【第100回中国支部定例会】2014-07-19(土) :必ずある!自分らしいファシリテーションとは?〜会議をより良く進めるために直面する、現場の課題から考えよう!〜中国支部

定例会の詳細

テーマ

必ずある!自分らしいファシリテーションとは?
〜会議をより良く進めるために直面する、現場の課題から考えよう!〜

日時

2014年7月19日(土)13:00〜17:00

会場

ユーストピア中央幟町会館

ファシリテーター

ばいやん@小林 豊治(FAJ会員)

定例会担当運営委員

きよまる@原畑 希世、たっくん@松谷 拓実

参加者

8名(全員会員)

目的

ファシリテーターとして現場の課題解決にチャレンジする事により自己成長をめざす。

目標

チャレンジ出来る課題を見つけ、実践に向けての宣言(約束)をする。

全体の流れ

1、オープニング

今日利用するプリント等の配布

ばいやんの自己紹介
 「研鑽」という言葉(FAJ中国支部リーフレット)
包丁と料理人の例を使って、使える道具を持っていないと意味がないこと、
自分が深く研究する場であることを語る。

今日のテーマ、目的、目標発表

話し合い
ばいやんの話を聴いて感じたことを隣の人と話し合う。

今日のプログラムの説明
ワーク1 出会う場
ワーク2 語る場
ワーク3 向き合う場

今日のお約束の発表
1. 遠慮せず話す。
2. 話を最後まで聞く。
3. できる方法を探す。

自己紹介
A4用紙に名前、ニックネーム、住所、ファシリテーションとの関わり方を記入、
その後複数回ペアで簡単な自己紹介。

2、ワーク1:出会う場


2人1組のペアをつくる

他己紹介(自分以外の人を相手に紹介する)
1. ペアで話し手と聞き手に分かれて相手をインタビュー。十分で聞き手話し手交代。
2. インタビューをもとに他己紹介記事を作成。
3. 3人1組に分かれ、それぞれのグループで他己紹介をする。
4. 他己紹介の振り返り。終わった人から休憩。

3、休憩

4、ワーク2:語る場


なぜファシリテーションが現場で活かされないか、事例をもとに考える。
グループでそれぞれ以下の5つの事例から選んで話し合った。

事例
1. 手本がない。
2. 羞恥心がある。
3. お呼び出ない。
4. 場数がない。
5. その他

話し合い(ワーク1の3人1組で)

発表

 <Aグループ>
テーマ:3.お呼びでない
ファシリテーションが共通認識になっていない
ファシリテーションによる成果が見えていない
決め事などがトップダウン。慣習で決まっている
そもそも課題が整理されていない。ファシリテーションが必要とされていない。

必要だと思う人が手を挙げて提案、議題をつくる
周りを巻き込む
楽しい未来(課題解決をした未来)をみせる
   発表に対する質問、感想

 <Bグループ>
テーマ:3.お呼びでない
5人で月1回ある会議、資料有。決定事項が決定か否か不明。
空中戦が多いため、ホワイトボードに意見を書こうとしたら拒絶される。
会議にメリハリがない
会議に対する考え方が違うかも?
場所、席を変える。
普段の関係は?→悪い。人間同士がぶつかっている?
発表に対する質問、感想

5、休憩

6、ワーク3:会議がうまくいかないときの議論のクセから考える。


癖の例
1. 議論で勝ち負けを競うクセ
2. 自分の立場の意見を押し通したいクセ
3. 人と意見を分けられないクセ
4. 納得しないと行動できないクセ
5. 対話ができて意見が出れば満足するクセ(行動することが決まっていない)
6. 脱線話好きのクセ

話し合い(ワーク1で作ったペアで)
課題へどうチャレンジするかをプリントに書く。

ばいやんの話
自己成長、もう一つのゴール(7月末までに宣言した課題にチャレンジし、ペアで共有する)

全員で課題発表
課題、メールアドレスを書いたプリントをペアに渡す

7、全体振り返り


 多様性を尊重する組織になるために、ファシリテーションは強力な武器になる。
 なぜファシリテーションがピンと来たか、どんなことをしたらいいかはっきりした。
 課題が自分の中でつながらなかった。 など

8、MFに対するフィードバック


 ・よく考えられていたが、もう少しシンプルでもよかった。
 ・ワーク2の目的が不明瞭。
 ・月末のチャレンジ報告はいいアイデア。
 ・振り返りをしようと思うし、パートナーと深くかかわることができる。
 ・自分の立ち位置を問う問いかけは良かった。
 ・いきなりメアド交換は気になった。どうやって交換するのかも考えるべき。
 ・他己紹介はこの人数なら、全員でやってもよかった。他己紹介後にペア分けしてもよかった。
 ・ワーク3のクセの例と話し合いで話したことのつながりが分からなかった。
 

9、月末チャレンジ報告

・パートナーと連絡を取り合い、報告をする事で自分の「やった感」を感じる事が出来ました。

・パートナーとはお互いに報告をしていましたが、感情の変化をまったくシェアしてなかったので先ほど送りました。おかげさまで、目標達成しました。「宣言→実行→報告」っていいですね。課題をもう少し整理して、それをクリアするための仕組みを自分でものにしたいと思いました。