事業内容 | 中国支部 2024年11月度定例会 | |
テーマ | ボードゲーム"コミュニティコーピング"を体験しよう ~ファシリテーション:ゲームで何が起きていた?!~ |
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開催日 | 2024年11月23日(土) | |
会 場 | 合人社ウェンディひと・まちプラザ 研修室A | |
話題提供者 | 上井靖(FAJ会員) 青木美於(FAJ会員) 永田大雅 *全員コミュニティコーピング認定ファシリテーター |
3名 |
運営担当 | 細本清子、前原めぐみ | 2名 |
参加者数(会員) | 12名 | |
一般・見学者数 | 8名 | |
概要 (告知文) | 様々な問題の最上流には、年々深まる「社会的孤立」が存在します。 孤立という病を地域の繋がりで治す方法「社会的処方」に注目し、今回の定例会では、社会的処方の促進、人や地域のwell-beingに寄与するファシリテーションの可能性を探ります。 内容は、二部構成とし、第1部では、高齢者・孤立者を地域の力で協力して救うボードゲーム"コミュニティコーピング"https://comcop.jp/ を通して、地域における分断や孤立への処方箋の社会的処方のアイディアを生み出すグループワークを展開します。 第2部では、第1部で行ったグループワークを振り返り、ファシリテーションが社会的処方にどう役立ちそうか、を探ります。 今年6月に開催されたファシリテーション・サミット富山2024のワークショップセレクションにて、今回のテーマで開催しました。参加された方々は、このゲームを通して、さらに関心を高められています。 ご興味・ご関心のあります方、是非ともご参加ください。 ▼コミュニティコーピングとは 一般社団法人コレカラ・サポート(https://koresapo.net/)が企画・開発を行った、人と地域資源をつなげることで「社会的孤立」を解消する協力型ゲームです。 ・コミュニティコーピング公式ページ: https://comcop.jp/ ・ゲーム企画・開発: 一般社団法人コレカラ・サポート https://koresapo.net/ ▼4月19日付東京新聞・中日新聞で取材記事が紹介されました https://www.tokyo-np.co.jp/article/322194?rct=life ▼7月6日、広島大学東千田キャンパス地域連携フロアsenda labで広島初のコミュコピ公式体験会が開催されました。 https://comcop.jp/news/comcop20240706.html 高齢者・孤立者を地域の力で協力して救うボードゲーム"コミュニティコーピング"https://comcop.jp/ の体験とチームビルディングを通じて、ファシリテーションの可能性をみんなで考えましょう。 |
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プログラム概要 | 1.輪になってチェックイン 2.「社会的処方ってどんなこと?」映像を見て社会的処方について知る。 3.グループに分かれ、ボードゲーム「コミュニティコーピング」を体験。 4.ゲームを振り返り、ファシリテーションが社会的処方にどう役立ちそうか、意見を出し合い、探っていく。 |
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参加者コメント (アンケート結果) |
アンケート回答15件 ◆全体感想 今後にかなり活かせる 15.4% 活かせる84.6% ◆印象に残ったこと、良かったこと カードゲーム。質の良いゲームであると思う。 初対面なのにスムーズに議論ができて驚いた。 初めて会った人達も多かったですが意外なほど会話が進んだ 盛りだくさんの4時間でしたが、短く感じました。 ゲームも、現代社会をうまく反映していて、よくできてると思います。 活気があり発言も多く、誰もが楽しく学べる場だと思います。 多様な意見を聞くことができたこと。この研修で学びを深めたいという共通目標があったので 自分の意見を伝えやすかったし、聞いてもらえるという心理的安全性があったので、学習効果が高まった。 マクロとミクロの役割やお互いを分かり合おうとする意味と重要性 皆さんの洞察がコミュニティーソーシャルワーカーの専門職みたいでびっくりした。 ◆分かりにくかったこと 少しファシリテーションがぼやっとする感じがしました。 ゲームでの気づきを、今の自分が実社会でどのように活用すればよいのかは見えてきてない 協会メンバーが、各現場でどのようにスキルを活かしておられるのか具体的に聞きたかった。 コーピング自体の説明(ゲームではなく)があれば良かった ◆これを基に何をやってみようと思いますか? もう一度ファシリテーションの意味を考えていきたい。 地域コミュニティを上手く構築していかないといけませんね とりあえずは、たくさんの人と繋がりを持つこと、長年住んでいる地域の中でのつながりづくり。 問題解決する時は、早目にみんなと話し合いながら進めていこうと思う 人との繋がりを増やすためにコミュニケーション能力を高めたい コミュニティコーピング自体に興味が湧いている |
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運営担当振り返り | <話題提供者、担当者合同振り返り> ・実施する度に内容や学びが違ってくる。メンバーによっても違うし、ファシリテーターの進め方によっても違う。 ・FAJとして実施することを考えると、進め方の工夫もいろいろしていきたい。 例えば、途中で振り返りを入れて一旦ゲームの内容に触れた振り返りをしておくと、ゲーム終了時の振り返りがコンテンツだけでなくプロセスや関係性にも触れ、気付きが深まるように思う。 途中振り返りの内容を模造紙に書くと、更によいかも。机にカードがあるのでイーゼルパットで可視化すると場を見ながら共有もできる。 などやり方の工夫や変化を考えていきたい。 ・ファシリテーターが細かく説明や内容に入らなくても、概要を説明し、後は困った時に聞いてもらうくらいでも、メンバーの中で主体的に進めていた。 ・行き詰まっても、みんなの合意で再度始めることでどんどんチームの関係性が出来ていた。チームビルディングの要素もある。 ・今回は「社会的処方」の動画を冒頭に流し、社計的孤独への理解を共通認識したのがよかった。 ・本ゲーム自体の魅力とFAJとの協働で、いろいろな可能性が広がる。 ・このカードゲームを使うことでファシリテーションスキルを上げることも出来ると思う。 (課題) ・ここで使う「コーピング」の意味が通常の「対処する」という意味と異なる感じに取れ戸惑う。簡単な説明があるとスムーズかも。 ・ゲームのゴールにこだわりルール説明重視になりがち。ゲームは失敗しても自分達で話し合ってやり直しながら気付いていくやり方もあると感じる。 |
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報告作成者 | 細本清子 青木美於 | |
報告日 | 17/12/2024 | |
その他特記事項 |