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FAJ中部支部2006年5月度定例会議事録
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■日時 :2006年5月20日(土) 13:00〜17:30
■場所 :東桜会館 第1会議室
■参加者: 会員29名、見学者7名
■担当 :堀、安藤さん、牧野さん
■テーマ
FAJでの学び方を学ぼう! Part1 〜振り返りを振り返る?〜
■概要
ファシリテーションを学ぶのに不可欠な「振り返り」のやり方を研究していく
■内容
◆レクチャー(20分)
・「FAJの歩き方」と「定例会のテーママップ」
・体験学習のサイクルとジョハリの窓(自己開示&FB)
◆グループ分け&アイスブレイク(20分)
・Fの経験度(定例会出席回数)でラインをつくりグループ分け
・グループ内で自己紹介
・グループ名(食べ物)、ファシリテーター、観察者を決める
◆ワーク(1)(70分)
・正解のある問題(観察者なし)
「日本全国に自動販売機が何台あるか?」
・結果発表→正解との比較
・ワークの振り返り(観察者あり)
・観察者を中心に振り返りの振り返り
→振り返りでおこったことや振り返りのポイントを
・いくつかのチームで気づいたことを軽く発表
◆ワーク(2)(60分)
・正解のない問題(観察者なし)
「電車の中での迷惑行為に順位をつける」
・結果発表→軽くディスカッション
・ワークの振り返り(観察者あり)
・観察者を中心に振り返りの振り返り
→振り返りでおこったことや振り返りのポイントを
◆ワーク(3)(80分)
・「振り返りの成功法則」をグループ毎にまとめる
・・・場づくり、プロセス、ルール、問い、ツールなど
→会議のポイントではなく、振り返りのポイントを!
→抽象的な留意点よりも、具体的なハウツーを!
・結果発表
バザール型で発表&ディスカッション
・グループでの振り返り
今日気づいたこと&感じたことを一言ずつ
・まとめ
関西で同じプログラムをやったときとの比較など
■感想&補足(堀)
振り返りのやり方を振り返るという少しトリッキーなテーマでしたが、振り返りのコツをそれなりに発見していただけたよう思います(そのため、用意していた最後の説明資料は配りませんでした)。特に、1回目と2回目とでは、振り返りの質が確実にアップしていたのを感じました。
今回は、前月に関西でやったプログラムをさらに練り上げてやりました。やっぱり「ワークは2回やらないと決まらない」というのが私の素直な感想で、関西より質の高いものになったのではと思います。具体的な変更点は、以下です。
関西の記録と比較ください。
・グループサイズを5人に減らす
・観察者にベテランを指名して、事前にポイントを説明
・イントロで「自己開示」と「フィードバックの重要性を説明
・二つ目のテーマを価値観がからんだものにして対立をおこす
・最後の「振り返りのポイントのまとめ」に入る前に、(1)会議のポイントではなく振り返りのポイントを、(2)抽象的な留意点よりも具体的なハウツーを、と釘をさす。