2021年度ファシリテーション・サミットOSAKA 2021のワークショップセレクションでシステム思考とコラボしました。TOC×Facilitationサロン

『システム思考×TOC×ファシリテーション ~このかけ合わせから何が見えるだろうか?~』

開催概要

  • テーマ :システム思考×TOC×ファシリテーション ~このかけ合わせから何が見えるだろうか?~
  • 日 時: 2021年6月13日(日)9:30〜12:00
  • 会 場: zoomオンライン
  • 話題提供者:飯島邦子、藤田国和、星野利夫、吉池裕、津田壮彦、白方通隆、小路慎浩 with野口和裕(50音順)
  • 参加者数:26名

テーマ概要

ファシリテーターとして、話し合いを論理的に整理して見える化していくことはとても大切な要素です。特に循環的(堂々巡りしたり、解決したつもりでも解決しない)な問題の場合は、見える化しないと問題の本質に近づくことはできません。
TOCとシステム思考は、見える化の手法の一つです。
双方とも、因果関係を繋ぎながらモノゴトの構造的な事を表現していくものですが、その構造を表現するまでのアプローチは少し異なっています。
今回は、あるテーマについての対話をTOCとシステム思考で同時に見える化し、見比べながら対話する事で、何が生まれるかを探究します。
ファシリテーションとTOCとシステム思考を同時にかけ合わせる事で、何が起こるのか?違うことは何か?共通することは何か?等、このプロセスから何が生み出されるか一緒に体験してみませんか?

プログラム

  • TOCxFacilitationサロンのご紹介
  • そもそもなんでコラボすることになったの?
  • システム思考とTOC
  • 問題の状況について考えてみる
  • システム思考とTOCで見える化
  • 解決策の可能性を 考えるとしたら・・・
  • システム思考×TOC   ×ファシリテーション
  • 同じ事象に取り組んでみて分かったアプローチの違い
  • 掛け合わせたことで見えたもの

システム思考×TOC×ファシリテーション ~このかけ合わせから何が見えるだろうか?~_200210613_r.pdf

参加者コメント

  • ファシリテーションの本質的なテーマに切り込んでいくアプローチだったので、もっと学びを深めたいという動機付けになった。
  • 内容が濃く、しっかり考え、話し合えた。地域や組織の枠組みを超えてコラボレーションするFAJらしいテーマだったのと、この場に集まった方との対話がその内容をより深めていったので。
  • ワークショップの目的通り、抽象化して自分の仕事に置き換えることができた。
  • ロジカルな思考にもいろいろなパターンがあり、それぞれの強みがあることがわかりました。

20210613_toc.jpg

担当者振り返り

クリティカルシンキングという意味でとても親和性のあるシステム思考とTOCを掛け合わせると何が見えてくるだろうというところから始まったコラボレーション。少しそのことが伝わっていったかな、と思えました。
また、似ているけれど違うところもある。ツールを使った話し合いにおける同じような悩みもある。と、色々な発見がありました。
何より、より良い世界を実現するための問題解決ではあるが、さらにその先にあるゴールを達成することを目指すという同じ山に登ろうとしていることを確認できたことが嬉しいことでした。

引き続き、コラボレーションしながら探究を続けていきたいです。

コラボミーティング実績

  • 第1回:2020年11月15日
  • 第2回:2020年12月6日
  • 第3回:2021年1月9日
  • 第4回:2021年1月23日
  • 第5回:2021年2月13日
  • 第6回:2021年2月24日
  • 第7回:2021年3月14日
  • 第8回:2021年4月3日
  • 第9回:2021年4月19日
  • 第10回:2021年5月5日
  • 第11回:2021年5月19日
  • 第12回:2021年5月31日
  • 第13回:2021年6月6日
  • 第14回:2021年6月14日(ふりかえり)