第35回:2007年10月20日 「チームの心を見える化しよう」〜個の気づきがチームを変える〜中部支部

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   FAJ中部支部 2007年10月度定例会 議事録

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■日時  :平成19年10月20日(土) 13:00〜17:30

■場所  :東桜会館 第1会議室

■参加者:会員29名、初参加者8名(内3名は北海道より参加)

■担当  :チューブ 's エンジェル(松浦、林、森)

■テーマ : 「チームの心を見える化しよう」 〜個の気づきがチームを変える〜

■概要

  2つのワークを通して、自己開示をする。

  それぞれ個の違いを感じて、感情の変化を共有する

  ...と、チームに変化は起こるか?

   

■内容

 ◆オープニング (10分)
    グランドルール、本日のねらい
 ◆アイスブレーク (15分)
  ・「自分のことをどれくらい知っていますか?」
   0〜25、26〜50、51〜75、76〜100%、どこにも当てはまらない、の5ケ所に分かれる
     
 ◆チーム分け (15分)
    ・自己認知度数の近いメンバーで固まらない様に、1チーム5,6人に分かれる。
     ・自己紹介(参加目的、自己認知度とその理由など)
 ◆ワーク1 (50分)
    「シュガータワー1」
    *リーダーシップ、メンバーシップの体験をすることで心の変化を感じる。
       ・1チームを2つに分け、3人チームを作る。
     ・1人がリーダーとなり、目隠しをしたメンバー2人に指示をして角砂糖を積み上げていく。
      作戦タイムで目標数などを決め、利き手と反対の手のみで2分間で積み上げる。
     ・3人ともリーダーを体験し、1回ごとに3人チームで振り返りを行う。
      ・各チームの代表による全体での振り返り   
 ワーク2 (45分)
    「気質を知ろう」
     *DNA気質によるタイプ分けを用いて、自分を知る、他人を知るワーク。
     ・約5分間でチェック表に記入する。
      各気質の数値を集計し、名札に集計グラフを貼る。
     ・内容資料を配布し、簡単に解説を行う。
     ・気質チェックによる気づきなど、チームで振り返る。
 ◆ワーク3 (30分)
    「シュガータワー2」
     *ワーク1に、ルールを追加して同じ作業を行なう。
      ワーク2を行なったことで、何か違いがあるだろうか?
      <新たなルール>
         ストレスに弱い気質を持つ人をリーダーとする。
       ・メンバーは、リーダーの不安を和らげる様に助け合う。
       ・観察者をおく。
        
 ◆グループの振り返りと発表 (40分)
     ・ファシリテーターを立てて、振り返る。
     ・チームの発表
 ◆全体振り返り (30分)
     ・シュガータワーのインパクトが強かったが気づきも多かった。
     ・シュガータワーで2人に指示を出すのが難しかった。
      ちょっとしたことで、不平・不満が出るんだな〜と思った。
     ・自分の性格を自分で作り上げてきたんだなと感じた。
     ・自分の態度も見える化できた。
     ・気質をポジティブに捉えたい。
     ・気質のテーマを深くやりたい。
     ・ファシリテーターは、変えられるであろう環境をどう変えていくか
     ・感情の動きとファシリテーションとのつながりが、いまひとつ見えなかった。
     ・この人に何を言ってあげようと考え過ぎて上手く行かなかった。

■感想

     ・一人ひとりの気質を知り感情を意識することにより、チームへの働きかけが変わることを感じることを狙ったが、ワークの「シュガータワー」のインパクトが強かったとの感想が多かった。

     ・初めて前に立ってみて、とても緊張しました。(ホントです。)

      想定外の事態に動揺したり、質問に上手く答えられなかったり...

      次回チャンスをいただけたら、感情の動きとファシリテーションの関係をじっくりと味わえる流れを作りたいと考えています。

     ・参加してくださったみなさん、ありがとうございました。