2026年7月 第249回 レポート:「成功哲学」を現場に活かす! 〜心の声に耳を澄まし、ありたい場をデザインしよう〜中部支部

1.実施日時 2026年7月18日 (土)13:00~17:30

2.会場 東桜会館 集会室

3.担当者 話題提供者:クニ坊(久田邦博)、ヒサツー(久田祐揮)
     コーディネーター:ちょこさん(上井靖)、がっくん(河村学)

4.参加者数 
会員:13名(担当(従業)者は含まず)
会員(従業者):4名
一般・見学:3名
合計:20名

5.プログラム概要

・はじめに

🌱 ワーク①:種まきと水やり あなたが本当に創りたい「理想の場」を具体的に描き出し、それが「すでに実現した」と仮定してグループで語り合いました。

🔥 ワーク②:雑草を取り除く(ノーと言う特権!) 理想を阻む「自分の中の思い込み」や「周囲の否定的な声」に対し、自らの意志で毅然と「ノー!」と宣言し、自分らしさを守るワークをしました。

🚀 ワーク③:「もう一マイル」のアイデア創造 現場で期待される「当たり前」を越えて、あなたが喜びを持って提供できる+αの行動を探求しました。

中部支部名物「#知らんけど・アイディア創造」の手法を使い、みんなで無責任かつポジティブにアイデアを広げ合い、「私の一歩」を決めました。

・おわりに


6.参加者コメント

・成りたい自分をより鮮明にイメージすることができました。ありがとうございました。

・クニ坊のワークを受けれて幸せでした。

・とても気づきが多く、楽しい時間を過ごせました。ありがとうございました。

・円熟のワークショップでした!クニ坊さんさすがです。キャラが生きているのも素晴らしさのひとつですね♪

・楽しかったし、いろいろ気持ちが動く機会でした。ありがとうございました

・「利他」 腹落ちしました

・「他利」の重要性を確認した

・長い時間だと不安でしたが、あっという間の良い時間でした。ありがとうございました。

・ 言葉に重みがあって、聞き逃したくない思いでした。モチベーションが上がりました。もっといろんな話しをお聞きしたいです。ありがとうございました。

・クニ坊の幅広い知識とお話のつながりが興味深かったです。

・素晴らしい1日でした。ありがとうございました!

 

7.定例会担当による ふりかえり

■ 目的とプロセスデザインの背景 今回の定例会は「会員数の増加」を主目的とし、幅広い層や既存会員のニーズを同時に満たすプロセスデザインを構想しました。 設計にあたり意識したのは、中部支部発足当時に「泡の会」で浴びた「セミナーとファシリテーションは異なる」という厳しいフィードバックです。当時の教訓を胸に、グループ対話から自然発生的に生まれる気づきを大切にしようと試みました。

■ 機能した点・機能しなかった点 【機能したワーク】

  • 場づくりとアイスブレイク: ヒサツーと入念に検討した、動きのあるアイスブレイクからグループ分けへの流れは、狙い通りスムーズに進行し、良い場づくりができました。
  • 補足ワークへの参加態度: 時間調整のための補足ワークにも、参加者の皆様は非常に真剣に取り組んでくださいました。

【機能しなかったワーク(課題)】

  • 成功イメージへの誘導デモ: 今回のキーとなるワークでしたが、予祝的な成功イメージへの誘導が機能しませんでした。ここでは成功イメージを「連合(自分の内側から見ている主観的視点)」に誘導する必要がありましたが、各グループでの問いかけが「分離(自分を外側から客観視する視点)」に留まってしまいました。

■ 所感と今後のファシリテーションに向けて 1. プロセスデザインの甘さへの悔恨 誰でも関心を持てるよう「成功哲学」の書籍をベースに設計しましたが、これが裏目に出ました。既存の結論が存在するテーマであったため、グループワーク後のフィードバックがレクチャー化してしまいました。また、対話を促すつもりが「対話すること自体がタスク(ワーク)」となってしまい、全体的にセミナー色の強い場になってしまったと猛省しています。自身では会心のデザインを描けたと思っていた分、設計の甘さを痛感し、非常に悔しい思いです。

2. アンケート結果と目指した場のギャップ アンケートでは、知的満足度や没入感の観点で高い評価をいただきました。しかし、私がファシリテーターとして本当に提供したかった「深い対話を通じた自己への気づき」には到達できなかったと受け止めています。

  1. 15年ぶりの登壇で見えたもの 15年ぶりに定例会を担当し、「定例会という場に立ち、泡の会で容赦ないフィードバックのシャワーを浴びることこそが、ファシリテーションの筋力を鍛える」という真理を再認識しました。 ただ、15年の歳月を経て、皆さんがとても「優しく」なったと感じます。かつてのように、酒を酌み交わしながらファシリテーションの在り方について喧々諤々と激論を交わす......そんな泥臭くも熱いFAJの魅力が一つ失われてしまったようで、一抹の寂しさを覚えたのも事実です。(クニ坊)