2021年2月 第186回 赤テーマレポート:「自分だけの答え」がみつかる? 〇歳からのアート思考中部支部

1.実施日時:2021年2月20日 (土)15 :00~17:00

2.会場:オンライン会議システム「Zoom」

3.担当
:かじこ、ひとろん

4.参加者数: 定例会担当者2名+参加者12名(会員12名)

5.プログラム概要

アート思考の本を参考に、各々が惹かれた絵や写真を通して対話をした。
自分のものの見方の変化を味わった。
・事前準備...「私の心惹かれる1枚」を選んでくる
・チェックイン「絵を見て一言」
・ワーク① 「私の心惹かれる1枚」をグループで対話をしながら鑑賞
  →ふりかえり
・ワーク② 「私の心惹かれる1枚」にタイトルをつける
  →グループで鑑賞
  →改めて「私の心惹かれる1枚」にタイトルをつける
  →ふりかえり タイトルは変化した?しなかった?それはなぜ??
・中部支部ふりかえりタイム

参加者コメント:
〇人によって見方が違うことが素直に楽しめたこと。
〇時間が短く、テーマが分かりやすかった。(疲れたり、散漫にならない)
〇全体にムードが柔らかく、安心できた。
〇珍しいアートに出会えて、思考範囲を広めることができた
〇言語よりアートの方が良い悪いの判断に繋がらないのは良かった
●ふりかえりで、ファシリテーションと結びつけることができなかった。
多様性を受け入れる柔軟性を持つためのアイスブレイクとして考えることはできるが、それで次どうする?までは、今ひとつ深まらなかった。
ふりかえりの共有があった方が良いと思いました。
●この回に限らずですが、ワークの際の「問い」は抽象度を下げて具体的にした方がより進みやすく盛り上がったのではないかと感じました。

定例会担当によるふりかえり:
・アートを通して、自分なりのものの見方考え方について考えるワークを考えた。
アート思考の考え方は、ファシリテーションに似ていると感じ作成した。
定例会後の振り返りでは、たくさんの人がワークに対して話して下さり、いろんな可能性を感じさせていただいた。
誰かの答えではなく、自分なりのものの見方を自分達で見つけていくプロセスを実感してもらえるよう、次回のワークにつなげていきたいと考えている。
・今回は「アート思考」の最初の1歩『自分なりのものの見方』をメインに扱いました。
ついつい正解を探してしまう、なにを言えば喜ばれるのか、なにを言えば褒められるのか...。
そんなコミュニケーションのあり方から1歩抜け出し、自分なりのものの見方を見つけることで、ファシリテーターとしての成長につながればと思います。
時代の変遷の中で、自分なりのものの見方で自分なりの問いを見つけ、新しい「アート」を生み出していったアーティストたち。
そこから学ぶことで、私たちも移り行く時代の中で問いを持ち続け、先入観の外にある新しい時代の「ファシリテーション」に出会えるかもしれないと可能性を感じました!