2024年度1月定例会【ファシリテーターの多様性を体感しよう!こんな時あなたならどう振る舞う??~FAJ公開基礎セミナーの質問から考えるファシリテーターのチカラ~】中国支部

事業内容 中国支部 2025年1月度定例会
テーマ
ファシリテーターの多様性を体感しよう!こんな時あなたならどう振る舞う??~FAJ公開基礎セミナーの質問から考えるファシリテーターのチカラ~
開催日 2025年1月25日(土)
会 場 フィルスペ広島紙屋町RoomA
話題提供者 北川 亜紀(FAJ会員) 1名
運営担当 前原めぐみ・細本清子 2名
参加者数(会員) 10名
一般・見学者数 3名

あなたのファシリテーションスタイルはどんなものですか?
ファシリテーションの4つのスキル「場のデザイン」「対人関係」「構造化」「合意形成」はあれど、性格と同じようにファシリテーターとしての振る舞い方には人それぞれ違いがあります。
 
でも、その違いを知る機会って少ないと思いませんか?
 
今回、公開セミナー基礎講座で受講者からあがったリアルな質問をベースに「こんな時あなたはファシリテーターとしてどう振る舞う?」を参加者同士でシェアします。
 
「そんな捉え方・振る舞い方もあった!」
多様な振る舞いを知ることで、自分のファシリテーターとしての引き出しを増やしてみませんか?
 
ファシリテーターとしての経験は問いません。
初心者でもベテランの方でも、シェアを通して捉え方の違いを味わっていきましょう。

【ファシリテーション基礎講座とは?】
「ファシリテーションに興味がある」「これから必要になる」、そのような方にお勧めする講座です。
ファシリテーションの基礎を、講義と演習を通じて、初歩から一歩ずつ体系的に学んでいただけます。
詳細はコチラをご覧ください
https://www.faj.or.jp/activity/seminar/

プログラム概要 1.チェックイン
2.基礎講座の概要説明
3.ケーススタディ×3
4.振り返り、チェックアウト
参加者コメント
(アンケート結果)
◆回答数 13件/13件中(回答率100%)

◆今後に活かせますか 
かなり活かせる 8件(61.5%)、活かせる4件(30.8%)、わからない1件(7.7%)、あまり活かせない0件 

◆参加して印象に残ったこと
・多くの意見を聞くことができて、ファシリテーターには、様々な『在り方』があると感じた。
・目的と成果を関係者と共有することが大切
・たっぷりとグループワークがあり、他の人の考えや想いから刺激的でした。と同じに自分の事を振り返る事ができました。ファシリテーションを学び続けたいと改めて思いました。
・無責任なアイデアだしから自分化へのプロセスが重要であると思った。
・打ち手の質の違いを擦り合わせていくか、またはお互いが考えていることを伝え合うプロセスを作ることで、想いがきちんと消化できること
・基礎講座受講者から実際にあがってきた問いが提示され、そのなかから興味のあるテーマ話ができたので、リアル感がありました。休憩もほどよくあって集中できました。
・実践に基づいた学びあい
・話を進めていく中で、沈黙の時間にポロッとでた言葉がきっかけで話が進んでいく様子が印象に残りました。意見を待つ我慢をする事で広がる意見を体験できて良かったです。
・実態にそった話ができた
・他の方の事例を聞く時間が多く参考になった。
・基礎講座の振り返りになった
・各ケースとも事前の打合せなど「場のデザイン」が大切だとする意見が多かったこと
・初めて参加しましたが、入った瞬間に歓迎されていると感じ、場が安全であることがわかりました。皆様のご意見、とても新鮮で、基礎が大事であることを実感しました。

◆参加して分かりにくかったこと
・ファシリテーションそのものについての説明があるのかと思っていましたが、それが無いままの実践だったので、分かりにくかったです。
・言葉的に専門的なところもあり、少し分かり難かったです。ロールチェックなど。
・個人の課題は前提を整えるのに時間がかかる、ここを揃えるにはどうしたらいいんだろう
・2回くらいにして、議論を深掘りするのもいいか?
・実際のセミナーで講師が答えた内容をもっと伝えてもいいのかなと思った
・共通言語がわかれば、理解できるだろうなと思う場面はありました。

◆これを基に、あなたは何をやってみようと思いますか?
・事例を出させてもらったので、皆さんの意見を踏まえ、月曜日の振る舞いを考えます(笑)
・意見が出ない場でのあり方や技法。特に技法で忘れかけていたことを改めて認識できた
・次回の会議では準備から関わってみようと思う。(お願いしてみる)
・メンバーと一緒に下準備をする、今回手に入れた「声掛けフレーズ」を使ってみる
・事前の準備が出来るものは、準備していこうと思います。
・アドバイザー業務に活かせたらと思いましたが、今日の段階では無かったです。
・よかったことの実践(自分なりの意図を持って)
・やっていることの言語化(言動と意図、やってみての観察)
・Frの意見は途中で言う
・ある会議の進め方をこうしょうと!と思えました
・自分の会社の会議の改善に影のファシリテーターとして取り組みたい
・場のデザイン(ネゴなど)を入念に行っていきたい
・基礎研修を受けられるよう調整する。
話題提供者振り返り ・想定したよりも積極的な発言が多く、時間管理を臨機応変に行った。
 結果、参加者アンケートでも好評を頂けてよかった。
・こちらから提供したケーススタディテーマ+参加者持ち込みネタで進めたが、初参加の方からのテーマ提供もあり、積極的に参加いただけてグループワークが活性したことはよかった。
・参加者コメントで専門用語/意味が分からない単語が出てきたときには、全体の場でその意味を確認する時間を設けたほうがよかった。
・当日のゴールを見失わないように、常に掲示できるようにしてもよかった。(話し合いのヒントの映し出しは継続しておく)
運営担当振り返り ・アンケート回収率100%、アンケート記入時間が5分以上時間内で確保できたことが大きい
・休憩含め疲れを感じない、あっという間の時間配分だった。最後数分程度の余裕があった。この時間を全体質問タイムやMFへのフィードバックタイムなどMFと相談し工夫できたかもと思う。
・企画・構成、話題提供者のテンポ感はすばらしく、提示された題材もとてもリアルで、思わず基礎講座に参加したくなる内容でした。実際、基礎講座への参加を迷っていた非会員の方が定例会終了後には参加を決断されました。
・定例会が単なる情報提供にとどまらず、参加者自らが学びを深めるきっかけとなり、定例会の意義を実感させてくれました。
運営担当として、振り返りのすすめ方や時間の使い方に反省材料があった。次回から場の声の拾い方など工夫が必要だと感じた。
報告作成者 前原めぐみ・細本清子
報告日 2/7/2025