【第12回広島サロン例会】2006-08-24(木):議論の構造化中国支部

広島サロン8月定例会議事録

1 日 時 8月24日(木)19時〜21時10分
2 場 所 広島市まちづくり市民交流プラザ
3 参加者 名(会員7名、非会員5名、計12名)
4 テーマ 「議論の構造化のスキル」
  担当は福田さん(広島サロンメンバー)
5 内 容
※ 定例会の案内文より
 内容は、ワークを通じて、「普段の生活で発生する問題をファシリテーションを使って解決してみよう」というものです。
 福田さんが練りに練ったものです。混沌とした議論を、整然とさせていきます。
 企業系・まち系・教育系など、どの分野でも応用可能です。
 皆さんの持っているファシリテーションの枠組みを更にスケールアップしてみませんか。

※ 以下、当日の進行
 (1) イントロダクション(15分)
  ・ 自己紹介・・・今年の夏休みの楽しい思い出の披露
  ・ チームわけ・・・誕生月日順にチームわけ
  ・  全体説明
 (2) わけの分からない混沌とした議論をしてみよう(15分)
  ・ テーマの提起
    故障がちなエレベーターをめぐるマンション管理組合の話し合い
  ・ チーム別の議論
    マンション故障がちなエレベーターについてのこれまで故障状況とメンテナンス会社の対応状況等の説明と別の建物の同種のエレベーターによる事故の発生状況の説明がなされた文章を各人に手渡し、それを読んだ上で議論に入る。
     ただただ文章を読んで話をするということに。話し合いの持ち方、ルールなどのしばり一切なく。
 (3) 各チームの論議内容の発表(10分)
  ・ 何をどう話していいのかが分からないまま時間が過ぎたチームがほとんどであった。
 (4) 議論の構造化の基本説明(15分)
 (5) 議論を構造化してやってみよう(40分)
  ・ 各チームがマンション管理組合の構成員となって、構造化を意識しながら、解決策について議論。
 (6) 発 表
  ・ 議論の目的を明確にし、常にそれを意識した  論議をしていったチーム。
  ・ 利便性と安全性という2軸からマトリックスで構造化したチーム。
 (7) 振り返り
  ・ 利害がバラバラな参加者による論議の難しさを感じた。
    ・ 難しいからこそ、合意できる会議の目的を明確にすることの重要性も痛感した。

以上、担当運営委員:とおさん(藤井さん)