ＦＡＪ中部　2015年7月定例会　赤テーマ　報告

◆日時：2015年7月18日（土） 13:00〜17:30
◆場所：東桜会館 第２会議室
◆参加者：会員16名（運営担当2名含む） 一般0名
◆ゲスト：大嶋友秀（ＦＡＪ東京支部）
マインドマップ公認インストラクター（TLI：ThinkBuzan Licecesed Instructor）
◆担当：杉原廣二、徳山可之（ＦＡＪ中部支部）
◆テーマ：マインドマップ・ミーティングで企画を考える 　「チームを生かす、グループマインドマップをやってみよう」
〜２０１６年全国シンポジュームのための ご当地キャラをつくろう〜

【担当からのメッセージ】
７月の定例会は、グループマインドマップでの実験です。
ファシリテーションでのマインドマップの可能性を知り、マインドマップの理解に新たな視点や次元を加えます。
マインドマップをファシリテーションに生かしたい方、奮ってご参加ください。

【プログラム】
１．オリエンテーション
・グループ分け
マインドマップ歴順に並び経験値が均等になるように４人単位のグループに分かれる。
・チェックイン
シンプルマップを使って自己紹介。
・今日の目的説明
グループマインドマップでアイデアの発散、収束を行い２０１６年ＦＡＪシンポジウムのご当地キャラを作る。

２．マインドマップの練習
・個人でミニマインドマップの作成
セントラルイメージに自分のニックネームを描きその周りに１０本の線を描く。１０本の線上に自分に関する思い浮かんだ言葉を１分間で書き出す。
３分間で１０本の線の先に２本の線を追加して最初に書いた言葉から別の言葉を書き足していく。
☆ポイント⇒書く手を止めない。思い浮かんだ言葉をそのまま書く。
・グループマインドマップの作成
セントラルイメージとしてＴシャツを描き中は空欄のままにする。周りに４本の線を描き線上にグループメンバーのニックネームを書く。
順番に自分の書いたミニマインドマップを説明しながら、自分のブランチに言葉を書き足していく。
グループ全員が書き出し終わったら、関連性のある言葉を見つけ、そこからグループ名を考えてセントラルイメージに書き加える。
☆グループマインドマップのルール
*判断を保留する
*書いたら話す
*しっかりと聞く
*考えを加えても良い
*考えを総合しよう

３．コンセプトを考える
・ＢＯＩ（Basic Ordering Ideas)決め
全体で２０１６年ＦＡＪシンポジウムに関する言葉を募り挙手で４つに絞り込み、「中部」「出会い」「ファシリテーション」「フューチャー」に決定。
・ミニマインドマップでの仕込み
個人でＢＯＩごとに４つのミニマインドマップを作成する。要領は?と同じ。
・グループマインドマップでメンバーの考えを統合
模造紙中央に黄色の円を大きく描く。ＢＯＩごとに各自のミニマインドマップを統合してグループマインドマップを作成する。
休憩をしつつ他のグループのマインドマップを観察。

４．ご当地キャラを作る
・インストラクション
ご当地キャラの条件を説明
*郷土愛に満ちあふれたメッセージ性があること
*立ち振る舞いが不安定かつユニークであること
*愛すべきゆるさを持ち合わせていること
*原則として着ぐるみ化できること
・ご当地キャラ作り

３で作成したグループマインドマップをグループメンバーで俯瞰してキーワードを絞り込む。
☆ポイント⇒ＢＯＩごとにキーワードを絞込みとご当地キャラを考えるヒントになる
キーワードから模造紙中央の黄色の円内にキャラのイラストを描く。
・ご当地キャラの発表
各グループごとにご当地キャラを発表する。

５．ふりかえり
グループで今日の気付きについてふり返りをした後に、グループ代表が発表して全体共有。

【参加者の感想】
・グループマインドマップのメリットは他と意見を闘わせずに意見を繋げることができること。
・マインドマップへの苦手意識が少し克服できた。
・マインドマップのお陰で多くの意見が出た。また単語で書いてあるので見やすい。
・ミニマインドマップで１０個の言葉を出すのが大変だった。なぜ１０個なのか？
⇒制限時間内に１０個書き出すためには考える、フィルターを外すためには制限時間内に１０個が適している。５つでは少ない。
・１０個の言葉をひねり出すのが大変で疲れたが、疲れているほうが言葉が反射的に出た。
・みんなで意見を持ち寄るとアイデアが出やすかった。
・多くの色を使うと楽しいしアイデアがたくさん出た。
・書いてから話す、聞くが良かった。意見が出しやすかった。
・個人ワークをしてからグループワークをしたので意見が多く出た。
・今日の学びを活用したい。
・ミニマインドマップ、グループマインドマップについてもっと知りたい。

以上