事業内容 | 2023年度支部イベント | |
テーマ |
人を大切にする社会を作るために ~映画『みんなの学校』から学ぶこと~
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開催日 | 2024年3月2日(土) | |
会 場 |
広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ) 中会議室
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話題提供者 | ・木村泰子さん(大阪市立大空小学校初代校長) ・上井靖さん (FAJフェロー) |
2名 |
運営担当 | みお、きよちゃん、ハコ、めぐりん、ゴウ、その、おかむん、わさ | 8名 |
参加者数(会員) | 7名 | |
一般・見学者数 | 一般26名、大学生8名、高校生以下3名 | 35名 |
概要 (告知文) | 子どもは、一人の人間としてその尊厳を尊重されるべきであり、人格及び能力を最大限に発達させ開花させるための学習権を保障されています(憲法13条、26条、子どもの権利条約6条、29条1項)。この 1989年国連総会で採択された『子どもの権利条約』を、日本は1994年に批准しています。現在は196の国と地域が締結する、世界でもっとも広く受け入れられた人権条約となっています。この条約の中の「すべての子どもの学習権を保障する」にこだわり、学校づくりをおこなった公立の小学校がこの映画に出てくる『大阪市立大空小学校』です。 初代校長の木村泰子さんは「地域に生きるすべての子どもが地域の学校で安心して学び合う事実をつくることが校長の責任です。大空小学校には、特別支援学級がありません。すべての子どもは同じ教室で同じ時間に本人が身に付けたい力を学びます。」と話しておられます。大空小学校は、4つの力を掲げ、今、自分がどの力をつけたいかを表明する掲示板を作っておられます。 ・4つの力 「自分の考えを持つ力」 「自分を表現する力」 「人を大切にする力」 「チャレンジする力」 児童も先生も、そして時には地域のサポーターの方も、自由に参加できる、この掲示板には、自分を見つめ、自己決定し、表明する、というプロセスがみごとに『見える化』されています。 あれ?これは・・・。ファシリテーションの基本に似ていますね。 中国支部では大ヒットした映画『みんなの学校』を、ファシリテーションを使ってひも解き、ファシリテーションを使って語り合い、ファシリテーションを使って見える化し、この映画の本質を問いたいと考えました。相手を大切にする日々が私たちに与えてくれるものとは何なのか、一緒にこの映画を観て語り合いませんか? 【こんな方におススメです】 1)子どもと一緒に学校や学びの場づくりを推進したいと思っている人 2)教育や人との関り方に興味がある学生 3)人を大切にする場をつくりたいと工夫したり、悩んでいる人 4)多様な人々が協働する組織づくりや社会を目指したい人 |
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プログラム概要 | 9:40 受付 10:00 オープニング 「みんなの学校」上映会(上映時間106分) 12:00 休憩 13:00 対談×対話 ワールドカフェ マグネットテーブル 16:30 クロージング 17:00 終了 |
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参加者意見 (アンケート結果) |
概要 アンケート回答数:36件(回収率72%) <今回参加して、取り組みたいことはありますか? 具体的にどのようなことに取り組みたいですか?> |
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運営担当振り返り | ・中学生の娘が泰子先生と話して感化された ・人間にとって「大切にされる経験」があることが心の強さや柔軟性など大きく影響することを改めて感じた。そのことは大人の社会の人間関係も全く変わらないことだと思います。この映画を軸として対話しながら探っていった「相手を大切にする日々が私たちに与えてくれるもの」とは『生きる力』だと実感しました。 ・集まった人がワールドカフェ知らなくても回してた、ファシリテーション普及していると実感 |
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報告作成者 | 山口千夏 | |
報告日 | 2024年3月20日 | |
その他特記事項 |