1.実施日時:2020年12月19日 (土) 13:00~17:00
2.会場:オンライン
3.担当:がっくん(河村学)、ぐっちょ(井口和久)、とばっち(鳥羽秀人)、ひとろん(高野仁美)
4.参加者数: 参加者 12名(会員11名、一般1名) 内、担当4名
5.プログラム概要:
<目的>
話し合いのプロセスを「視る・伝える」ことの基本とポイントをつかむことでファシリテーターの成長における「ふりかえり」と「フィードバック」の意義を考える
<目標>
「ふりかえり」と「フィードバック」をやるための自分なりのコツが見つかり、実践の場でも活用してみたい気持ちになっている
<進行>
Ⅰ.オープニング
・定例会全体のイメージを持つ:挨拶、趣旨説明
・ワークグループで顔合わせし、互いに知り合う:アイスブレイク
Ⅱ.プロセスを視る目を養う
・ふりかえりとプロセスについて知る:ミニレクチャー
・ワークを体験する:ミニワールドカフェ
・ワークを通じて気づいたことをふりかえる:ふりかえりタイム
・改めてワークを振り返り、学びを再確認する:全体で共有・対話
Ⅱ.フィードバックのやり方を知る(ファシリテーターなし)
・フィードバックとは何かを知る:ミニレクチャー
・ワークを体験する:フィッシュボール①
・ワークを通じて気づいたことをふりかえる:ふりかえりタイム
Ⅲ.フィードバックのやり方を知る(ファシリテーターあり)
・ワークを体験する:フィッシュボール②
・ワークを通じて気づいたことをふりかえる:ふりかえりタイム
Ⅳ.クロージング
・改めてワークを振り返り、学びを再確認する:全体で共有・対話
6.参加者コメント
<良かったこと、役立ったこと>
・テーマ自体、そこの企画メンバーになったことが私の学びを深めました。
・フィッシュボールという手法を知り、俯瞰的・客観的に場を見ることの大切さを学んだ
・安心安全な場づくりがうまくいってい良かったこと、役立ったことたので、皆さん忌憚のない意見を言えていたのではないかと感じました
・フィッシュボウルが初めてだったのでこう見えるのか...と新鮮だった
・フィードバックのフィードバックが大事
・価値観などの「違い」を知れてよかった。
・暖かく迎え入れてくれたので楽しく参加することができた
・ふりかえり、フィードバックだけをじっくりとできたこと
<改善が望ましいこと>
・ツールの利用をできる限りスムーズにする工夫考えたい。 googleスライドがうまく使えなかったり、ネットワークがいまいちな時の対応。
・特にありません オンライン環境も問題なくできました
・ワークのテーマがもう少し絞られていると良かったかもしれないなと感じました
・グループワークの時に当たったことがない人がいたので全員とグループワークがしたかった。
7.担当者振り返り
・オンライン開催で途切れてしまった中部支部定例会でのふりかえりタイムを、よりパワーアップして復活させる取り組みと平行して、この定例会を企画・開催することができ、これからの中部支部定例会のあり方につながる意義ある定例会となりました。
気づき・学びにつながるふりかえりタイムの定着に向け、さらに磨いていきたいと思います。(とばっち)
・私は初めはこの定例会の担当ではなかったのですが、中部支部のふりかえりタイム見直しチームメンバーだったことから担当に入らせてもらいました。私ごとですが、今回の担当MTG、定例会を通じてふりかえり・フィードバックについての理解が深まりました。経験値もぐんと上がりました。
今回、定例会参加者は8人と少なかったのですが、かえって安心・安全な場が形成され、良いふりかえり・フィードバックができたと思います。参加者に恵まれて本当に良かったと思います。
今回の定例会のふりかえり・フィードバックを、これから始まる中部支部の新生ふりかえりタイムに生かしていきます。(がっくん)
・中部支部が大切にしてきたふりかえりとフィードバック。オフラインでもその難しさは常に感じていましたが、オンラインになってどんな変化が起きているのか、ていねいにゆったりと考えることができたと思います。
「プロセスを観る」というと、意識は他者や場に向きがちですが、まずは自分の心の動きに着目して、なぜ心が動いたのかという観点から場のプロセスを読み解いていく方法も効果的だなと感じました(ひとろん)
・ファシリテーターとしての成長を図るためのふりかえりとフィードバック。どうしたらより効果的になるか考えることができました。自身のふりかえりは、しっかり考えることができそうだが、他者へのフィードバックについては、遠慮もあるように思え、まだまだ改善の余地があると感じてます。
いずれにしても、常にふりかえる習慣をつけておかないと、何が起きたか忘れてしまうことも多そうです。引き続き考えていきたいテーマです。(ぐっちょ)