【第27回広島サロン例会】2008-01-19(土):ファシリテーションと心理学中国支部

広島サロン2008年1月例会議事録

■日 時:2008年1月19日(土) 13:00〜17:00
■場 所:広島市立中央図書館セミナー室
■参加者:22名
■担 当:吉田さん
■テーマ:「ファシリテーションと心理学」
■概 要:ファシリテーションの重要な要素であるコミュニケーションを
心理学的側面から学ぶ。
交流分析の手法から自我状態を把握し、相手の状態も認識
しながらの臨機応変なファシリテーションへと活かす。
これを経験したら、もっと違った自分に会え、そして更に素敵
な自分と、ファシリテータになれる!?
■内 容 
①アイスブレイク
  ○「バニバニバニー!」
  ・みんな、うさぎさんになって、ぴょんぴょんはねました
 ・3人一緒にバニー光線を受けて飛び跳ねる様子は「こども=FC」そのもの

②交流分析について「5人の私」の説明
  ○エゴグラム作成
  ○自我状態を伸ばす方法
  ・「がんこおやじ型」あり、「典型的なM字型(アイドルタイプ)」あり・・・。
  ・自分のエゴグラムを見て、納得したり、新しい面を発見したり・・・

③ブレーンストーミング
  ○4つのグループで質より量を競う
  ・119個と118個のかなりハイレベルな戦い
119個のチームは、118個のチームの個数を聞いてニヤッと
・ 「これはどうかな?」と思わせない(思考を停止させない)
場作りが、量を多くさせることを再確認

④ワーク「常識人間をさがせ!」
 ○コンセンサスゲームの常識問題編
・最高得点は9点を獲得したお二人
 ・話し合いによって正解数が減少したチームが多かったのはなぜ・・・
ここに「話し合い」のコツや秘密がありそう
・皆が同じ答えなら、それが正解と思い込んでしまう危険性を知る
・何が問題点なのかを共有できると、話し合いに納得感得られる

⑤ワーク「昇格人事」
 ○カード記載の自我状態を各自が演じながら、課長と係長への昇格者
を決めるというワーク
・制約がある中でいかに有効に話し合うことができるか?
・残念ながら時間切れですべての結論が出たチームはなし。
・演じきることの難しさを痛感
・言葉の意味、目的を共有すると話し合いが円滑に進むことを再確認

以上、とっても有意義な定例会でした。