ポスターセッション一覧

エントリーいただいたセッション一覧です。

No.発表テーマ(エントリー順)発表者
1 望ましい未来から振り返る対話でファシリテーション
~福祉分野からビジネス分野へ~
日山敦生
2 創造性を高める!「偶然のチカラ」 ファシリテーションみらいセンター
3 FAJ中部支部定例会アンケート結果からわかること FAJ中部支部 有志
4 ITツールを利用したファシリテーションの考察 阪長俊之
5 オンラインコミュニケーションで「壁」は存在するのか?
コロナ禍で答えを探し続けた1年
日本ファシリテーション協会 関西支部 オンラインコミュニケーションFAJ関西「壁」ワークチーム
6 FAJ富山サロン活動紹介(サロン15年の歩みを振り返る) FAJ富山サロン
7 ファシサポ委員会の活動紹介
~事例から紐解くファシリテーションの現場~
FAJファシリテーションサポートプログラム委員会
8 フィンランド式ファシリテーションの原則
~ハイインパクトで成果が出るワークショップをデザインする~
Principle of Finnish Facilitation
~Designing a workshop with high impact and commitment!!
FAJグローバル委員会
9 子育て世代のネットワーク作りをファシリテーションでサポート 古河親楽ファシリテーターの会
10 はこだて国際科学祭における地域をつなげるファシリテーション 立花浩司 サイエンス・サポート函館
11 一堂に会せない場合のファシリテーション
―大規模、階層化組織、リモート、専門分化において―
NPO 国際ファシリテーション協会 理事 本間直人
12

生マグロはファシリテーションの夢を見るか?
「オンライン配信で学びの鮮度を保て」
南紀勝浦サテライトの実践と検証

平野隆則・和歌山サロン
13

オンラインでも伝わるプレゼンテーション
~ファシリテーターに届けたいプレゼンテーションの創意工夫~

川嶋直&飯島邦子
14

国際協力(開発途上国の人材育成)での多文化環境下での学びあいの実践事例

三牧純子・有働敦子 満留谷里枝 角田聡子JICA
15

気軽に楽しく、話し合おう! バリアクラッシュ!!
〜伝える 伝わる ダイジョーブ♪〜

バリアクラッシュ研究会 (FAJ会員、非会員を合わせて14名)
16

TWC25+ 未来を拓くワールドカフェ
~オンラインコミュニケーションの新時代~

ザ・ワールドカフェ25周年記念イベント実行委員会(TWC25)
17

ビジュアルナラティブとファシリテーション  
~どこにでもありそうな物語を通して~

加藤貴美子
18

ホワイトボード・ミーティング®でファシリテーターになろう!
〜ビジネスからボランティアまで、各領域の実践〜

株式会社ひとまち
19

オンラインファシリテーションの次世代教育への効用

中学生オンライン遠隔教育研究チーム
20

ホールシステム・アプローチの三幕構成と集合知

田坂 逸朗
21

FAJトレンド調査

システム管理委員会

発表概要

No.発表概要
1

世の中には多様なプロジェクトがあり、多くの関係者が関わり、いろいろな問題が起きています。望ましい未来から振り返る未来語りのダイアローグは、関係者間の連携を図り、問題解決を行うフィンランド生まれの対話法です。日本では、今、福祉分野で話題となっています。望ましい未来(目標)を創造し、そこから、どのような連携が出来たから、望ましい未来が実現できたかを、関係者間で振り返りを行います。

2 コロナ禍で私たち失ったものの一つが「偶然」です。偶然居酒屋で隣に座った人との語らい、偶然オフィスで小耳にはさんだ情報、偶然書店で見かけた本・・・。Stay Homeしていたのでは、予期せぬ展開が拓けてきません。本発表ではそんな「偶然のチカラ」を明らかにし、最大限に引き出すための「構え」や「設え」について考察していきます。「オンラインのワークショップは予定調和で面白くない」と思っている人に打ってつけの内容です。
3 FAJ中部支部では、2016年3月より定例会実施毎に、定型の参加者アンケートを記入・提供いただいています。5年間蓄積されたアンケート・データから見えたものをご紹介するとともに、こらからの定例会のあり方について意見交換できればと思います。
4 電子メールや掲示板(LINEやFacebookなど)は,もはや生活に欠かせないものになりましたが,その他のITツールも含め,特にオンライン前提でないものがファシリテーションで語られることはまだ少ないと思います。関西支部定例会で関連したワークに参加したり実施したりした成果を紹介しながら,皆さんと対話できればと思っております。
5 「オンラインの壁って何?」「オンラインの空気感はコントロールできる?」「リアルもいまやマスクの壁(泣)」 とことん検証・議論した全3回にわたる「壁」定例会シリーズ。果たして「壁」の正体は何だったのでしょうか?探究テーマに掲げた「制約を考えることで、今後の展望を開く」は実現できたのでしょうか?シリーズを通して、私たちは何を学び、ファシリテーターとしてどう成長したか、「壁」ワークチームの軌跡と成長のドラマをご紹介します。
6

FAJ富山サロンは2006年3月に設立され、富山県を中心に北陸地域のファシリテーションの普及活動を続けています。
「間口は広く、敷居は低く」をモットーに、初心者からベテランまで、ファシリテーションの極意を楽しく学ぶ"例会"を開催しています。
15年間活動してきた富山サロンの歩みを皆さんにご紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

7

当委員会では、ファシリテーションを導入して活用したいという他団体の支援・助言活動をしています。
「是非生徒たちに体験してもらいたい」という学校の先生、包括支援センターからのケアマネ向け研修、企業のビジョン策定支援などなど...どんな依頼が寄せられ、どんな想いや行動で依頼に応えているのか?
私たちが大切にしている丁寧なコーディネーションとは?
委員会の活動を、事例をもとにご紹介します。

8

グローバル委員会では、海外のファシリテーターと交流親睦を図るべく活動しています。今回の発表では、フィンランド式ファシリテーションについてご紹介します。

内容
1. 従来のファシリテーションとフィンランド式ファシリテーションの違い
2. シンプルな構造がワークショップ企画を充実させる
3. パワフルなツールがファシリテーションの実施に自信をつける
4. フィンランド式ファシリテーションをさらに学ぶには
5. 参加者との対話

進め方
15:30~ 16:00~ 16:30~ 3回スタートします
コンパクトにフィンランド式ファシリテーションの良さを紹介します

背景の説明
幸福度3年連続世界一、教育水準も高いフィンランドではファシリテーションは日常のことです。この地で育まれたフィンランド教育庁認定のプログラムがあります。世界で5万人が受けているファシリテーショントレーニングの一部を紹介します。みんなが満足感を感じられるアイデア出しや合意形成のやり方などは大いに参考になることでしょう。

ちなみに、この手法を使っているMax渡辺さんは、ある世界企業で展開しているワークショップを海外と提携してやっていますが、世界のファシリテーターの中で、参加者満足度が最も高い評価を貰っています。皆さんにも、その秘訣を紹介します。

9

茨城県古河市と連携して、小中学校での家庭教育学級や就学時健診を中心に、ファシリテーターを担ってきました。会員の世代も様々で、家庭や仕事の状況が違う中、それぞれの強みを活かしながら任意団体として活動してきました。昨年はオンライン化にも挑戦しました。今後はこれまでの10年の活動実績をもとに、NPO団体に形を変え、古河市、小中学校という枠を越えて、子育て世代のネットワークづくりのサポートを展開していきます。

10 函館圏において科学コミュニケーション活動とそのネットワークづくりを行う連携組織「サイエンス・サポート函館」では,毎年夏に「はこだて国際科学祭」を行なっています.科学祭をつくるプロセスから,市民との対話の場のデザインまで,ファシリテーションは重要なベーシックスキルです.科学技術をめぐる市民との対話は,地方創生や地域活性化の観点からも,FAJの使命としてサポートしていく必要があると考えています.
11 グループの可能性を最大限活かす力が NPO 国際ファシリテーション協会
のファシリテーションの定義です。
"職能またはリーダー型ファシリテーターが孤軍奮闘して、衆知を集めまと
めていく"のでなく、チーム、グループ、組織の全員のモチベーションを高
め、能力を集め、相互に力結集して成果をあげていく場づくりについて視点
提供をいたします。
テーマは3個。
 組織の構造、
 DiS コミュニケーションの改善、
 モチベーションと成功体験
12 和歌山サロンでは、2013年から毎週土曜日7時から1時間「朝のファシリテーション勉強会」を開催している。2019年は、那智勝浦町にサテライト会場が誕生した。タブレット端末とオンライン会議ツールを使い、2会場で勉強会を開催した。資料や板書画像をデータ共有し、グループワークは各会場で行い、振り返りを共に行い、学びを深めた。試行錯誤の1年間を振り返り、運用の課題やノウハウをまとめる。
13 オンラインでのプレゼンテーション、皆さんは何を大切にどんな工夫をしていますか?世界的危機は参加型の場にも大きな影響を及ぼしましたが、伝えたいことが相手に伝わってこそ、プレゼンテーション。それはオンラインであっても同じです。今回はそんな激変した環境の中で、川嶋直が伝わるプレゼンテーションにどう拘り、どのような創意工夫と試行錯誤を重ねてきたか、それを身近に観てきた飯島邦子と共に、その探究成果を発表します。
14

JICAでは開発途上国の主に行政官を対象に、様々な人材育成の支援を行っています。その一つが、課題別研修というプログラム。これは、特定のテーマのプロフェッショナルが各国から集い、そのテーマについて学ぶだけでなく、お互いのアイディアを重ね、課題の解決につながるような新たな知を共創することを目的としています。
多文化の学習環境において、こうした目的を達成するために、どのような仕掛けをしているのか、ご紹介します。

15

障がい有る無し関係ない、通訳居るいない関係ない、肌の色、年齢、性別関係ない。皆で楽しく語り合う、それがバリアクラッシュ。
私たちバリアクラッシュ研究会は人と人とが、その間にある様々な垣根を乗り越えて、自由に対話することを目的に活動しています。
現在までの活動は2つ

■ワールドカフェ25周年記念イベント(TWC25)
「楽しかったなぁ、またやりたいなぁ」と思える場にしたいを狙いに
手話できる、できないは関係ない、聞こえる、聞こえないも関係ない
ことばの壁を取っ払って気軽に、楽しく、話し合う場を作りたい。
ろう者と健聴者、互いの言語を超えて伝え合うオンラインでのワールドカフェを開催しました。

■二つ目は東北支部定例会
ワークショップを通じて豊かな表現をoioiさんから学び「伝えたい」「伝える」「伝わる」ことが楽しくなっているを狙いに
話題提供者に『手話エンターテイメント発信団oioi』さんをお招きして 言語だけでは伝わりづらい、そしてマスク時代と言われる新しい生活様式の中でもヒントになる "伝える" "伝わる"の大切さ、喜びを一緒に楽しみながら体験し学んだ。

以上の2つの内容と今後の展望を参加のみなさまにお伝えしたい。

16 ワールドカフェが世に生まれて25周年となった2020年、ワールドカフェ25周年企画も、リアル開催からオンラインを中心とした企画に変わりました。当初はオンラインではリアルには敵わないといったイメージを持たれることもありましたが、オンラインで開催される度にそんな懸念は消えていき、むしろバウンダリーを超える可能性に満ち溢れていきました。このような25周年企画を振り返ります。
17 ナラティブは主に言語によるものとされていますが、ビジュアル表現をきっかけにすることで、語りがより豊かに促されることがあります。ささやかなビジュアルを入り口に、普段、言葉にしていないこと(感情、思い、期待、ニーズ等)を言葉にし、ファシリテーションを通して対話やストーリーを紡ぐ効果について考えます。ビジュアルナラティブとファシリテーションの可能性について、参加者の皆さんと深めたいと思います。
18 ホワイトボード・ミーティング®は、ホワイトボードを活用して進める会議の方法です。組織の合意形成や課題解決力を向上し、地域や社会の幸せに寄
与するファシリテーションスキルです。
汎用性が高く子どもから大人まで練習で身につけることができるので、ビジネス・教育・行政・医療・福祉・地域活動・生活など、幅広い領域で取り
組まれています。
各領域での具体的な実践例をご紹介します。
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全国の地方、そして都心と違う環境の中学生をオンラインでないだ教育の場。ファシリテーションにより効果が上がると考えた。実際に大きな成果を実感。ぜひ実践事例からファシリテーションの効果を伝えたい。

教育GIGAスクール構想は昨年必要に迫られハードの整備は大きく前進した。個々が持つデバイスはまだ見ぬ世界と繋がるゲートウェイだ。しかしその先にあるのはまだまだ視聴型ばかりで、対話の機会を得ることは難しい。

対話を促進するオンラインファシリテーションの次世代教育への効用を確信し、中学生が個人参加するオンラインコミュニティで実験をした。
今回は個人がチームとなり主体的に場に貢献するプロセスについて紹介する。

オンラインによるアクティブ・ラーニングに興味のある方も必見。

20 ワールドカフェ、OST、フューチャーサーチなど、組みあわせて奏功であった実践事例を、市民協働分野から3例、組織開発分野から3例報告し、シド・フィールドの三幕構成やジェームズ・スロウィッキーの「集合知の3つの場面」になぞらえながら、ホールシステム・アプローチの目的としての相互理解、集合知生成、創造的合意に寄与するところの、組みあわせることの有意性、有用性、成果を考察し、プログラム構成の実例を紹介します。
21

昨年実施された全国の定例会を調査し、会員の方々が注目したキーワードは何かを調査し発表。
→コロナ前後での違いも調査
→中止後の影響度

キーワードや実施内容から今後、必要とされる知識は何かを考えるヒントを探る。