2017年7月赤テーマレポート:チームパフォーマンスモデルから学ぶ、成果が出るチームの作り方・育て方中部支部

チームパフォーマンスモデルから学ぶ、成果が出るチームの作り方・育て方
◆実施日時:2017年7月15日 (土) 13:00~17:30
◆定例会担当: 平山猛(FAJ九州支部)、上井靖(FAJ中部支部)
◆会場 / 部屋番号: 東桜会館 第2会議室
◆参加者数: ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [31] 名(会員28名、一般3名)
◆<告知文>
「チームパフォーマンスモデルから学ぶ、成果が出るチームの作り方・育て方」
ファシリテーション・グラフィックの元祖ともいわれるデビット・シベット氏が、長年にわたる組織コンサルティングの実践から体系化した「チームパフォーマンスモデル」。チームをつくり、チームとして機能し成果を上げていくまでの過程を7つのステージに分け、それぞれの段階で、どんなことが起こるかを定義したモデルです。
Team Performance Model(The Grove Consultants InternationalのHP)
(http://www.grove.com/methodology_drexlerSibbetTeamPerformanceModel.php)
日本語で紹介されているページ(http://www.ryuzee.com/contents/blog/7096)
チーム活動に関わるファシリテーターがこのモデルを知ることで、チームの中で今何が起こっているのか?ファシリテーターはその場にどのような働きかけをすべきか?最終的にチームが成果をあげていくためにはファシリテーターとしてどう関わっていけばいいのか理解できるようになるでしょう。
『ビジュアル・ミーティング』の翻訳に携わり、Grove社で「チームパフォーマンスモデル」のトレーニングを受講した九州支部のヒラヤマが、このモデルをみなさんにご紹介します。
◆当日のプログラム
1 平山さんの背景紹介
2 うまくいったチーム経験を思い出し共有
3 うまくいかなかったチーム経験を思い出し共有
4 Team Performance Model使ったチーム分析から、番号カードを選択
5 同じカード番号同士でうまくいかなかった経験をTPMを元に対話
6 シャッフルして、違う番号の方と対話
7 ふりかえり
◆参加者コメント:
・やはり場づくりからですね。会議ならばチェックインから始めることが大切だと改めて感じた。
・チームビルディングというよりは、トラストビルディングなら腹落ちする。
・組織開発的にも、TPMは注目ですね。
・タックマンモデルとうまく相似している。
グループ→チームへという意味が分かった。
・このモデルを使うと、今自分がどの立ち位置にいるかが分かる。
・プロッキー、模造紙、付箋を使わない定例会は初めて!
・改めて、チームが成長していくプロセスは、すごろくゲームに似ていると思った。
◆担当者振り返り:
全国で6カ所目となる「チーム・パフォーマンス・モデル」の定例会でしたが、さすがは製造業が盛んな地域、個人の能力を引き出し、チームとしての成果をいかに上げるかという課題意識が強い方がたくさん参加していただいているなという印象でした。そんな方々との対話を通じて、私の中でも多くの学びがありました。中でもハイパフォーマーが持っている承認欲求、というのは私の中での大きな気づきでした。改めてTPMが示している、問題が起こったときに一つ前のステージに戻るのではなく、左側のステージへ移動することの意味が深まりました。おかげさまでもっとたくさんの方々と、このモデルを通して対話できるといいなと感じる定例会でした。みなさま、改めてありがとうございました。