2019年9月 第167回 赤テーマレポート:ファシリテーターのための多文化共生ワーク中部支部

1.実施日時:2019年9月21日 (土) 13:00~17:30

2.会場:東桜会館 第2会議室

3.担当:栗崎由子氏(話題提供者)

    みこ、アン、すばる(FAJ中部)

4.参加者数: 参加者 14名

      参加者の内 会員10名 +非会員(お試し)3名 +非会員(有料)1名

5.プログラム概要:「ファシリテータのための多文化共生ワーク」

 インスインスピレーショントーク

 グループ対話

 ギャラリーウオーク

 ロールプレイング

 振り返り(ポストイット使用)

 全体ディスカッション

 対話②: 安心安全な場を考える

 ふり返り

 【ねらい】

 ① 実際にあったケースを題材にグループ対話やロールプレイを行い、自分と価値観の違う人を理解するとはどういうことかを体感する

 ② それに基づいて、ファシリテータとして果たすべき役割を話し合う

6.参加者コメント

<良かったこと・参考になったこと>
・ ファシリテーションの新しい活躍の場が知ることができた。
・ スイスの多文化が少し理解できた。
・ ファシリテータの原点について気づかせて頂けた。
・ ローイングプレイングについて、大いに学べた。 

7.担当者振り返り

・ ねらい(目的)通り、「自分とは違う状況に置かれた立場」を想像することの難しさを体感した内容でした。 盛り上がりを見せたロールプレイングの時間は、①「多文化共生」というと「国と国」のイメージで捉えがちであること、②国に関係なく個人レベルでの「他者理解」と「自己理解」が根底にあること の気づきを学び、ファシリテーターのあり方を再認識した時間でもありました。 個人レベルで落とし込む時間(内省の時間)がもう少しあれば、より深められたのかなと感じました。 参加された皆様、栗崎さん、みこさん、すばるさん、運営委員の皆様、どうもありがとうございました。(アン)

・ 多文化とは?共生とは?と難しく考えていたけれど、海外に進出したり、日本で就労している海外出身の人たちを見ていると、すでに日常に多文化共生が入っているのを感じました。日本人上司とインド人部下の話は、日本人同士でも起こりそうです。そして、文化が違えばますます相手の様子がわかりづらくなるのが理解できます。ロールプレイで、インド人部下になってみると、視点が変わり、その部下の気持ちが感じ取れ、ロールプレイはとても楽しく効果的でした。 社内で相手の気持ちがわからない時は、相手の立場でロールプレイする、というのもアリかもしません。(すばる)

・ 多文化共生を理解するプログラムの一つとして、話題提供人の栗崎由子氏が 取り入れられたロールプレイングは、参加者の反応が想像以上に良く、役になりきる事で、自分の価値観とは違う人への理解を進め、更に、他チームの発表を見る事で、ファシリテータのあり方についても再認識出来た様子でした。 定例会初めての方も4人参加していましたが、毎月の定例会で、この様に内容の深い学びが出来るのならば、FAJへの入会を検討したい。とも言って頂けました。(みこ)