住民による自主的な避難所運営を促すファシリテーション
~熊本地震後の嘉島町の事例から~
2017年5月28日(日) 9:30~11:30
熊本地震の発生から約1年が経過しました。発災直後より熊本県上益城郡嘉島町の支援に関わった災害復興支援グループより、災害復興現場でのファシリテーションの事例を紹介します。
日常は町民課で住民との窓口として働いていた戸籍係長が、地震の発生によって突然避難所運営の担当者になり、そこではどんなことが起こっていったか?そこにボランティアとしてやってきたファシリテーターはどのような関り方をして、それによって避難所運営がどのように変わっていったか?
今回のスペシャル企画では、嘉島町避難所の担当者に当時の様子をお話し頂き、災害という非日常において、住民同士での話し合いを通して、共通の目的に向けてどのようにファシリテートしていったか、ファシリテーターの視点で紹介します。そして、私たち自身が、いつ来るかも知れない災害やリスク時に備えて普段から地域や職場でできることは何かを探求していきます。
熊本県上益城郡嘉島町町民課戸籍係係長
FAJファシリテーションサポート委員会 復興支援グループ