【第126回中国支部定例会】2016-09-17(土) :『はじめのい〜〜っぽ in中国支部』中国支部

定例会の詳細

テーマ

『はじめのい〜〜っぽ in中国支部』

日時

2016年9月17日日(土) 13:00〜17:30

会場

ひろしまNPOセンター会議室(県民文化センター6F)

ファシリテーター

MF:フジ@富士慎一郎

ねらい

ファシリテーションの初心者(本は読んだけど、実践する場がない...という方々)
参加者全員に20分間の模擬会議のファシリテーション実践を、フィードバッカーによる10分のフィードバックで構成。フィードバッカーは実際の模擬会議ワークには参加せずに、ただただ観察者役となります。
本家のはじめの一歩では、フィードバッカーへの立候補条件として、「参加者としての参加経験」を挙げています。
これは、ワークへの参加経験からの、いっぽの趣旨を理解している人をフィードバッカーとすることで、
参加者としての学び→フィードバッカーとしての学びという第二のエンジンを回すためと僕は理解しています。
(MF:フジさんより)

参加者

MF1名+参加者18名

当日の流れ

1.プログラム

1.オープニング
2.アイスブレイク
3.ケース読み上げ
4.各グループでの事前準備
5.ワーク×4セット(作戦ダイム5分、模擬会議20分、振り返り10分)
6.ポスター作り15分、発表
7.個人振り返り
8.全体振り返り
9.クロージング
(10.茶和菓子囲会でプログラムの振り返り)

2.アイスブレイク

アイスブレイクに使われたのはA4 1枚。以下5項目を記入します。
① ニックネーム 
② 「目標」をバブルマップで記入 
③ 誕生月日(生まれ年は聞かれません!)→ファシリテーターの順番
④ やりたい役割(4択:ファシリテーター、グラフィッカー、タイムキーパー、一般参加)
⑤ 今日の決心
誕生月日でファシリテーターの順番が決まり、本日の『心意気』を宣誓。
最後の振り返りにも大活躍の優れモノでした。

3.演習

基本スタイルは「自由」メインファシリテーターからは細かい指示はなされません。
参加者に与えられたものは4つ。
お題『秋の社員旅行』、備品置き場、時間配分(20分+10分を4セット)、ポスターを15分で作り発表するということ。

通常各テーブルに配布されている、付箋やプロッキー、模造紙などは部屋の片隅に置いてあります。
会議に何が必要なのか、それもチームで話し合い必要な物を準備する。まさに、ゼロからのスタートでした。

『秋の社員旅行』(ケース文章)を基に会議はスタートするのですが、配布されたお題の文面にはゴールを拒むトラップがたくさん仕掛けられており、話しが拡がる、細部にこだわり過ぎて時間がなくなるなど、『ポスターを作る』というゴールを何度も見失いました。

20分のファシリテーター体験の後は、フィードバッカー及びチームメンバーによる客観的且つ愛のあるフィードバックを受けます。「会議に参加する人」「会議を観察する人」に役割が分かれているので、立ち位置の違うフィードバックを受けることができました。

4.振り返り

フィナーレは田坂さんによる圧巻のグラフィックショー!!(写真を参照)
全体の振り返りで、ひとりひとりから溢れ出る言葉を、模造紙にグレースケールで紡いでくださいました。

若葉マークのファシリテーターからベテランのファシリテーターまで取り組める「学べる模擬会議」でした。
たくさんの仕込み(トラップ)を考えてくださったフジさん、ありがとうございました。