2018年4月赤テーマレポート:「易経に学ぶファシリテーション第4弾 -"天火同人"からチームビルディングのツボを知ろう!-」中部支部

易経に学ぶファシリテーション第4弾 -"天火同人"からチームビルディングのツボを知ろう!-

◆実施日時:2018年4月21日 (土) 13:00~17:30
◆定例会担当:小椋浩一(FAJ中部支部)
◆話題提供者:竹村亞希子(易経研究家)
◆会場 :東桜会館 集会室
◆参加者数:ファシリテーター(チーム) [1] 名 + 参加者 [44] 名

◆プログラム概要
13:00 オープニング -易経×ファシリテーションとは
14:00 1."天火同人"には何が書かれているのか?
 【講義】"天火同人"の紹介-「野においてす」
 【ワークショップ】気づきの共有
14:50 休憩
15:00 2.チームビルディングの落とし穴とは?
 【講義】私欲・プライド克服-4ステップ
 【参考】タックマンモデル
 【ワークショップ】組織の現状の共有
15:30 3.チームビルディング成功のツボとは?
 【講義】"天火同人"の教え-「断金の交わり/金襴の交わり」
 【参考】ティール組織
 【ワークショップ】組織への提案例のまとめ
17:00  【グループ発表】
17:15 クロージング、アンケート記入、撤収

◆参加者コメント
■満足度4.45(5段階)-実務経験/スキルとの強い相関は特に見られない
<良かったこと/役立ったこと>
「分かりやすく、面白く、話をきけて、色んな方とお目にかかれて、グループワークできて、たのしかったです」
「今までにない思考パターンが楽しかったです」
「わかりやすく、現実と合わせて考えられました」
「ファシリテーションについて、具体的なお話をきくことができて、勉強になりました。ファシリテーションについてもう少し勉強します」
「"易経を学ぶ人と、ファシリテーションを学ぶ人の色んな考え方を聞けて良かったです」
「自分が悩んでいた組織の不具合について、解決へのきっかけが見つかった。難しいテーマだったので、1回で理解ができず、さらに学びたいと思えた」
「"天火同人"自体のコンテンツが良かった」
「易経について、たのしく学べた」「易経にふれることができ、難しさも実感できました」
「"野においてす"というキーワードを知ることができたこと、これをいかに実践するかが課題です」
「志を同じうするには「互いに違うこと」も必要である」
「志の大切さがわかった」
「"組織の変革は下の人からなる"という言葉が非常にはげみになった」
「易経のさわりを知ることができた。組織について、持ち帰れることが1つできた」
「難しい部分だけでもPPT資料を配布してくださり助かりました。スクリーン、マイクを使用したことがよかった」
「今回は、プリントがもらえたので嬉しかったです。竹村さんの話分かりやすい!!ぐらさんのお話(しゃべり)は吸いこまれるぐらいでした。"さすがです"良かった」
「勉強になった。ぐらさんの進行と説明が分かりやすかった。アッコ先生のつっこみが面白かった」
<改善が望ましいこと>
「時間の配分工夫をおねがいします」
「グループワークの進め方がおまかせ状態にしすぎた感じがします」
「内容が濃くて大変ためになりました。多少消化不良なところが残りました」
「易経の基本が知りたかった。ファシリテーションとの結びつきが感じにくかった。難しかったです」
「改善ではないですが、易経を知らない分、文字にこめられた意味をこの時間で理解できないので、チームビルディングと結びつけられなかった」

◆担当者振り返り
良かった点は、導入で、『易経』解説と、今回準備したファシリテーション自体の解説を丁寧にやったことで、スムーズにワークに入っていけたこと。
一方での改善点は、それゆえにワークの時間が短くなってしまったこと。
また、考えさせられた点として、難解な古典である『易経』を超訳で分かりやすく解説される、という点で名高い竹村亞希子さんのお力を借りたのだが、それでも難解だったとの声があったこと。
そもそも、「もやもや」を嫌う面の強い、一部のファシリテーターから、である。
とはいえ、分かりやすい言葉だけに頼っていては、奥の深いテーマを避けることにもなりかねず、ファシリテーションを深めることはできないのではないだろうか?
また、人間学『易経』にも学ぶ者として、はじめは分からずとも、色々な経験を経ることで「ようやく分かった!」といった、自分の成長を実感できる喜びがある。そういった、「もやもや」を自分の生き様や成長を通じてひとつずつ明らかにしていく喜びは、人を相手にするファシリテーター方々には、ぜひ、味わって欲しいところである。
そういった難解さや「もやもや」を残しつつも、過去3回と同様、今回も満足度の面では好評だったことに、ひとまずはホッとしている。
以上のことから、こういった「考えさせられる」「間に余韻を残す」タイプの「満点でないワーク」も、数ある企画の中のひとつとしては、必要とされている面があるのではないか、とあらためて感じている。またぜひ、続編"第5弾"にもチャレンジしたい。