2022年1月 第197回 青テーマレポート:見つけよう!フレームワーク活用のコツ 気をつけよう!フレームワークの落とし穴中部支部

1.実施日時 2022年1月16日 (日)13:30~17:30

2.会場 オンライン会議システム「Zoom」

3.担当者 いっちゃん・ぐっちょ・りょう

5.参加者数 定例会担当者3名+参加者18名(会員18名) 合計21名

6.プログラム概要

<目標>
①フレームワークの基本が理解できている
②(グループでの練習とふりかえりをもとに、)自然と活用するためのコツが1つ以上手に入っている。
③(フレームワークの失敗事例をもとに、)フレームワークを導入する上での注意点に気づくことができる。

<進行>
01.オープニング(目的・ゴール・チェックイン)
02.ミニレクチャーⅠ「フレームワークの基本について」
03.ミニレクチャーⅡ「アイデア発散型のフレームワーク紹介」
04.グループワークⅠ「アイデア発散型のフレームワークを用いたワーク」
05.ミニレクチャーⅢ「収束型のフレームワーク紹介」
06.グループワークⅡ「アイデア発散型のフレームワークを用いたワーク」
07.グループワークⅢ「ワークふりかえり」
08.グループワークⅣ「フレームワーク失敗事例共有とグルーピング」
09.グループワークⅤ「HOWツリーを用いた解決案出し」
10.ふりかえりタイム
11.クロージング

<告知文>
「フレームワーク」は「考え方の枠組み」のことで、ファシリテーターにとっては欠かせない武器です。
皆さん、「フレームワーク」を活用できていますか?
今回、「フレームワーク」の基本を理解したうえで、グループワークを通じて、自然と活用するためのコツが入手できることを目指します。
さらに、失敗事例もふまえて「フレームワーク」を活用するうえでの落とし穴にも気づくことを目指します。
今年こそ「フレームワーク」を自然と活用できますように!!とお正月、神頼みをしたいと思っている皆さん、私たちと一緒に学びましょう!!


7. 参加者コメント

<良かったこと、役立ったこと>
・フレームワークの有効性を再認識しました。
・あたらしいFWの体験や難しさが体験できた
・チームの参加者に恵まれたので、当事者意識と承認の中でワークを進めることができたことが、非常に大きな学びを得ることに繋がったと感じたため
・体系的に学ぶことが出来、新たな知識も身に着けることが出来ました
・明るい雰囲気での進行で良かったです。
・担当するといろいろ学べます
・お疲れ様!少し欲張ったプログラムでしたが、楽しくグループワークをしてフレームワークに対する理解を深め、自分の振る舞いに対する気づきも得られました。
・MF3人の進め方がスムーズで良かった。分かりやすかった。
・最初に「熟語もフレームワークだ」と、間口を広げてくれたので、苦手意識が和らぎ、興味がわいた。
・レクチャー~実習~ふり返り・・・の流れが理解しやすかった。
・運営の皆さま、ありがとうございました。"
・よく使うフレームワークを多用する傾向にあるが、目的に照らしてより効果的なものを使えるようになるには、書籍で学ぶだけでなく現場で使ってみる。
・フレームワークについての認識を狭く捉えていたので、勉強になるとともに、今後に役立つスキルが得られました。
・ワークの時間がたっぷりあったこと。休憩もたっぷりあったこと。

<改善が望ましいこと>
・役割決めや役割のローテーションギメなども一言またはすすめ方の中にあるとよかった
・次回、どのような場面で、どのようなフレームワークが有効かという内容もお願いしたいです
・ブレンライティングのフレームは書き込めるように人数分用意した方がいいと思います。
・メンバーというよりも担当者(説明者・解説者兼テーブルファシリテーター)としての参加になりました。それが良かった面も残念だった面もあります。
・グループワークの時間が不足した。ワーク数を減らしても良かったのでは?
・グループ内で、スタッフの方が進行していただいたので、楽ではあったが・・・一般参加者の話す時間が短かったかも

8. 定例会担当によるふりかえり

今回はフレームワークの基本部分についてのレクチャーを担当しました。
フレームワークというと普段よく使う「ビジネスフレームワーク」を想像してしまいがちです。自分自身も担当者として入る前は「フレームワーク=ビジネスフレームワーク」だと思い込んでいました。しかし、今回様々な文献や資料、担当者同士の話し合いの中で、フレームワークはあくまでも「枠組み」であり「履歴書や熟語もフレームワークである」というフレームワークに対する新たな視野を得ることができました。参加者コメントの中にもあったように、自分自身もフレームワークに対する難しいイメージ、苦手意識を払拭することができました。
また、今回はワークにも参加できたことで、様々な学び・気づきを得ることができました。特に一つ、オンラインならではの学びとして得られたのは「ペイオフマトリックスの軸を簡単に移動させることができる」ということです。ワーク中、ある一部分に付箋が集中してしまい、「スペースがない、どうしよう!」と困る場面がありました。スライド上のためスペースを広げることもできず悩んでいたところ、それを見ていたグループメンバーのある一人の方が軸の位置をスッと横にずらし、スペースを生み出してくれたという場面がありました。これはオンライン(Googleスライド上)だからこそできたことであり、他のメンバーの方も「これは一本取られた!」と仰っていました。オンライン上のフレームワークは制約も多く、思うようにいかない場面もありましたが、今回新たな一面(オンラインだからこそ柔軟に対応できる部分があるということ)はとても大きな学びとなりました。
今回得た知識・経験を今後も生かしていくとともに、ぜひリアルの場でのフレームワークにも挑戦したいと感じました。
今後も更なる研鑽を積んでいきます。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
(りょう)

担当することで、あらためてフレームワークについて理解を深める機会を得ることができました。
定例会の企画、提供の過程でたくさんのフレームワークにふれましたが、1つ1つのフレームワークについては、まだ理解が浅いところもあり、資料中のフレームワークの質問に対し、適切な回答ができない場面もありました。提供する資料は、隅々まで理解し、点検する必要性を感じました。
全部で5回のグループワークについては、進め方をグループ任せにして進めました。担当含め、サポートできそうな方の配置により、なんとかスムーズなグループワークができたと思っていますが、初めての方が多い時など、参加者によっては、雑に感じられる可能性がありました。もう少し丁寧な説明を心掛けたいです。
次回は、オンラインでもオフラインと同様、その場でさっとフレームを書いて話を進めるようなワーク作りにも挑戦したいです。
(ぐっちょ)

今回は3.ミニレクチャーⅡ「アイデア発散型のフレームワーク紹介」から6.グループワークⅡ「アイデア発散型のフレームワークを用いたワーク」までを担当いたしました。
定例会当日までに書籍や定例会担当内での話し合いを通じ、フレームワークへの理解を深めようとしましたが、知れば知るほど、奥の深さに圧倒されました。
フレームワークは頭で理解するよりも実践を通じて、少しずつ活用できるようになるしかないと感じております。
中部支部では毎年のようにフレームワークをテーマとした定例会を開催させていただいております。
毎回、参加者の皆さまとのグループワークや、アンケートのコメントなどを通じ、あらたな学びをいただいております。
参加者の皆さま、ありがとうございます。
皆さまからいただいた学びを日々の実践に活かし、来年度、またあらたな定例会プログラムに反映できるようにして参ります。
(いっちゃん)