バランスの取れた意見であれば,また評価は変わったかもしれない。
  • ファシリテーションの技術向上につながらなかった。
  • ブレイクアウトルームごとに、スプレットシートに書き込むやり方、とてもいいですね!
  • リアルタイムで発言の記録が可視化されますし、他のブレイクアウトルームでの話題も一挙に共有できますね。
  • 初めて会った方と新しい学びが得られた対話ができたから
  • 西村さんの実際の授業の報告が聞けた。ブレイクアウトで色々な方のオンラインへの捉え方が聞けた
  • 受け手の側の実感がつかめたこと。作法と所作のヒントがあったこと。具体例・考え方が示されたこと。
  • いろんな地域の方と話することができ、とてもよかった。
  • シートなどの使い方が自分ではうまくできなかったことが残念だった。
  • 途中からの参加にも拘わらず、オープンに寛容に参加させてくださった。技術的な面でもフォローをしていただいた。ファシリテーション協会にふさわしい対応だった。
  • まあまあだった。
  • ブレークアウトセッションなど、今後の業務(オンライン講義)で活用できそうなものを体感できたので。
  • オンラインでの可能性についてイメージがつかめた
  • 普段話す機会がない職業、居住地の方と対話ができた!
  • オンライン会議の活用と課題についてある程度理解することができた。
  • 講演者のお話が具体的かつ実践的で今後の指針のなり得る。
  • スピーカーの内容が既に知っている又は古い情報だったため。ブレイクアウトセッションで知らない人と知り合えたのは価値がありました。
  • 普段は会えない地方の友人と会えることが出来た。
  • 初対面の方とフラットに意見交換できた。有益な情報を得られ刺激を受けた。
  • 西村先生のケース紹介は、とても良かったです。設計考慮すべき点が学べました。
  • とても貴重な情報を頂きました
  • 意見交換もありがたいです。
  • Zoomについての知識も得ることができた上、オンライン生活に対しての不安が晴れむしろちょっとした希望まで生まれたから。
  • 大学での授業内容が参考になったことと、さまざまな立場の方とお話できたので。
  • テレビ会議システムを本格的に使い始めたのは最近ですが、やはりテレビ会議ならではの準備、段取り、進行の仕方など、色々工夫する必要があるなと感じていました。今回のワークショップで、企画メンバーの進行自体も勉強になりましたし、皆さんとの対話の中で多くのヒントを頂けました。
  • オンラインの活用について、地域差、職業差があることを実感できたこと
  • 2回目のグループワークで話が盛り上がった。
  • 先生の実践報告は大変参考になりました。ありがとうございました。参加者の書き込みをテキストマイニングして共有するのは良いアイデアだと思いました。あらかじめ記録係りを決めることと、共有することを初めにお話いただけると良かったように思いました。
  • 大学の授業をオンラインに移行している検討中だったので、体験を聴けたから
  • オンラインによる学習のプラス要素をたくさん情報を入手できたため。
  • GWで一緒になった方らもすぐに使えそうな有益情報をいただくことができました。また、自身は、医療系専門教育の演習・実習もオンラインで実施せざるを得ない状況にありますがリアル対面の「質感」や医療技術の修得についてはオンラインの限界を再確認でき、限られた条件下で実行可能なことを考える覚悟をあらたに致しました。加えて、ICTネイティブ世代の学生のアイデアを取り入れ、学生と一緒に作っていくことも重要だと思いました。
  • 様々な分野の方と現状、今後についてディスカッションできたから
  • 非常に基本的な注意事項と最低限のzoom活用について丁寧に説明があった。
  • 興味深い意見を得られたため
  • 参加者のバックグラウンドも様々だし、zoom とのかかわりもまちまちだったので、なんだか、言いっぱなしになってしまった気がします。もっと具体的に、皆さんがどのようにzoomと関わっているのか、という具体的な話が聞きたかったです。
  • グループの対話の中で気づきをもらえたのて
  • 本当に具体的なオンラインでの授業の進め方について教えていただけた
  • ストーリーテラーと参加者の属性が一致していた(大学生や教員も多かった)
  • zoomの使い方、ファシリテーションの仕方、さらに最新の大学でのリモート講義の実際に触れられたから。
  • 話題提供者の事例紹介が参考になった