事業内容 | 中国支部 2023年9月度定例会 | |
テーマ | 「心温まる自分へのギフト〜カードゲームを通じた対話の楽しみ〜」 | |
開催日 | 2023年9月23日(土) | |
会 場 | 広島県社会福祉会館 | |
話題提供者 | おかむん(FAJ会員) | 1名 |
運営担当 | めぐりん、みおさん(以上FAJ会員) | 2名 |
参加者数(会員) | 3名 | |
一般・見学者数 | 1名 | |
概要 (告知文) | あなたは自分の大切にしていることを意識していますか? もちろん、まだ意識されていない人もいるかもしれません。 自分のことを理解することは、幸福感やwell-beingを追求する上で非常に重要なプロセスです。 自分自身をより深く理解し、自分の大切にすることを探求する、そんな素敵な定例会です! 様々な言葉が書かれたカードを使って、自分自身の中で大切にしていることを考えたり、 思いを寄せたりしながら、見つけていきます。 そのゲームを通じながら、大切な言葉のコアを見つけ、いろんな人と語り合います。 参加者同士との対話を通じて、自分の大切にしていることを共有し、より深く理解し合う機会となります。 このゲームを通じて、言葉や感情が織り交ざり、新たな気づきが生まれるでしょう。 カードゲームと対話を通じて、帰る時間には自分自身へのギフトを作って、 これからの人生をより良くするための、言葉を持って帰りましょう。 定例会に参加していただき、自己理解と対話の旅を一緒に出発しましょう!!! |
|
プログラム概要 | 定例会挨拶 イントロ〜今日1日の流れと持ち帰る目標の共有〜 エンゲージメントカードの体験①〜7枚のカードで深める〜<グループワーク> ギャラリーウォーク〜どんなカードを残したのか見て回る〜 エンゲージメントカードの体験②〜3枚選んでダイアログ〜<グループワーク> カードの一覧を見てみる エンゲージメントカードの体験③〜グループの仲間に3枚のカードのギフト〜<グループワーク> 語るということの意味を考える<グループワーク> アンケート 〜今回のワークショップデザインのポイント〜 エンゲージメントカードの基本的な遊び方を体験しつつ、各パート一人10分間、話せる対話の時間を作りました。初めての経験の中、それぞれが場やカードについて探求する時間を設けました。自己開示と他者理解をポイントに設計していました。 |
|
参加者意見 (アンケート結果) |
1)エンゲージメントカードのワークの感想について ・人との関係作りに有効なカードだと思いました。 ・語彙を選択の理由の言語化が、難しく面白い。 ・ダイアログにはもってこいのツールと感じた。自他を尊重せざるを得ないツールである。たくさんしゃべりました! 2)よかったと思うこと ・カードのことばを違う視点で深めることができる。カードの対話から違う視点をもらう(あげる)ことができる ・普段、感じていたようなことを人に説明することで、言語化できた。 3)改善した方がいいと思うこと ・3人がちょうどいい。4人だったら、ギフトを3人分考えないといけなかったので、深められなかったと思う(とみんなが言っていた) ・人数が増えたときどうなのかな?今日のテーブル三人で時間がゆっくり流れて丁度良かった。 4)今後試してみたらいいと思うこと ・時間を空けてまたやったらいいね ・ファシリテーションとのつながりが見えなかった。 ・もっと多人数でやってみる 5)あなた自身のギフトは何でしたか? ・過去にとらわれず自由に!自分を信じて羽ばたいて! ・自分らしさを大切にすること。ちょっぴり健康に留意すること。 ・知ることが好きということが自分の中で大きいことが再確認できました。 |
|
運営担当振り返り | <話題提供者のふりかえり> 今回はエンゲージメントカードを題材に自己開示と他者理解をテーマとした、ゲームとダイアログを行った。ゲームの遊び方は、通常スタイルで行ったが、その後のダイアログの時間には、多くの時間を語るという行為ができるように、時間配分を行なった。最初のダイアログでは、一人あたり10分程度時間を持つと提示すると、「えぇ〜、そんなに話せないよ」という参加者の声も大きかったが、話し始めると、参加者から「実は」や「自分って」という言葉が出てき始めると、大きな会場も少ない人数で大変賑やかになったことが大きな印象であった。カードゲームによって自己開示ができるようになり、他者理解も進んだ。時間にゆとりを持たせたプログラムであったが、場次第では、大きくプログラムを変更することも可能性としてはあった。最後の問いは、「語るということの意味を考える」であったが、グループによって、異なった意見や時間になったようで、そこについて触れる時間があればと思った。終始、音楽を流していたが、かき消すほどの時間となり、参加者の満足度も比較的高かった。もう少し時間を長く取って、支部合宿などに用いるといいかもしれないという意見もあり、大変カードに興味を持っていただいた貴重な時間でした。ありがとうございました。 <担当ふりかえり> ・今回、少人数の参加となったが、それが逆に定例会後の振り返りの時間で多くの気づきを生んだような気がしている。運営担当者の振り返りでは、グループサイズへの考え方や考察時間の長さ等、どのサイズが適切だったのか等、今後の展開への提案が数多くなされ、深く振り返ることができた。何が功を奏するかわからないので、参加人数で開催の是非を議論するよりも、その中で何が探究できるのかという考え方にシフトしていく事の方が大切なのだと学んだ。また、今回のカードゲームはとても良くできていたが、それを楽しむことだけに終始するのではなく、ファシリテーターとしてそのゲームのプロセスにフォーカスし、加えて、話題提供者らしさを生かせる『問い』が練り会で生まれていたら更に実りある会になったかもしれない、と思った。 |
|
報告作成者 | みおさん、めぐりん | |
報告日 | 2023/10/20 | |
その他特記事項 |