中部支部 7月定例会(赤テーマ) 議事録
■日 時: 2011年7月16日(土) 13:00〜17:30
■場 所: 愛知県産業労働センター ウインクあいち 1104会議室
■参加者:38名(会員:31名、一般:7名)
■ファシリテーター:ちょんせいこ(関西支部)
■担当:鳥羽秀人、上井靖、菅沼俊宏(中部支部)
■テーマ:元気になる会議
〜ホワイトボード・ミーティングのすすめ方〜
■ねらい(担当からのメッセージ)
会議を活性化したい!議論を見える化したい!
そんなときファシリテーターが颯爽と現れて、模造紙を広げ、色とりどりのペンを駆使してグラッフィックし始める、
なんてカッコイイですね。
ところが現実は?
そうそう気軽に模造紙使えないし、快刀乱麻のごとくびしっとファシリテーションする自信もないし。
ほんのちょっと勇気を出して、ボードマーカーを持って皆の前に立ってみると、等身大で自然な、あなたらしいファシリテーションができるかも。
7月赤テーマは関西支部ちょんせいこさんにお越しいただき、ホワイトボードを使った会議ファシリテーションについて学び
合う場を提供いただきます。
会議が上手く進むためのテクニックだけでなく、会議を通じて一人ひとりが元気になる、そんなファシリテーションのあり方を
一緒に考えてみませんか?
・参考文献『元気になる会議』(ちょんせいこ著、解放出版社発行)
■プロセス
1.教室スタイルでちょんさんのお話を聞く。
・自分らしく生きるには? →「心の体力」を温める
・集団の中で自分らしく生きるためには?
→良好なコミュニケーションとファシリテーション
・体験的に学ぶ 「後出しじゃんけん」体験
→ちがい→気づく→体験的に学びなおす
2.ペア・コミュニケーション・ワーク
・2人一組になって自己紹介、今日の朝ごはん などなど紹介しあい
3.「ファシリテーション度チェックシート」各自記入
・時間を守る
・目的・ゴールの共有
・会議デザイン
・記録の共有
4.ホワイトボードを使ってのグループ(4人一組)ワーク
(1)皆で場づくりをして、4人一組のグループ分け
(2)情報共有会議(困っていること)体験
・一人づつ順番にファシリテーター役と議題提供役を体験、
「自分について」、「困っていること」を共有
(3)計画づくり会議(夏祭りの出店)体験
・「準備するもの」?「期限別に分類」、「担当決め」を話し合い
(4)企画会議(とばっち幸せ計画)体験
・事前のとばっちへのインタビューをもとに、幸せになるアイテムを出し合い、予算設定の上で計画づくりを話し合い。
5.ホワイトボードを使ってのケース会議ワーク実演
・参加者の一人に問いかけながら、困っていることの解決方法を見い出す「ケース会議ワーク」を、ちょんさんが実演。
■参加者の感想
・初めて定例会に参加し、いきなりホワイトボードミーティングのファシリテーターをやるチャンスがありました。スキルアップが
必要だと感じました。
・ケース会議をやっていただいて、ちょんさんがホワイトボードに書いてくださった一つ一つの情報を改めて眺めることによって、
今まで見えなかったものが見え てきた。
参加者の方が真剣に改善策を考えてくださりありがたかった。
今参考にしています。
■担当者の感想
・ちょんせいこさんの初めての名古屋でのファシリテーション、実現できて大変うれしいです。
ホワイトボード書かれたマーカー文字、目に見えるものはそれだけですが、その奥に「人を大事にし、自分を大事にする温か
い心」が詰まっていて、ファシリテーションってこういうことなんだよなーと改めて感じ入りました。
最後の「とばっち幸せ計画」今、思い出してもニンマリとしてしまいます。
37人の参加者全員が私の幸せを考えてくれている、そのひとときが最高に幸せでした。
ありがとうございました。
ホワイトボードの活用は職場でも実践中、周りの仲間もマネしてくれています。
まだまだスキルアップが必要ですが、ハートを忘れないファシリテーターをめざします。
・今回は、学校関係者の方の参加の割合が高かったです。参加者の皆さんの様子から、あらゆる場面でホワイトボードミーティングの成果が、目に見えてわかりました。
・ちょんせいこさんのホワイトボードミーティングはおすすめです!
■ちょんさんのブログから
・ホントに楽しかった中部支部定例会
ファシリテーションという言葉でつながれることは、本当に幸せです。
みなさま、ありがとうございました!
http://d.hatena.ne.jp/chonseiko/20110725/1311553709
以上