【第103回中国支部定例会】2014-10-18(土) :事例で学ぶファシリテーションどうやったら多様なメンバーの合意を図り、巻き込んでいけるのか?〜沖縄離島振興の事例から学ぶプロジェクトデザインのコツ〜中国支部

定例会の詳細

テーマ

事例で学ぶファシリテーション
どうやったら多様なメンバーの合意を図り、巻き込んでいけるのか?
〜沖縄離島振興の事例から学ぶプロジェクトデザインのコツ〜

日時

2014年10月18日(土)13:00〜17:00

会場

サテライトキャンパスひろしま(広島県民文化センター)

ファシリテーター

ラティーノ@平井 雅(FAJ会長)

参加者

15名

案内文

ファシリテーションの技術を学び、実際に現場で使ったみた時、そのミーティングはうまく行っても、そこで生まれた「熱気」を持続的な成果に繋げていくのはなかなか難しいと感じたことは、ありませんか?
 今回の定例会では、沖縄離島の地域活性化の取り組みをモデルケースとして、様々な背景や考え方を持つキーパーソンの参画をどのように促し、合意を得ながら巻き込みを図っていくかというプロセスに着目し、プロジェクトをデザインするためのコツについて考えます。

お題

 コンサルタント/ファシリテーターとして、仮想の「離島A」に住む10人のキーパーソンとともに、持続可能な交流型観光プログラムを開発するプロジェクトを進めること。

個性的な面々の合意をどのように形成し、いかに島の人たちを巻き込んで流れを作り出すか、そのためにファシリテーションはどのように活用できるのかを考える。

全体の流れ

1.ラティーノの自己紹介と活動を紹介

コンサルタントとファシリテーターの役割
・ファシリテーター→地域内の資源を活かして成果を促進する
・コンサルタント→地域内にない知識を伝える
・TPO

2.FAJ定例会の参加回数でグループ分け(5人×3G)

3.アイスブレイク アンケートで対話

①今回の定例会に参加した理由 仕事orプライベート
②どちらに憧れる? 沖縄or北海道
③ファシリテーションどちらのタイプ?勉強してからorまずやってみる
  どんな価値観を持っていてもOk ①〜③それぞれグループ内で発表

4.沖縄離島の現状と課題・地域活性化の先進事例紹介

5.質問タイム

④ プロジェクトデザイン「5つのチェック項目」は、ラティーノの独自の理論ですか?
→実際にやってみながら考えたこと。Aから順とかではなく、どこからやってもいいと思う。

6.プロセスデザインワーク

⑤ 説明
・ワークショップの目的・設定・キーパーソン・推進委員会メンバー
・プロジェクトの目的と成果目標など

⑥ ワークシート作成
与件をよく読み、チーム内でA村の現状や本仮想プロジェクトに関する認識のすりあわせを図る。A村役場に今年度の事業計画案を提出する準備作業として「事業計画案作成用ワークシート」をチームごとに作ることがミッション。今年度8月から3月末までの8ヶ月間で実施する「取り組み」の具体例を6つ程度考え出し、その組み合わせと順番を検討して「ワークシート」を作成する。
・プロジェクトデザイン「5つのチェック項目」のどれにあたるのか
・ どの程度の範囲の方を対象に働きかけて巻き込みを図るのか「対象範囲」 も明確にする

⑦ 各チームの計画書の作成後、1人はグループに残り質問に答え、結果を共有

⑧違うグループの人 3人で振り返り
<振り返りの問いかけ>
・今日の収穫は何でしたか?
・それは今後どのように活用できそうですか?
・今回の「5つのチェック項目」について、今後どんな点が改良できると思いますか?