1.実施日時 2025年9月20日 (日) 13:30~16:00
2.会場 東桜会館 集会室
3.担当者 しぇりー(中本志帆)、とみちゃん(冨田光未)、とっち(鳥羽秀人)
4.参加者数
会員:4名(担当(従業)者は含まず)
会員(従業者):3名
一般・見学:12名(小学生7名、乳幼児3名を含む)
合計:19名
5.プログラム概要
■告知文
子どもたちには、自ら考え、意見や気持ちを素直に伝えながらも、他人を思いやる力を育んでほしい!
そして親たちも、スキルアップを図りたい!
様々な分野でファシリテーションの普及を目指す日本ファシリテーション協会(FAJ)中部支部では、そんな想いを込めて、親子で楽しんで学べるプログラムを企画しました。
ゲームや対話の体験を通じて、話し合い力やチームワーク向上に取り組むワークショップを提供します。
もちろん、大人だけの参加も大歓迎ですよ!
一緒に参加して、楽しみながら成長する経験をしてみませんか?
<このような方におすすめ!>
・大人も子供も一緒になって話し合いの技術を学びたい
・人との対話や合意形成がうまくできるようになりたい
・自ら考え、意見や気持ちを素直に伝えながらも、他人を思いやって話し合いができるようになりたい
・子供たちのコミュニケーション力向上を支援したい
■プログラム
1.オープニング
2.アイスブレイク「ペーパータワー」
3.コンセンサス・ゲーム「海で遭難」
4.対話ワークショップ(複数テーマから選択)
5.クロージング
6.参加者コメント
・いつもと違って賑やかでよかったです。
・子どもたちに元気をもらいました!!
・賑やかで、楽しかったです。元気もらいました。
・和気藹々と対話ができて、いい雰囲気でした!
・子供がまた定例会に行きたいと言ってくれました。楽しかったようです。
・話し合いは楽しいと実感した(お子さんのコメント)
7.定例会担当による ふりかえり
■良かったこと
①参加
・担当者2名の親子に加え、運営委員の呼びかけで2組の親子が参加いただけた。
・こどもたちが萎縮せず参加できた。(親に連れてこられたから、なぜここにいるか、本当はやりたくないけど仕方なくやってる、緊張して話せなくなってしまう空気がなかった。)
・参加された運営委員は子育て世代のOBあるいはベテランで、協力してもらいながら楽しんでもらえた。
・FAJメンバーのみなさんが子供たちの意見を引き出してくださった
②プログラム
・親子ワークショップという出発点から、現役のお母さんの想いやアイデアが反映され、「意見や気持ちを素直に伝えながらも、他人を思いやる力を育んでほしい!そして親たちも、スキルアップを図りたい」というコンセプトで筋の通ったプログラムが出来上がった。さらにお子さんの意見も反映できた。
・親子で話し合いジョーズという新たな分野にチャレンジ(実験?)できた
・ペーパータワー、予想以上に盛り上がりました!
・コンセンサスゲームでは、自分で考える時間と、答えを聞いている時間はこどもたちも興味津々のようでした
・海でサバイバルパートでは子供も大人も自分の意見をいう、聞き合うが楽しく体感でき、大人と子供の意見の違いを知ることができた
・対話では、模造紙に書いてビジュアル化するとこどもたちと大人とうまく話せていました。 文字だけでなく絵を描くことで子供の集中が高くなり意見が引き出されました。同じものを見、子供の気づきを引き出すことで、大人も共感・信頼しあって合意形成ができました。
普段はじっくり話すことがないですが、このように対話をすることで時間はかかるが互いの納得度は高まることを学べました。ついつい「言われたようにやってほしい」と思いがちですが、対話に重点を置き、無理に収拾をつけたりしなくても良い。
③その他
・かっこいいお母さんと言ってもらえた
・子供のやりたいという気持ちを尊重できたことで、集中して楽しくできた。
・親が子を強制するわけではなく、それぞれが自分の選択でその場その時の行動を選びながら、混乱はあったもののワークショップが進行できた
■気づいたこと、課題
・年齢によって対話レベルが変わる(改めて)
・じっくり対話するなら小学校高学年が適切?
・年齢も離れたたくさんの子供たちがいる中での場のホールドは難しかった。
子どもと括ってしまってはいけない。
・子供は大人が思ったようには動かない(シナリオ通りの進行にはならない)
・もう少し年齢をしぼった企画にするか(小学生高学年以上など)
・子供向けにワークショップを企画する際は対象年齢とコンテンツをよく吟味する
・年齢別(+性別もかな)の年代ごとの子供の思考・行動性向を良く知っておきたい
・年齢によって考えられる範囲が変わるのでハンデをつける/ヒントカードをだすなどのくふう
・ワークショップは水物、以前うまくいったから今回もうまくいくとは限らない。
・こどもに注目してもらえるくふうが必要
・大人と子供の対話はやりよう次第で成立する
・こどもの集中力を考えると短時間がいいのかな
・1回の会の中でたくさんテーマをもうけるよりも1テーマじっくりとやるほうがいいのか?
・話すこと、聞くこと(対話)の大切さをダイレクトに大事だよねということをインプットしてもいいのかも(聴く、話すアイスブレイクや、イントロの問いかけ)
・フライヤー:中見がもうすこしわかるようにできると興味をもってもらいやすい?(サバイバル=なにをやるのかイメージできるレベル)
・習い事が多い中で「コミュニケーション」は優先順位が落ちがち。
コミュニケーションのくせ、親との関わり方の蓄積。習い事のように即効性はないが、人の話をしっかり聞く、自分の気持ちを言う、を体験していくと将来有効。社会に出ると必要。小さいうちから大事と思えるといい。大事だということを伝えられるフライヤーがあるといい。
・体験から学ぶことを念頭においたプログラムを考えたい
・夏休みの課題学習、自由研究とくっつけると来やすいかも。
以上