2023年8月度定例会レポート「AED講習から学ぶ 小さな一歩の見つけ方」中国支部

事業内容 中国支部 2023年8月度定例会  
テーマ AED講習から学ぶ 小さな一歩の見つけ方  
開催日 2023年8月19日(土)  
会 場 エソール広島・研修室2  
話題提供者 めぐりん(FAJ会員) 1名
運営担当 ハコ、(きよちゃん、ゴウ) 1名
参加者数(会員) 6名 6名
一般・見学者数 3名 3名
概要 (告知文) ファシリテーションの本はたくさん読んだ!講習だってたくさん受けた!さぁ、次は実践だ!
でも、いざ目の前に実践の機会が現れてもなかなか踏み出せなかった経験はありませんか?

今回の定例会ではAED講習の中から「なかなか一歩が踏み出せないループ」から
抜け出すヒントを探していきます。
実践に躊躇している方や実践のチャンスを探している方にピッタリの熱い企画になっています。
ファシリテーションの学習歴に関わらずご参加いただけますので、
ご興味ある方はぜひご参加ください。

※定例会は三部構成です。第一部は当日までに各自で事前に受講をお願いします。
 一部:ご自宅で各自web講習。AEDの使い方や心臓マッサージの方法を動画で学びます。
二部:広島市消防局員による「普通救命講習Ⅰ」を体験。
   一部で得たことを実際にロールプレイを行い、大切な人を守る術を体験します。
三部:講習を通して感じた気づきを共有し、自分の中にある「行動を阻害する壁」の正体を
   探っていきます。

 申し込んだ瞬間から定例会は始まっています
申込が最初の一歩です。一緒に踏み出しましょう♪
プログラム概要 ■事前web 講習(約60 分の動画視聴)

■当日のプログラム
・普通救命講習Ⅰ(実技)@広島市消防局職員
・定例会挨拶
・ミニレクチャ3種(INPUT/OUTPUT)
・グループワーク①「AED講習を通して気づいたこと」
・グループワーク②
・全体共有&チェックアウト。
参加者意見
(アンケート結果)

■印象に残ったこと、気づいたこと、良かったなと思われたこと
・自分の言葉で話す、ストーリーの力。
 知らない事への恐怖心が行動を止めるけど、知識?他の何も、経験してみないと分からないこと。
 同じ経験による仲間意識。
・救急隊員の経験談はとても興味深く感じました。
・説明の消防職員さんのモチベーションやつらい経験を聞くことができ、大変参考になるとともに、
このお話と連動して、AEDに関する知識が記憶に残ると思えることが良かった。
・胸骨圧迫について、大病している人は、肋骨が折れたにしても命が助かればラッキーでやるべきと考えていた。
これに対し、そうでない人は、肋骨が折れるかも知れないと実施に迷いがあった。このように、
自分の病気の経験で、胸骨圧迫に対する態度が違うことに気づかされた。
・行動を起こすためには、知識に加え、その行動をするとどうなるかがイメージできることが重要と感じた。

■参加して分かりにくかったこと、改善すればよいと思われたところ
・ワーク1(AED)で得た気づきを自分ごとに当てはめるなどの振り返りや一般化の時間があると、
ワーク2で更なる気づきや自分のエッジに向き合えた様に思いました。
・2時間の短時間の定例会でしたが、ひょっとしたらもっと掘り下げることができたのではと思った。

■その他
・めぐりん、お疲れ様でした。めぐりんのDIVE!を見ることができました。
・開催案内をよく見ていなかったからかもしれませんが「自分にとっての最初の一歩が踏み出せないこと」
というテーマを参加前に考えていませんでした。事前に少しこのテーマに関して内省しておけば、
当日もう少し深く考えることができたかも、と思います。(自己反省です)

運営担当振り返り

<担当振り返り>
・今回は救命救急講習を組み入れ、FAJとしては変わった定例会に捉えられたのではと感じます。
救命救急で講師の消防士が一貫して訴えていたのは、急病人を目の当りにしたら勇気を持って命を救う
行動をしてほしいということ。これはFAJが目指す自律分散社会に通じるあり方につながるとも感じた。
定例会では行動につなげるためのヒントを対話を(ハコ@中国支部)

報告作成者 箱崎博信  
報告日 2023年9月3日