2018年1月TOC×Facilitationサロン1周年記念イベント開催しました。TOC×Facilitationサロン

『TOCとファシリテーションの掛け合わせで、何かがわかる、何かが変わる~話の繋がりを見える化する道具と働きかけを体験しよう』

開催概要

  • 日 時: 2018年1月28日(日) 10:30~17:00(受付開始 10:15)

  • 会 場: 株式会社ヴァル研究所(東京都杉並区高円寺北2-3-17)
  • 話題提供者:飯島 邦子、大久保 綾乃、小路 慎浩、白方通隆、津田壮彦、藤田 国和、星野 利夫、吉池 裕(以上FAJ会員、五十音順)
  • 参加者数:33名

テーマ概要

あなたの話し合い、しっかり考え、じっくり対話、出来ていますか?
話し合いにおいて、お互い少しずつ言うことがズレていて、なんだか噛み合わなくなったり、流れと関係なさそうな話を突然言い出す人がいたり、そんな混沌とした話し合いの場に遭遇したことはないでしょうか?
また、ファシリテーションについてちょっとでも勉強したことがあるなら、ここはしっかり見える化してみよう!と学んだばかりのツールを繰り出そうとしてみるものの、思うように使いこなせなかった、という経験はないでしょうか?

TOC×Facilitationサロンでは、ロジカルにクリティカルに考える時に有効なTOCの思考ツールと、話し合いの場をより良くするファシリテーションを掛け合わせることで、しっかり考え、じっくり対話し、目的に向かう人々の活動をより良くすることを目指して、全国各地域にて活動しています。
今回のイベントでは、「論理のつながりを見える化するためのツール」と「それを実際の話し合いの場で使ってどう働きかけるか」について考えます。
ファシリテーションって何?話し合いの場でどのように振舞えばいいの?と言う方も、ファシリテーションは知っているけれど、メンバーにどのように論理的に考えることを促せばいいの?と悩んでいる方も、是非この機会に「TOC×Facilitation」に触れてみませんか?
もしかしたら、明日からのあなたの周りの話し合いを、スッキリ噛み合うものに変えるためのコツが手に入るかもしれません。
ご参加を心よりお待ちしています!

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参加者コメント

技の出し方(選び方・タイミング)を考えるきっかけになりました。普段使った後のふりかえりは必要ですね。
TOCもファシリテーションも中途半端に知っていることのメリットデメリットを実感できました。引き続き修行します。
話がかみあった時の充実感や楽しさを是非ワークで提供し続けていただきたい。
F力測定のビデオ版(動画)があったらより理解が持てるかもと思います。
楽しい場を提供いただきありがとうございました。TOCというと制約理論&5ステップが頭にいってしまっていましたので、思考プロセスを使ったものということでTOCとFacilitationの関係性も納得感が得られました。
次の機会を楽しみにしております。
納得感はありました。
ロジックツリーは初めて学びました。因果関係の明確化にCLRが有用と感じました。職場でも役立てたいと思います。
F力測定は「すっきりかみ合わせ」に重点をおくと前置きすると趣旨が分かりやすくなると思います。
「お話スッキリかみ合わせ力」は逆に曖昧だからこそ色んな意見が出て面白い。
話を聞きながらブランチを作る練習をしたい。CLRやブランチを社内でも紹介していきたい。丸一日だったけど時間はあっという間に過ぎました。
視点としては持っているものの、常に十分使えていないことを知ることが出来て有益だった。
自分の課題として、TOC的アプローチを使って良い場の見極めが重要なように感じた。
実際に人がファシリテーションしているところを見てTOCを入れられるところなどを解析してみたい。
普段と違う頭の使い方をしましょう、というので何か切り替えられるワークなど出来たら良いかと思いました。
TOCfEの世界で会う人とは違うタイプの方と1日話せて面白かった。「話し合い感」や「論理的な議論」等も話したい。
かけあわせるのあたりがまだ煮詰まってない感がありました。どういう状態にしたいのかまだこれからでしょうか。
理解できた部分と多分本当はわかってないんだろうなーという気持ちです。論理思考から遠いところにいるので役立てていきたいです。
運営側の想いをきかせていただけるとスタートラインが違った気がします。
全く分からない人には難しいかな~初心者向けがあってもよいかも。
インストラクションの仕方についてもう少し考えてもいいかなと思っています。
ぐるぐるで、同じメンバーで同じ対象を見るので共有しやすかった。よかったです。
TOCを知らないので今日学んだ「ブランチ」や「CLR」が単なるツールに見えてしまう。ちょっとモヤモヤ。無理やりTOC×Fの文脈で考える/おきかえるように考えてしまっている気がする。
ワークのお題はワーク中みえるように掲示しておいてほしい。
ロジックツリー、CLRを目的としてではなく、ツールとして現場で使っていきたい。
TOCをもっと学びたい。ファシリテーションの全体像とTOCの適用ポイントを図示してもらえると理解しやすい。
ぐるぐるGOOD。
TOC・CLRとファシリテーションを組み合わせる運営目的をもっと明確にすると受ける側も受講目的との差が把握しやすくなる。
CLRが「ホワイトボードミーティング質問の技カード」と通じていた。
相手の意図・前提を理解するのにとてもよいツールだと。
長い間飽きずに学べました。
ロジカルシンキングをどう養うのかヒントが得られました。
配布物はできるだけ始めに配って予習しておいても学習効果は下がらないのではないかと思いました。
机は1グループ2本あるとなお楽だと思いました。
TOCは結局何だっけ・・話の前提だから制約なの?
言葉で表現することの難しさから図・絵で表現する方法(今回はブランチ)は整理に有効だと感じた。楽しかった。
残業のワークは時間がない。
意見だしはブランチのツールではない?あくまで整理用のツールと感じた。
午前中から付箋が欲しい。年代を超えて話せる。
それぞれのおさらいになった。かけあわせる可能性がわかった。
これができるようになった、なりそう、が、はっきりと思えずモヤモヤが残る。
TOCやファシリテーションに興味が出た。
CLRが知れて良かった。問いかけの仕方(表情や言葉、タイミング・イントネーション等)を工夫する努力が必要と感じた。
F力測定の文章が長く、もっと短い方が理解しやすい。
TOC好きだけど実際現場でブランチ・クラウド・ATTを使うのは難しい。ただCLRの4つの質問順は使えそう。意識できそう。
TOC×Fの因果関係の明確さは、普段のファシリテーションよりもロジカル・構造化ができる。プロセス・十分性が追加される。つじつまが合わないことが見える化できる。
CLRの効果は多分にあると思う。フレーズを使えるようになるだけでもOK!
ブランチは一人机上で自分の考えをまとめるには使えると思うがチームで集まって皆で描くとなるとどのフェーズで使うのか何のために使うのかが思い浮かばなかった。(どうしてもマインドマップやブレストのような発散のフェーズの使い方になってしまう)
CLRの概念を意識することでファシリテーションが論理的にしっかりできると感じた。
ロジカルシンキングの考え方と似ている感じです。TOCは全体最適の印象が強いので少しイメージが違いました。勉強になりました。感謝です。
何をすればいいか分かりやすかった。CLR理解して使えるようになるのはもう少し時間がかかりそう。ただし興味はある。
立場の違いはあっても近い想いのメンバーで価値観・判断基準の違いも含めて楽しくワークできました。
投影資料は後付けであってもシェアいただけると手持ちのメモ配布資料と合わせて振り返りやすいです。

担当者振り返り

今回の反省点は、一重に事前準備不足と参加者を主体にという最も重要なことが足りなかったこと。全員の役割を設定したがゆえ、参加者を主体に考えた時の場の一貫性。一度やったことがあるコンテンツばかりを集めたわけだが、参加者も違えば前提も違うのだから、そこは丁寧に考えるべきであった。
何のために場を開くのかという基本的なことを忘れてはいけないという大きな気づきを得たイベントであった。
ただ、今回のイベントによって、中々同じ場にそろうことが出来ない広域にわたるメンバーが、一堂に会して一つの場を共に創ったことは意義深いと考える。
この機会を次の糧にして、さらに探求を深めていきたい。