中国支部 2023年1月度定例会レポート中国支部

事業内容 調査研究:中国支部 2023年1月度定例会
テーマ BOOKワークショップ〜ファシリテーターに必要なこととは?~
開催日 2023年1月21日(土)
会 場 広島県公立大学法人叡啓大学 1Fコミュニティコモンズ
講師・ファシリテーター 長谷川忠広 (FAJ会員)/岡本綾香 2名
企画運営担当 いとやん、めぐりん 2名
参加者数(会員) 5名
一般・見学者数 6名
概要 (告知文) ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、
うまくことが運ぶよう舵取りすることです。https://www.faj.or.jp/facilitation/

うまいこと舵取りするには、なにが必要でしょうか?
参加者の方と関わるときに、普段どのようなことを心がけていますか?

「ファシリテーションをするときに、ファシリテーターとしてどのような心持ちでいることが大切か」
ということは、なかなか一言で言い表せないですが、だからこそを対話のテーマにしました。
ファシリテーションのスキルを学ぶのではなく、ファシリテーターの"あるべき姿"を考える機会にしたいと思います。 

今回はタチマチシコウ委員会「図書空間2.0」との共催企画です!!
2023年始まりの月に、改めてこのテーマについて、自分自身の考えを整理してみませんか。
プログラム概要 【当日の流れ】
 ■ 問いをつくる
 ■ 本を1冊各自が選ぶ(持参本でも当日持ち寄られた本でもOK)
 ■ Input:読書タイム(約15分)・本から気づきを得る
 ■ Share Output:グループで気づきシェア・対話
 ■ Action Plan:明日に活かす小さな1歩
参加者意見
(アンケート結果)

・いつもと違う方の意見が聞けて良かっです
・同じ本でも その時々の感情や環境によって気付き・感想が異なるのが面白かった。テーマを持って本を読もうと思いました。
・問いを先に作って本を読むのは初めてだったので、これから使えそうでよかったです。
・活字を追うのが読書ではないこと 読書の違う楽しみ方
・ファシリテーターに正解はなくて、自分スタイルを築くたまに経験を積んでいくことが大切とわかった。
・こんな読書の方法があったのか?と驚きでした。時間を決められたので集中する事ができました。
・読書とファシリテーターのそれぞれに興味がある人が参加されていたと思いますが、雰囲気が非常に活性化されていて議論も気づきも多くあり、
 たいへんよかったと思います。
・ゴリラが見えなくてショックでした。よく視野を広く持つようにと言われますが、まさに短視眼になると大所が見えなくなるを体感した。
 読書ワークショップも楽しかったです、本は好きなので色々な方が読んだ本のそれぞれの感想を興味深く聞きました。マインドマップも素敵なのができましたね。

・会場となった図書空間を知れて良かったです。興味深い本に出会えて嬉しいです。
・いつもと違う雰囲気で新鮮でした(会場、参加メンバー)。カラフルなイス、コンパクトなテーブル、大きな窓、
 たくさんの「推し本」に囲まれていつもより開放感がありました
・はじめましての方たっぷり対話ができ、新しい気づきがありました。
・話題提供者のお二人が作るやわらかい感じも居心地がよく、楽しく参加できました。ありがとうございます。

・最初に全員の自己紹介が短い時間でもあればもっとお互い知り合えたと思います。
・1つのワークの時間が短か過ぎて途中からFrの話は耳に入らなかった。もう少し丁寧に進めてもらえると良かった。
・読本時間は「意図して」だったと思いますが、シェアの時間はもう少しだけ多めにとっていただけると、もっと気づきが生まれたかもしれません。
 グループごとのシェアの方法も、「発表テーブルに集まる」等の方が面白いかもしれません
・ワークシートの各テーマが自分にはわかりにくかった 改善策まではわかりませんが。

運営担当振り返り <MF振り返り>
はせ
・FAJの運営委員の方が会場の準備、参加者のハンドリング、各々のテーブルに分かれて
 雰囲気作りなどをしていただいたおかげでメインの進行に注力できました。
・初めての場所での定例会だったが、会議室と異なる空気感で、「ブックワークショップ」という内容ともマッチしていたように感じました。
・あやさんの進行がパワーポイントを効果的に使い、柔らかく、かつテンポよく進んでいたように思います。それぞれのテーブルのシェアタイムも盛り上がっていました。
・ファシリテーション初心者、読書苦手な方にも最適なワークだと思います。もっと広くいろんな方に参加してほしい。
 (定例会とは別に、「気軽な勉強会」な感じで開催もありかも。)

あや
・開催前のミーティングを丁寧に重ねて、プログラム構成のフィードバックをもらったおかげで、ファシリテーターとしての在り方を、
 他の参加者との違いを感じながら自己探究していくプログラム構成にブラッシュアップできました。同じテーマだけれども、
 参加者それぞれ違う本を読み(しかも初見OK)、気づきをシェアする面白さも、参加者皆様により感じてもらえたと思います。
・定例会であるだけに温かい雰囲気づくりに協力的方が多く、また、本があり有機的な対話活動がしやすい空間での開催でしたので、
 自然体でいれて、とてもやりやすかったです!ありがとうございました。

<担当振り返り>
・図書空間2.0さんとの初共催であったが、事前の打ち合わせを十分に行い、
 定例会は、あたかも一つの組織で開催されているかのように、スムーズに進んだ。
・会場が大学のガラス張りの明るいオープンスペースであったこともあり、参加者の気持ちもオープンで、
 素直な議論ができた。本棚の多くの本にも囲まれており、読書する雰囲気が醸し出されていた。
 各テーブルも正方形または円形の、いつもより小さめ(3~4人/テーブル)だったこともあり、
 参加者の話し合いも いつもにまして活発であった。このような環境で、また定例会を行ってみたいと感じた。
・アイスブレークは、個々人の視点が違うことがよく認識できたとともに、一気に参加者の心的バリアが低くなったと感じた。
・進行もスムーズで、参加者に戸惑いというものがなく、考え・読む・議論するの楽しさにあふれていた。
・読書法に関しては、今まで厚くて読めていなかった本のポイントをこの短時間で極めた方がいた。
 ファシリテーターに関しては、初めての本を読んで、「この本で元気な会議ができる。
 必ず購入して元気な会議を開催したい」と 意気軒高と帰られた方がいた。
・定例会後、会員になりたいという方が2人もおられた。この定例会で、楽しくかつ濃密な達成感があったことの証拠と考える。
報告作成者 いとやん、めぐりん
報告日 2023年1月26日
その他特記事項 タチマチシコウ委員会「図書空間2.0」共催