第30回 その2:2006年5月13日 振り返りを振り返る!?〜FAJでの学び方を学ぼう!〜関西支部

第30回関西地区研究会議事録 その2

日時:2006年5月13日(土)13:30〜17:00
場所:東淀川勤労者センター 第1会議室
参加者:40名
担当:堀 宮田 空井 繁村
テーマ:振り返りを振り返る!?
〜FAJでの学び方を学ぼう!〜
目 標:
ファシリテーションの基本の基本である振り返りの成功法則をみんなで探し出そう
全体の流れ
13:30【オープニング】
・グループ分け
・ミニ講義   
13:45【アイスブレイク】
・自己紹介 チーム名決定
・Fと観察者を決める
13:55【演習1】
グループ討議「人口10万人当たりの寺院数の多い県 ベスト5は?」
振り返り
・観察者をおいて議論の振り返りとFへのフィードバック
振り返りの振り返り
・観察者を中心にグループ討議
シェア
15:00【休  憩】
15:10【演習2】
グループ討議「ある学校で6年間を通して一つだけスポーツをするとしたら?」
振り返り
・観察者をおいて議論の振り返りとFへのフィードバック
振り返りの振り返り
・観察者を中心にグループ討議
16:10【全体のまとめと振り返り】
グループ討議「振り返りを成功させるポイントをまとめる」
シェア

概要
【オープニング】
グループ分け
飴を一つずつ取ってもらい、同じ種類の人でグループになる。
ベテラン(2年以上)と初心者(定例会参加3回未満)を均等に調整

ミニ講義 堀
・FAJでの学び方と定例会の意義  
・「振り返り」とは?
【アイスブレイク】
自己紹介 チーム名(食べ物)決定
演習1と演習2のFと観察者をそれぞれ一名ずつ決める
【演習1】
グループ討議「人口10万人当たりの寺院数の多い県 ベスト5は?」
・Fをおいて討議。観察者はおかない。
#
お寺の多い要因を考えたチーム、各自でTOP5を出して議論したチー
ム、歴史をひもといて考えたチームなど様々。
・各チームの答えをホワイトボードに記入。
・うんちくを語りながら、正解発表。
#
京都・奈良を1/2位にしたチームが多かったけど、正解は??
振り返り
・観察者をおいて議論の振り返りとFへのフィードバック
#
演習の答えにこだわる/気持ちに焦点/進め方に焦点 という議論
がされていた。
振り返りの振り返り
・観察者を中心にグループ討議
シェア (感想)
・振り返りに進行役はいるのだろうか
・結論はまとめた方がいいのだろうか
・誰に対する振り返りか 個人として/グループとして
・振り返りのねらいを先に明確にしておいた方が良かった
【休 憩】
【演習2】
グループ討議「ある学校で6年間を通して一つだけスポーツをするとしたら?」
・Fをおいて討議。観察者はおかない。
・各チームの答えを発表。
ダンス・シンクロナイズドスイミング・サッカー
振り返り
・観察者をおいて議論の振り返りとFへのフィードバック
振り返りの振り返り
・観察者を中心にグループ討議
【全体のまとめと振り返り】
グループ討議「振り返りを成功させるポイントをまとめる」
シェア
・各チームのまとめを各チーム一人だけ残して(質問対応)みんなで見て回る。
・本日のワークの振り返り
(感想)
・時間配分の振り返り−議論の重要度とあっているか=進行が良かった
かの目安になる
・個人個人の振り返りが大事だと再認識
・誰のための振り返りか。個人(F)だけでなくチームのためもあるこ
とに気づいた。
・利害対立のある話し合いの後、振り返りができるのだろうか。
ぶつかりかたによる。紙に書かせるのも良い。
相手の立場になったらどうかを考えて振り返りをしてみては?
人と意見を切り離すことが大切。

#担当者コメント#
2回の演習をして、1回目の「振り返り」・「振り返りの振り返り」をした成
果が、2回目の演習のレベルアップにつながっていました。「振り返り」の大
切さを実感しました。
担当者の反省会で、2回の演習が同じような議論の展開になっていたので、2
回目のテーマは、もっと価値観のぶつかり合うようなものが良かったかなとい
う意見がありました。振り返りも色々幅広い気づきがえられたのではないかな
と思いました。

今日まとめた「振り返りの成功ポイント」を次回からの定例会で活かして、ス
キルを高めていけたらと思います。
皆さんも、どんどんスキルを高めて(=モトをとって)くださいね。

                                        多様なFAJでの学び方・・堀会長      振り返り成功の秘訣って?

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